「楽々樂考」始めました!~新しい学びの場をどのように作るのか?
「河童の目線で人世を読み解く」市井カッパ(仮名)です。
「すべての組織と人間関係の悩みを祓い癒し、自然態で生きる人を増やす」をミッションに社会学的視点から文章を書いております。
御覧いただき、ありがとうございます。
現在、毎日、1記事投稿を目指して執筆していますが、火曜は「教育」に関する記事を執筆したいと思います。
昨日はAIに手伝ってもらって自分のポートフォリオを整理してみました。
このように整理すると、一見、ばらばらな自分の行動や関心に、いくつかの軸が見えてくるような気がします。そのひとつが「教育」だな、と思ったのです。そこで「教育」というテーマで何が書けるかな、といろいろ考えたところ、まあ、様々なキーワードが頭に浮かびました。で、これはいくらでも書けるなーと。
昨日は、上の記事で予告したように、下記のイベントの文字起こしを原稿化し始めたのですが、その内容が面白くて、ああ、学ぶのって楽しいな、と思ったのです。
このイベントは、下記の記事で書きました「新しい学校を作っていきたい」の最初のキックオフとして開催させていただいたもので、その手ごたえというか、実感を持った機会でもありました。
この学校は、このnoteをベースに展開していくことを考えています。昨年度、大学での「非営利組織の経営」という授業の非常勤講師を引き受けた際、何が達成できればその授業の意味があったか、と考えた際、それは、学生さんにとって、将来に渡って何か記憶に残る授業になればいいな、と思ったのでした。
で、記憶に残るというのは何かと言えば、それは私がよく言うのですが、不可逆変化を起こしたい、ということです。不可逆変化とは、変化した状態に戻すことができない変化のことです。これは記憶モノに多いですが、試験のためにしっかり覚えても、試験が終わるとすっかり忘れてしまう、というのは日本の教育あるあるかと思います。使わない知識など、そんなものです。こういうのは教育における可逆変化であると思っています。
そうではなくて、知ってしまったからにはもう知らない自分には戻れない。そういう変化が授業を通じて起これば、その授業は成功したと言えるのではないか、と。そういう目標設定をしました。
そのために何をやるか、ということで、実際にやったことは、アウトプット重視の授業にしたことです。初回の授業と言うことで最初はあいまいなまま始めましたが、学生さんにも指摘され、授業の途中でルールを決め、アウトプット量が多ければ多いほど点数がよくなるように成績評価基準を設定しました。まずは、中身ではなく量が大事、と。
このルールという考え方も大事だと思っていまして、というのは、これは会社のマネジメントにも通じるのですが、授業の中で教師や先生は絶対の権力者として君臨しています。ルールが明確に示されておらず、都度、判断を仰ぐという構造では、この絶対権力構造は崩れないのです。では、どうするか。この権力構造の外にまずはルールを作り、そのルールに従うことを決めます。これは権力者の仕事です。ただし、一度、決めたルールは変えない。あるいは、変えるためのルールを示しておく。権力者が都度、気分でルールを改変していては、これは結局、絶対権力を保持し続けるから、意味がなくなります。ということで、初年度は慎重にルールを設定し、質問に答える形でそのルールを整備していきました。
まあ、そんなこともあり、アウトプット中心に展開して、つまりは毎回の授業にレポートを書いてもらったのですが、これが面白い!
レポートといっても「〇〇について書きなさい」ではなく、「〇〇についてあなたの考えを書きなさい」的なレポート。要するに正解や答えがない、自由なレポートです。学生には事前にオリエンテーションを実施し、「正解やいいことを書く必要はない。自分が思ったことを自由に書くことが大事」と伝えていて、何しろ履修者が120名超えということで、すべてにコメントすることはできないので、提出が早かったもののみ、動画でフィードバックもしました。
そんな感じで3ヶ月の授業をこなしたのですが、ゲストのお話もかなり面白く、学生さん達には良い刺激となったのかな、と思ったのでした。(ちなみに、この授業を大学生が受ける意味、というテーマで、外部に出す前提で学生から意見をレポートで出してもらっていますので、こちらはこちらで、どこかでまとめようと思っています。)
さて、話を戻しまして、いわゆる世の中の学びの場が「偉い先生」が「知識・ノウハウを伝授する」という旧型モデルばかりで、それを批判している人たちも同じようなことをやってるなぁ、と思っていまして、そうじゃなくて「学びの場」の提供に徹することはできないかな、と思って考え付いたのが、「楽々樂考」という場です。
上のイベントでは、その趣旨と参加者募集をしました。下記は発言を文字に起こしたものです。
今回のアイデアなんですが、結論から言いますと、甲田さんに樂長になっていただきまして「楽々樂考」というnote上のマガジンを作りたいと思っています。
noteの仕組みは皆さん、どこまでご存知かご存知か分かりませんけども、自分が自分のところで挙げた記事を単に「楽々樂考」というカテゴリーに入れるだけの話なので、別に何かを取られるわけでも何もありませんので、是非、やっていただいて参加いただけると嬉しいなとこちらでは思ってます。
私は、息吸って吐くようにテキストとか作れてしまう人間なので、これが将来的に、なんか出版物的なものになっていくといいなと思ってます。最終的に「楽々樂考」という冊子ができたり、こういうリアルのこの人が喋ってる内容ちょっと面白いんで、こういう集まって話をする会にしたいとかいう感じで、そういうのも増えていって、そこで学んでいった人が最終的に単位を取れるような感じを考えています。
「楽々樂考」のnoteの方に記事を書いた人は研究員みたいな感じで、今回の甲田さんみたいに、ここへ来て話していただいたたのは楽々樂考講師ってことで。最終的に論文を書きたいということであれば、私は論文指導もできますので、えー、どっかに学会に出すみたいな感じまで持っていくと、この人あの「楽々樂考教授」という肩書きがつく。
もう一回いきますよ。楽々のノートに書いた人は「楽々樂考研究員」になります。で、えー、ここで話をした人は「楽々樂考講師」になります。 そしてレポートが一本できた人は「楽々樂考教授」になりますんでね、その時は「ナントカ学」というのを勝手に決めていただいてですね。私は「楽々麻雀学」というのを考えてますけど、まだ今文章が全くできてないのでまだ「ナントカ学」にはなっていませんので「楽々樂考研究員」ですかね。
という感じで「楽々樂考」がですね。なんかこう、今までの学校とは違う、 楽しい学びの場として続くといいな、と個人的に妄想しております。
そんな話をしたら甲田さんが樂長を引き受けてくださるという話をいただいて、学長が甲田さんで、私が編集長かな? で、ミエルンさん(注:楽々テラス主宰者)が管理人さんということで、進めていきたいと思います。
他にも肩書きいろいろ作りたい人は、言ってくれれば何でも肩書き作りますので、よろしくお願いします。鼓笛隊でも演劇部でも演劇部長でも何でも大丈夫ですので、ぜひ皆さん積極的に、頑張らずに、参加いただける嬉しいなと思っています。
そうして立ち上げたnoteのマガジンがこちらです。気になる方は是非、フォローよろしくお願いします。
世の中、どうも「教育とは何か?」ということがよくわからなくなっているように思います。今後、この「教育」のテーマでは、「教育の本質」みたいなことも深めていきたいと思っています。
「楽々樂考」では、ドラッカーの言うように、
問題は今日、学界の専門家たちの学識が、急速に、本当の知識ではなくなってしまったことにある。それらは、せいぜい専門知識にすぎず、悪い場合には、しかもそのほうが一般的だが、たんなるデータにすぎなくなってしまったことにある。
しかも、過去200年間にわたって知識を生み出してきた学問の体系や方法論が、少なくとも自然科学以外の分野では、今日きわめて非生産的な存在となってきている。(中略)
19世紀と20世紀において、教育、学習、研究の中心となってきた学問体系の枠内では、もはや、新しい知識は、得られなくなってしまっている。
ということであれば、新しい学びというものをばんばん作っていけばいいのではないか? むしろ、それが今の日本の教育現場でできていないことではないか?(この辺の話はまた、別の記事で詳しく書きます。) と思っています。
そして間違えてはいけないことは、その場は「楽しい」が前提となっていることが大事! それ以外の「教育」はすべて「洗脳」になってしまうから、です。(この辺の話も、また別の記事で詳しく書きます。)
ドラッカーのこちらの発言も引用しておきましょう。
学ぶための最良の方法は教えることにある、と。(中略)つまりそれは、どうすれば先に進んでいる若者に教える役割を与えて、彼らが単に、学ぶことと学ぶことの楽しさの両方を身につけるだけではなく、その両方を発見するように仕向けられるか、というテーマです。
最後に、私たちにはこうしたことができることもわかっています。そこにこそ、テクノロジーを導入すべきです。テクノロジーのおかげで、学生が個人個人で、しかも自分のペースで勉強できるようになります。リズムがとくに重要です。というのも、リズムを崩したら疲労が蓄積するからです。これがうまくいけば、現代のテクノロジーによって、とくに若い子どもたちが自分にとって最良の方法で勉強できるようになります。そうなれば、彼らは成長していけるのです。
現場からは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。面白かった、参考になった、という方は是非、高評価いただけると嬉しいです。フォローも大歓迎です。
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