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【建築のタネ】コアと現在地

コアと現在地

─建物の複雑さを整理する「目印」─

No.082


建物の形状が複雑化する中で、しばしば見落とされがちなのが「利用者が現在地を把握できるか」という視点です。

建物を利用する人々が「私は今どこ?」と迷わないようにするためには、建築デザインの工夫が求められます。特に、フロアごとに異なる平面構成を持つ建物では、目印となる空間が必要です。

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■ 現在地を把握しやすくする工夫

・吹き抜け空間の活用
→ 異なる階層を視覚的につなげ、空間の連続性を強調する。

・コアとなる空間の設置
→ 階段やエレベーターを軸に、利用者の位置認識を助ける。

・視認性の高いデザイン
→ 特徴的な形状や色彩を用いた目印を配置することで、直感的な方向感覚をサポートする。



■ あえて「現在地を曖昧にする」設計

ただし、美術館や水族館など、空間体験に重点を置く施設では、あえて現在地を明確にしない設計も考えられます。迷いながら探索することで、新たな発見を促す空間デザインも存在するのです。

建築の複雑さとわかりやすさ、このバランスをどう取るかが、設計の重要なポイントとなります。

順路に関しては下記をご覧ください。


■実例解説(動画)

巨匠フランク・O・ゲーリー設計の「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」を例に解説した動画がありますのでご覧ください!1分解説!

\本編おわり!/


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▲BEAVER NETWORKより

「コア」は吹き抜け、あるいは上下階を貫く要素があることで、はじめて効果を発揮します。そして、その要素に対して、視線をいかに誘導するかもセットで大事になります。これらの合わせ技であることを意識すると良い空間になるのではないでしょうか。


▶関連タグ

#建築 #建築設計 #吹き抜け #視線誘導


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複雑な建物ほど、根幹の部分にシンプルさがあると迷いません。また、「あそこに行ってみたい!」という探求心の促進など、様々な効果があるのです。

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