【想像以上】チェンソーマンはカラー版がおすすめ!
『チェンソーマン』の勢いが止まりません。総集編アニメが公開され、ネットでも話題沸騰。筆者も観ましたが、何度見ても新鮮で、暴力と美しさが同居する不思議な体験に引き込まれます。
そしていよいよ「レゼ編」も映画化。しかもIMAX上映ということで、大画面・大音響であの物語を味わえるなんて、原作ファンにとっては夢のような展開です。
さて、アニメや映画を観ると必ず湧いてくる欲求があります。
「この続きが気になる」というものです。
筆者も同じで、結局のところ何周も原作を読み返すことになりました。そこで気づいたのが、ただ読むよりもカラー版で読むと圧倒的に体験が変わるという事実です。
今回は、その理由をじっくり紹介していきます。
※ネタバレを含みます。
▼チェンソーマン カラー版 1
▼チェンソーマン カラー版
モノクロとカラーで“血”の意味が変わる

まず一番わかりやすい違いは「血」です。
チェンソーマンという作品を象徴する要素でもあり、デンジやパワーの戦いには常に血が絡んできます。モノクロでは線やトーンで処理されているため、読み慣れると流してしまうこともありますが、カラー版だと視覚的なインパクトが段違いです。
赤が飛び散る瞬間、その場の痛みや恐怖が一層生々しく迫ってくる。単なる“演出”ではなく、物語に流れる残酷さと悲しみが直感的に伝わるのです。
藤本タツキのセンスは色でさらに輝く

次に注目したいのは芸術性。
藤本タツキ先生のコマ割りや構図は、モノクロの段階でも映画的だと評価されています。ですがカラー版では、そのセンスがさらに引き立ちます。

背景の空気感や街の雑踏、悪魔の異形さなどが色彩で強調され、ページをめくるたびに「これは漫画でありながら美術作品でもある」と感じさせられるのです。
特に夜のシーンや光の差し込み方などは、映画さながらの映像体験といえるでしょう。
戦闘シーンの迫力は倍増

チェンソーマンの醍醐味といえば、破壊的で狂気じみたバトルです。チェンソーの刃がうなり、血と火花が飛び散る瞬間。モノクロではスピード感を線で想像する必要がありますが、カラーだと脳に直撃するほどの臨場感があります。
赤やオレンジのきらめき、背景に広がる黒煙や破片の色合いが加わることで、まさに“動く漫画”に近い感覚になるのです。
アニメを観てから原作に戻る人には、特にカラー版をおすすめします。
キャラクターの個性がより際立つ

アニメをきっかけに作品に入った人ほど感じるはずですが、キャラクターの髪色や瞳の色は、イメージを形作る重要な要素です。
モノクロで読むと記号的に処理されてしまう部分も、カラーだと鮮烈に焼き付き、彼らの存在感を何倍にも増してくれるのです。
アニメや映画から原作に戻るとき、カラー版はまさに“橋渡し”の役割を果たします。
読み返すたびに新しい発見がある

筆者は何度も原作を読み返していますが、カラー版に切り替えてから「あれ、こんな表情をしていたのか」と気づく場面が増えました。
血の色だけでなく、風景の色彩や細かな小物の色合いが、登場人物の心情を映し出している。まるで監督が隠しメッセージを仕込んでいたかのように、新たな解釈が浮かび上がってくるのです。
読み返す楽しみが増えるというのは、長期的に見ても大きなメリットだといえるでしょう。
カラー版は“体験”としておすすめ

結局のところ、カラー版を読むことは単なる娯楽以上の“体験”になります。
アニメや映画で刺激を受けたあと、カラー版の原作をめくれば、作品世界をより深く、鮮明に味わうことができる。
チェンソーマンの魅力を最大限に堪能するためには、モノクロ版ではなく、カラー版を選ぶ価値があると断言できます。
読んでいてより“辛さ”が伝わる

チェンソーマンは単なるバトル漫画ではなく、登場人物が次々と過酷な運命に巻き込まれていく物語でもあります。
血の赤、涙の色、夜の暗さといった要素が加わることで、彼らの痛みや絶望がよりリアルに突き刺さるのです。
モノクロだと想像に委ねられていた部分が、カラーになることで逃げ場をなくし、読者も一緒に心をえぐられる。
だからこそ、ただ“迫力が増す”以上に、作品が本来持つ残酷さと切なさを深く味わうことができます。
現状は11巻までの刊行

ひとつ注意点を挙げるなら、カラー版は現時点で11巻までしか刊行されていないことです。
原作はもっと先まで続いていますから、続きを全部カラーで一気に読むことはできません。ですがこれは逆に、「まずは11巻までをじっくり楽しめる」という利点とも言えます。
序盤から怒涛の展開をカラーで味わえば、その後のストーリーを待つ時間すら楽しみに変わるでしょう。
チェンソーマンをこれから読む人も、すでに何周もしているファンも、カラー版で読み直せばまったく新しい発見があるはずです。
アニメや映画に心を揺さぶられた人ほど、キンドルのカラー版で続きを体験してみてください。
それは単なる“読書”ではなく、藤本タツキが生み出した世界にどっぷり浸るための最高の手段です。
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▼チェンソーマン カラー版
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