【ケリケリ②】罰金⁉️NZ🇳🇿マンダリン収穫の真実
オレンジ色になっているマンダリンをハサミで切り取り、
1000×700×300の大きさの入れ物に入れて行く。
これ1個が⒈8〜2.5ドル。

労働時間は日の出から日没まで。
好きな時間で勝手に働いて勝手に帰るだけ。
帰る時にSVに収穫した入れ物の個数を確認してもらい、
その日の稼ぎが幾らかメモをもらって終了。
労働開始の初日に、契約書に名前と銀行口座番号を記入する。
給料は銀行振り込みである。
さっそく担当エリアに案内されるのだが…
足場がぬかるんでいる。
だからみんな長靴なんだ?
既に靴は中まで泥だらけ。
途中で足をとられてコケるし靴は脱げるし最悪。
労働開始前にして 、
ひと仕事終えたような格好になってしまった…

取り直せない気のまま労働開始。
すぐになぜみんな雨ガッパを着ているのか理解した。
木が朝露で濡れていて、
マンダリンを取ろうとすると、
枝や葉が体中に当たる。
5、6個収穫した時点で全身ずぶ濡れとなる。
長靴と雨ガッパを持ち合わせて無いアホが1人…
一体何しに来たのか?
事前準備の大切さを学んだ。
(そういえば本田圭介もよく準備準備って言ってたっけ?)
全身ずぶ濡れの、
泥だらけになったおかげで吹っ切れた!
やってやる!
マンダリンを切って!
取って!
採りまくってやる〜!

ガムシャラに労働に励んでいると、
SVに呼ばれる。
何?
俺様の働きぶりに感動した?
やれば出来る子です!
日本人なんめんなよ!
ガハハと心で叫ぶ。
さてご用件は何でしょう?
あなたね〜 ダメですわよ !
ハサミでマンダリン傷つけちゃたら!

え?
これ見てごらんなさ〜い。
と長靴を履いたロッテンマイヤーさんが言う。
(SVがアルプスの少女に出てくるキャラに似てる)
何の事でしょう?
これこれ見て見て。
これもあれも見て見て。
ここここ。
皮に傷入ってますわよ。
あ、本当だ…
実は収穫したマンダリンを、
SVが不定期に抜き取り検査しにやってくるんです。
傷もののマンダリンが 1個あると5セント、
2個あると10セント、 3個あると50セント、
4個あると1ドル 。
収穫した箱全部に対して罰として差し引かれるんです。
2個までは耐えられる。
でも3個見つかるとダメージがでかいんです。
例)
1箱2ドルのエリアで1日40箱収穫。
抜き取り検査で2個、傷モノが発見された場合。
2ドル×40箱で80ドル(ノーペナルティーの給料)
10セント×40箱=4ドル(傷2分のペナルティー)
この日の給料は80ドルから4ドル引かれた76ドルで、
これが日給となる訳です。
ちなみにマンダリンがいっぱい付いている木があるエリアは、
1箱当たりの単価が安く、
逆にあまり付いていない木があるエリアの単価は、
高くなる仕組みです。
結局、初日はロッテンマイヤーSV様の抜き取り検査で、
4個の傷モノが発見され1ドル/箱引かれる事に…
NZの労働観光査証を取得し、
ケリケリと言うインパクトのある名前の場所で、
まさに踏まれたり蹴られたり…
ぎゃふんと言葉に発して笑わずにはいられない心境 。
身も心もずぶ濡れな悲しき季節労働者に幸はあるのか?
慎重に作業を再開。
隣のレーンの奴はどうやってるか見てみると、
木陰で昼寝してる。
参考にならん。
その向こうに動きの良い奴がいる。
おお! 動きに無駄が無い。
ゆっくり真似してやってみる。

とにかく移動距離を最短にする。
あとは素早く動く。
これに尽きる。
言葉で言うは易し。
これが結構難しい…
マンダリンを傷けないように、
慎重に慎重に。
なるべく早く動く事を意識して、
ひたすら収穫する。
何個収穫出来たかな?
1、2…17個 1個2.2ドルのエリア。
ペナルティで1ドル引かれ、
20ドル40セント…
1日やってこれだけか…
初めてだしこんなもんか?
アレ?
気がついたら周りに誰もいない。
みんな何処へ消えた?

