本音って、ちゃんと響く。
こんばんは、こにがにです。
今日は最近改めて実感した"言葉の力"についてお話ししようと思います。
私が勤めている日本語学校は、学生主体というよりどちらかというと「先生は先生」という感じの学校です。
東南アジア圏の学生のみなので、文化的な背景もあってか、先生に対してある程度のリスペクトを持って接してくれる学生が多いように感じます。
ヨーロッパ圏の、いわゆる「バカンスがてら日本に来てますけど?(※ド偏見)」のような学生がいる学校には勤めたことがないので比較はできませんが、今日本語学校で教えている学生たちは「日本でバリバリ働きたい」「自分は絶対に何かを成し遂げる」というような、ピュアな希望を持っている人が多いです。
そして特にネパール人に多く見られる傾向ですが、自分のことが大好きだったり自分を大きくみせることに抵抗がなくて、むしろ色々盛ること映えることが美学みたいな感覚の人も多いです。
TikTokで流行の音楽に合わせてセルフィー口パク動画を撮ったり、ヴィ⚪︎ン風のぱちもんの靴や服を着ていたり、自己啓発っぽい言葉と一緒に自分のいい感じの写真をInstagramに投稿していたり。
待ち受け画面は、自分だったりします(笑)
この自己肯定感が本当に本当に羨ましいです。
そんな頼もしい学生たちですが、JLPTの試験前でナーバスになってたり、ちょっとしたことで友達とトラブルになって授業に集中できなくなってたり、なんだか全体の空気が意欲がなく落ち込んでいると感じるときなどが、定期的にあります。そんな時、ふと言葉をかけると、全体の空気がパッと一気に変わる瞬間があります。
怒るわけではなく、ただ静かに、でも熱意を持って伝えます。
「今、勉強がしんどい。大変。わかります。でも、今頑張らなければ将来もっと大変です。
JLPTはちゃんと勉強すれば誰でも合格できます。
N1(ないしN2)合格したら、どんな仕事ができますか?選べる仕事も増えて、チャンスも広がります。
だから今、頑張りましょう。“今” 頑張れば、将来絶対今より楽しいです。本当に無理だったら国に帰ってもいい。絶対大丈夫ですから。諦めないでください。」
こういった言葉は、もしかしたら自己満足かもしれませんし、全員に届いているとも思っていません。
でも、日本に来た彼らの、この挑戦に少しでも寄り添いたいという気持ちは本物ですし、自分のアイデンティティを守りながらモチベーションも保って生きていくのは本当に大変なことなので、「ちゃんと理解してる日本人がここにいるよ」ということを、言葉にして伝えなければと思うんです。
不思議と、そうやって一度真剣に向き合うと、その後数週間はしばらく授業がとてもスムーズになります(笑)
自己啓発的な前向きな言葉が好きな彼らだからこそ、響くのかもしれません。
みんなに響かなくてもいい。でも、私は私の言葉で、目の前の学生に少しでも寄り添いたいのです。
ただし、100%信じているわけではありません。
彼らは悪気なく嘘をつくこともよくあるので(笑)
私は「この人達の挑戦を応援したい」ただただ、そんな気持ちです。
自分自身も、体づくりや仕事を続けていく中で、前向きな言葉をくれたり、自分の可能性を信じてくれる人の存在がどれだけ大きいかを実感しています。
以前、台湾出身のレベルの高い学生さんが「日本で働きたい」とお話ししてくださったことがありました。
その方はもともと“頑張れるタイプの人"だったので、「絶対に大丈夫です」という旨私の言葉で伝えたところ、「先生の言葉は、すごい。すごく力強いです。」と言ってもらえて、その言葉が今でも私の中に残っています。
私自身、自信があるタイプではないですし、生きてる上で自分を好きでい続けることがめちゃくちゃ難しいです。
でも、自分の言葉が誰かに影響を与えている、誰かに何かを届けられていると思えることは、私にとってとてもうれしいことです。
私はポンコツだけど、25年間「諦めなかった人」です。
だからこそ、外国の方に限らず誰に対しても「絶対に大丈夫」と、そんな前向きな言葉をかけたくなるのかもしれません。
夏休みまでもうひと息!🏃♀️💨
がんばろ〜〜〜〜!!!
