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ホステスを引退した今

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私の価値観を変えた出来事

そんなこんなで毎日目まぐるしく過ごしていた私ですが、とある日世界を激震させた【コロナの時代】がやってきます。

毎朝のように何人感染したのか発表され、東京は500人超えで緊急事態宣言。

当時は感染したと言うだけで、
「遊びに行ってたんじゃないの?」とか
「あの時いたあの人、コロナだったらしいよ。」と、
まるで罪人扱い。笑

飲食店や室内アクティビティを運営する人は、本当に大変な時代だったと思います。

ロックダウン中、銀座のクラブは営業停止。
(500人そこらであんな風になっていたなんて、今じゃ考えられない…)

そして数ヶ月経った頃、
フェイスシールドをつけた上での小人数営業が始まります。

コロナ禍の銀座のクラブ

私のお店は、お客様の来店予定がある女の子と、それに合わせた数人のヘルプのみ出勤が可能に。

銀座は日給制なので、
決まった日給×出勤日数=給料。

いかに売り上げるか、より
何日出勤できるか、が重要でした。

わたしはタイミングよくお店が休業している時に顔を出したバーのオーナーが新規のお客様を紹介してくださり、

そのお客様が毎日のように通ってくださることになるのです。

(自分はつくづくラッキーだと思わされる。感謝…小さい頃貧乏で逆に良かったのかも。)

その毎日きてくれるお客様と、
隔週きてくれるお客様とで、
なんとか一年ほどコロナ禍での営業を乗り越えます。

そして以前から30歳になるまでには結婚しようと思っていた私は、28歳の頃、
隔週で通っていてくれたお客様との結婚を決めるのでした。

引退、いざ結婚へ!

私には「運命の王子様と出逢ったら結婚する!」という女の子らしい思考はなく、笑

結婚するなら、男性というより人として好きな人。
そして尊敬でき、自分と似たような人。と、決めていました。

なぜなら、わたしは幼少期もあってなのか
ちゃんとしたお付き合いをしたことが無く(愛するということがわからない、今流行りのアダルトチルドレン的な。)少し俯瞰して物事を捉えるタイプ。

夫は28歳のわたしの横にいた【最も結婚するのに適した男性】だったわけです。

そしてまた夫も、なんとバツイチで未婚。加えて私に好意を持っていてくれている感じ。

結婚しない選択肢はありません。

人の何倍も慎重なわたしですが、
たまに周りにびっくりされるくらい猪突猛進な事も。

お店にきてくれていた帰り道、
「婚姻届まだ?」と、圧をかけ続け、結婚に至りました。

そして周りから惜しまれるうちにホステスをやめる!と決めていた私は、ある日出勤時に社長を呼び出し、お店を辞める旨を伝えました。

スタッフさんや社長、ママから
私には勿体無いほどの言葉を山ほどいただき、
自分でもびっくりするくらい潔く銀座という街を去りました。

そして今でも、新年と誕生日のお祝いのメッセージが社長やスタッフさんから届き、
「お店に遊びに来てくれるだけでお給料だすから。」とお声をかけていただきます。

今でも誰かの記憶に残り、
5年ほど経った今でも私を求めてくださる。

この事実だけで、
わたしは銀座で働けてよかった。と
心から思うのです。

当時を振り返ると…

最初は全てが手探りで、
お客様に誘われてもハッキリと断らず
曖昧にして怒らせてしまったり。

色恋になって会いづらくなってしまったりで、
失ったお客様もいます。

皆さんそうかと思いますが、いろんな経験を得て、
ある程度の接客スキルが身についた気がします。

そして結婚した今でも繋がっているお客様も沢山いて、
「ずっと届かないと思ってたから言わなかったけど、大好きだった。今でも好きだ。」と
言われたことも数回…照

現役当時も、ホステスをやめた今も、沢山の愛に包まれて。
わたしは本当に幸せ者だと思います。

更に、この経験が誰かのためになれば本望です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


次の作からは、日々想うことを日記のように書き留めていきたいと思いますので
興味がある!と思ってくださった方は是非フォローをして、今後も読んでくださると嬉しいです。

終わり

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