【初期サイン③】3歳のレイが繰り返していた「感覚刺激」とは?
「これって発達遅れ?」レイの3歳ごろに見られた
“発達に関する5つの違和感” を一つずつご紹介しています
今回はその第3弾として、3歳前後のレイに見られた
「感覚刺激を求める行動」についてまとめていきます。
当時の私は、これらの行動を見ても
「ちょっと個性的な遊び方だな」
という程度に思っていました。深刻に考えていたわけではありません。
しかし後からアメリカで療育を受けた際、
いずれも 感覚刺激を求める行動で自閉症の子によく見られる行動の一つだと教えてもらい、ようやく行動の意味が理解できました。
同じように
「なんとなく我が子の行動が気になる…」
という方の参考になれば嬉しいです。
1. 壁に手の甲を当ててパタパタする動き
レイが2〜3歳のころ、一番よく見られた行動です。
壁に自分の手の甲をバンっ!と当てる
そのあと手のひらを何度も開いたり閉じたりする
自分の手の動きをじっと見つめている
この一連の動きを繰り返していました。
特に、疲れているときや緊張しているときは、
壁にバン!と手を当てる力が強くなることもありました。
パパのアメリカの実家へ帰省するため長時間フライトした際、
睡眠不足と疲れがピークに達したのか、
この行動が いつもより明らかに激しくなりました。
レイは飛行機の中のあちこちに移動したがり、移動しては壁に手の甲を当ててこの動きを何度も強く繰り返していました。
その様子を見ながら私は、そもそもこの行動にはどんな理由があるのか、
そして「なぜ今日はこんなに激しいんだろう?」と疑問を感じていました。
アメリカに着いてから療育の先生に相談したところ、
これは 感覚刺激を得るための行動 だと教えてくれました。
ただ単に手を開閉する動きを見て楽しんでいる場合もあれば、
疲れや緊張を和らげるために行うこともあるとのこと。
また、こうした感覚刺激を求める行動は
危険がなければ深く気にする必要はなく、
すぐに介入すべきものではない(= その行動をすぐに止めさせる必要はない)ということも知りました。
2. 走りながらフェンスを横目で見る癖
レイは小さい頃から、ものを横目で見る癖がありました。
これも後になって、感覚刺激を求める行動の一つだと知りました。
公園では、同じフェンスの前を行き来しながら走り、
そのフェンスの模様を横目で追い続ける、という行動がよく見られました。
おそらくレイにとっては、走りながら視界の端に入るフェンスの模様が、
視覚的に心地よい刺激だったのだと思います。
そのため、レイは、他の子たちが最初に向かう遊具や砂場には
まったく興味を示さず、いつもフェンスの前で同じ動きを繰り返していました。
当時はその様子を見ていた私は、
「レイの遊び方って本当独特だな。。。(笑)」と思っていました。
3. 乗り物の“全体”ではなく、"タイヤ"だけを見続ける
この行動は、レイが1歳ごろから3歳ごろまでによく見られた行動でした。
電車博物館に行って実物大の車両を見ても、
駐車中の車を見ても、
自分が乗っていたベビーカーを見ても、
レイがまず注目するのは “全体” ではなくタイヤや車輪など一部のパーツでした。
この様子を見て、私は
「どうして全体じゃなくて、そこだけ見るんだろう?」
と疑問に感じ、
YouTubeで「自閉症の子どもの特徴」といった動画をよく検索して見ていました。
そこで、タイヤなど「特定のパーツだけを見続ける」お子さんの様子が紹介されているのを見て、
「あー、これよくあるやつだ。レイと同じだ…」
と感じたことをよく覚えています。
この頃から、
「なんとなく自閉症かもしれない」
という可能性を、少しずつ意識し始めていったことを覚えています。
🌧 当時の気持ちは、ただただ「不思議」
これらのレイの行動について、当時の私は
「不安」や「心配」というような気持ちよりも、
「この独特な行動は何を意味しているんだろう?」
という “不思議” のほうが大きかったです。
育児の中で困る場面があったわけではなかったので、
深刻に悩むこともありませんでした。
とはいえ、育児の中で困る場面があったわけでもなかったので、
当時は深刻に考えることもなく、ただレイを見守っているだけでした。
しかし、アメリカの療育の先生から、
その特徴や原因について説明を受けたことで、
それぞれの行動にはちゃんと理由があったのだと
理解できた瞬間でもありました。
🌈 次回予告
次回は、レイに見られた
「④ 強い偏食」
について、当時の具体的な場面を交えてお話しします。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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