海外で人間関係に疲れたあなたへ。全員と仲良くしないほうがうまくいく
「同じ日本人なんだから、うまくやらなきゃ」
そう思って無理をしていませんか?
海外の日本人社会は、実はとても狭いコミュニティ。
人を選び、関係にレイヤーを作ることは、排除ではありません。
自分と家族を守るための、静かで健全な戦略です。
こんにちは。
教育移住を4回、海外生活通算14年のリアル孟母ベティです。
もしあなたが今、
海外生活で人間関係に少し疲れている
「同じ日本人なんだから、うまくやらなきゃ」と無理をしている
子どもの友だちの親との距離感に、正解が分からなくなっている
人を選ぶ自分は冷たいのでは、とどこかで罪悪感を抱いている
そんな気持ちを少しでも感じたことがあるなら、この記事はきっとお役に立ちます。
前回の記事では、
「クリスマスぼっち耐性」「ぼっち力」「距離感」が、
海外生活ではむしろ生き延びるための才能になるという話を書きました。
今回はその続きとして、
なぜ海外では「人を選ぶ」ことが悪ではなく、
むしろ健全な生存戦略なのかを、
感情論ではなく、数字と構造から整理してみたいと思います。
私がこの話を書くのは、
海外生活14年の中で、
「人間関係で折れていく人」を本当にたくさん見てきたからです。
能力が足りないわけでも、性格が悪いわけでもない。
ただ、
狭いコミュニティの中で、全員と仲良くしようとしすぎた
それだけで、心がすり減ってしまう人が多かった。
一方で、長く海外で暮らし続けている人たちは、
例外なくある共通点を持っていました。
それは、
誰を大切にするかを、自分で選び、
関係の距離を意識的に設計していること、なんです。
そして、子どもは絶対「一人でも機嫌の良いかーちゃん」が嬉しいの。

香港700万人、日本人2万5000人。人口2万5000人の「日本人村」に住んでいます。
まず、数字の話から。
私が長く暮らした香港の人口は、約700万人。
その中で、日本人の人口はおよそ 2万5,000人前後 です。
(私が住み始めた2009年ごろは日本人人口4万人、2020年ごろは2万5000人と言われていました)
割合にすると、約0.35%。
これ、どれくらいの規模感かというと──
日本の一つの中規模タウンと、ほぼ同じです。
・一つの市
・一つの学区
・下手すると、同じ駅圏内
それくらいの人数しかいない。
「日本人社会」は、実は“超・狭いコミュニティ”
さらに条件が重なります。
・居住エリア
・同じ年ごろの子どもがいる
・学校や習い事
・同じスーパー
この条件がそろった瞬間、世界は一気に狭くなります。
学校、習い事、日本語補習校、日本人会、病院、駐在ネットワーク。
気づくと、
あれ、この人も
あの人も
だいたい知ってる
という状態になる。
これは偶然ではなく、構造です。
初めて会う人は「絶対に既存の知り合いとFBでつながっている」という状態が起こっていたし、Aさんと会ってない週でもAさんが先週末何してたかFBで筒抜け。
次の週にAさんに会ったら「先週香港ディズニーランド行ってたんだね~」みたいな声かけがしょっちゅう。
あれ・・・私大都会に住んでいるのに、田舎に住んでいるみたいだな、って京都の田舎出身の私はだんだん既視感を感じていきました。
(田舎はお互いどこで何をしているか行動を把握しあっている)
町じゅうの母親が、親友になるわけがない
ここで、ちょっと冷静に考えてみてください。
日本に住んでいて、
・同じ市に住んでいる
・同じ年ごろの子どもがいる
という理由だけで、
町じゅうの母親が、全員親友になる
なんてこと、ありえませんよね。ね!
・価値観が合わない人
・話していて疲れる人
・距離を保ちたい人
必ずいます。
それが普通です。
海外だけ、なぜか
「みんな仲良くすべき」
「人を選ぶのは冷たい」
「同じ日本人同士」
みたいな空気が生まれる。
でも、それは海外がゆえの錯覚です。
人を選ばない=優しさ、ではない
海外日本人社会でよく見るのが、この状態です。
・知り合いだから断れない
・狭い社会だから揉めたくない
・感じ悪いと思われたくない
結果、
・無理に深く付き合う
・疲れても笑顔でいる
・人間関係で消耗する
これ、優しさではありません。
むしろ、自分を削る・自分に優しくない生き方です。
「人を選ぶ」は、排除ではない
ここ、誤解されがちなので大事なところです。
私が言っている「人を選ぶ」は、
・誰かを見下すこと
・関係を切り捨てること
・閉じた世界にこもること
ではありません。
・挨拶はする
・情報交換はする
・必要なときは助け合う
でも、
心の居場所は、別に持つ
ということ。
誰とでも毎日ベタベタしてカフェとか呼ばれても飛んでいかなくてもいいってことですよ!
海外では「関係のレイヤー分け」が必要になる
海外生活が長く続く人は、だいたいこれをやっています。
・子ども経由の関係 → 役割として、丁寧に
・自分の友人関係 → 少数精鋭で、深く
同じ「人付き合い」でも、
レイヤー(層)を分けている。
全部を親友にしようとしない。
全部を拒絶もしない。
この中間が、いちばん健全です。
狭い世界だからこそ、距離感が命綱になる
人口700万人の街に、日本人2万5000人。
しかも、その中で
同じ属性が集まれば、さらに世界は狭くなる。
そんな環境で、
・誰と深く付き合うか
・どこまで関わるか
・どこからは役割か
を意識しないと、
人間関係が生活そのものを圧迫します。
だから、
人を選ぶことは、冷たさではない。
海外で長く生きるための技術です。
前回の記事とつながる話
前回書いた「ぼっち力」とは、
・ひとりを楽しめる力
・外に承認を求めすぎない力
・距離感を保てる力
のことでした。
数字で見ても、構造で考えても、
やっぱりこれは才能なんです。
町じゅうの人と親友になる必要はない。
海外でも、それは同じ。
自分が大切にしたい人を、
自分で選んでいい。
うわさ話や陰口グループに巻き込まれるくらいなら、
LINEやZOOMで、本当に気の合う日本の親友たちとしゃべりまくっていた方がマシ!
それだけで、海外生活はずっと楽になります。
目指せ!一人上手!
というわけでなにかどこでもできる趣味とか作ったほうが生産的!
私は今日は異世界居酒屋のぶごっこの続きです!


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