ホステス時代の話 /お給料 /裏話
ご覧いただきありがとうございます。
最初は是非こちらの記事をご覧ください。
今日は、ホステス時代の話をしたいと思います。
お給料のことや、入店準備のことも細かく書いてますので、これから働く方の参考になれば。と思います。
2店舗目に移動した理由
前回の記事でもお話ししましたが、
私は1店舗のお店で係をもらったり枝を分けてもらっていたので、他のお店に移動しようとは正直思っていませんでした。
ですが、一年ほど働いたとある日、
お客様を迎えに行った一階下のクラブでとある黒服に出会ってしまうのです。
キチガイ黒服との出逢い
お邪魔したクラブのカウンターでお客様と飲み始めた頃(大体顔出したお店で、担当の女性やお客様と、一杯ほど飲んでからお客様を連れだします。)
担当の女性が「よければ私の担当の黒服を挨拶させてもよろしいでしょうか。」と、黒服さんを呼んでくれました。
「はじめまして。」と声がして振り返ると、
ジャニーズにいてもおかしくないような顔立ちのハッキリとした若い男性(当時で34才くらいかな?多分。)が立っていました。
このかたとは2年ほど銀座人生を共にするのですが、本当にキチガイというか、なんだかすごいパワーを持った人でした。笑
スカウト定番の喫茶店
大体スカウトをする黒服さんは、気になるキャストさんがいるとお名刺を渡し、連絡先を交換してカフェやバーで自分のお店に口説きます。
定番といえば、銀座7丁目にあるタバコの煙モクモク(今はどうなんだろう?)の老舗喫茶店。銀座和蘭豆(ランズ)や
銀座ナインの中にある、これもまた老舗の喫茶店北欧など。
初めて会った時に、この人なんか面白そう。と思った私は割とすぐあの黒服に会うことになるのでした。
そして2店舗目の老舗店へ
私は年齢の割に落ち着いているタイプだったので、
イケイケのお店よりも落ち着いたお店が合うと思い
初めて入店したお店は当時で開業55年。
2店舗目も当時45年?(うろ覚えです。)の超老舗店でした。(銀座のクラブに通っている人は大体どちらのお店も知っているはず。)
今の若い子はどうなのかは分かりませんが、
同じビル内での店の移動は実は、御法度。
下の階ならまだ…マシなのかもしれませんが、
とはいえ、銀座という世界は狭いので
あまり無礼をしないのが吉です。
そんな中その黒服(以下、黒服S)から
「一度改装で近くの別の店舗を作るからそこに一度入店するのはどうかな?」と提案を受け、
条件もまぁまぁよく、その人とお仕事するのも面白そうだったため移動することを決めました。
銀座クラブのお給料の話
一つ目の記事でもお話しした通り、銀座クラブのホステスさんは、係や枝を貰わない限り永久に売り上げは付きません。
売り上げのお姉さんのヘルプとして、日給をもらって仕事をします。
銀座の日給はゼロヘル(売り上げゼロのヘルプ)で大体未経験の女性で25000円〜
経験あり、または容姿がいいと40000円〜が相場です。(銀座では身長が高くスタイルがいいと日給が高い傾向にあります。)
そして、次のお店に移動した際に前の店舗からお客様を呼んだりして新規を連れていくとそのお客様の係となり、初めて売り上げになります。
なので売り上げを求めるホステスさんは、ある程度在籍したら他のお店へ移動する事が多いです。もしくは「日給をあげるから移動しないで欲しい。」と言われお店にとどまるか、どちらかです。
そして老舗のお店はお給料が低い傾向にあります。
その代わりに客層がとてもよく、落ち着いた空間でお仕事ができます。アフターも少ない気がします。
これからお仕事を始める方へ、参考になれば幸いです。
入店準備と挨拶回り
前のお店を辞めた私は、黒服Sと新しいお店への入店準備を始めます。
私には、店を移動する際の礼儀ややるべき事など、さほど知識がありませんでした。
そんな中で黒服Sは若いなりに銀座のことを知っていたので黒服Sのアドバイスに沿ってお客様に送る手紙の準備をしました。
(もし需要があれば、お手紙の書き方についても別の記事で載せます。)
パソコンで印字してもよかったのですが、
黒服Sのアドバイスで一枚の手紙を直筆で執筆。
その手紙を100枚ほど複製して、
過去いただいたお名刺宛に発送をしました。
うち、特にお世話になっていた20名にはアポをとりお菓子や品を持って直接会社に伺いました。(といっても、主に会うのは黒服。)
その際も黒服Sは車を出し、昼間から付き合ってくれました。
やはり普通の会社にホステスさんが伺うと浮いてしまうので、大体黒服が会いに行って、もしお客様が暇であれば下まで降りてきてもらって一目会う。
そんな形がおすすめです。
胡蝶蘭について
入店準備が終わり、いよいよ新しいお店に入店の日です。
付き合いのある他のお店の黒服さんや、可愛がってくれたママたちがお花を送ってくれます。
定番なのはもちろん胡蝶蘭ですよね。
大体ホステスさんは付き合いのあるお花屋さんに電話をして、
「〇〇円くらいの胡蝶蘭を、〇月〇日に、〇〇さん宛に送ってください。」と伝えると当日お店にお花が届きます。
ここでまた一つ銀座の暗黙の了解。
送ってくださった方には、お礼の手紙と、お礼の品を送ります。
そしてその方が他のお店に移籍される際にはこちらからもお花を出します。
銀座でやっていくためには大切な、お花のお付き合いです。
そして入店日当日
当日は同業者の方がお祝いに来てくださったり、
前のお店からお客様がきてくださったり、で
あっという間に1日が終わりました。
新しく入ったお店は1店舗目より高身長で派手目な女性が目立ち、若い方も多かったです。
お店によってカラーが違うというか、
客層や女性の雰囲気も全く違うんだなぁ。と思いました。
ドキドキして迎えた初日でしたが、
割と賑わって、楽しい一日になりました。
続く
