土星海王星コンジャンクション2025-2026*LA暴動2025*MAGA版レコンキスタの行方
2025年の始めに「移民問題は次の段階へ」という記事を書きましたが、アメリカが大きく動き出した感じですね。
不法移民取り締まりへの抗議デモ激化 トランプ政権派遣の州兵到着 米ロサンゼルス(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
トランプ政権、海兵隊700人と追加の州兵2000人をロサンゼルスに派遣 州政府は提訴 - BBCニュース
土星と海王星が牡羊座でコンジャンクションになるし、革命が起きるかもしれないと思っていくつか記事を書きましたが、このまま暴動がエスカレートするとアメリカは内戦になる可能性もあります。

1992年LA暴動
1992年4月末から5月初頭にかけて起きたロサンゼルス暴動から今年はちょうど33年目です。
1992年は、山羊座で天王星と海王星がコンジャンクション、土星と冥王星がスクエアになっている年でした。

天王星と海王星の会合周期は140年~170年のサイクルです。
1993年2月に山羊座20度でぴたりと重なりました。
天王星と海王星の合は、哲学的、政治的、宗教的な変化を起こすと言われています。
このコンジャンクションは、1965年に乙女座で起きた天王星と冥王星のサイクルの流れの中で起きました。天王星と冥王星の合は、権威主義に対する反発、抑圧に対する自由を強めます。
LA暴動に先立つ、1992年4月にボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争(内戦)が起きました。これは、1991年に勃発したユーゴスラビア紛争にともなうユーゴ解体の一環でした。
1992年12月にはチェコスラビアも解体しました。(ビロード離婚)。
1993年2月26日には、のちの911同時多発テロの予行演習として、世界貿易センタービル爆破事件がありました。
多様化社会と人種暴動


1992年のロサンゼルス暴動は、「人種暴動(race riot)」の典型的なものとして知られる。
単なる黒人と白人の対立にとどまらず、ロサンゼルスという多人種都市において様々な人種を巻き込んで広がったこと、また被害がきわめて大きかったことなどから、多くの映画や小説でも描かれ、現代アメリカ文化において頻繁に参照される重要事件のひとつとなっている。
直接のきっかけは1991年3月3日、ロドニー・キングという黒人男性がロサンゼルス市内を運転中にスピード違反容疑で、現行犯逮捕された事件から始まりました。
このときロサンゼルス市警の警官4人がキングに激しい暴行を加えていたのが偶然撮影されており、そのビデオを全米のテレビネットワークが放送したことから警察に対する強い批判が起きました。
警官4人は暴行の容疑で起訴されるが、約1年後の1992年4月に無罪の評決を受け、その結果に対して黒人社会を中心に広範囲で激しい抗議活動が起こり、一部が暴徒化して警察署・裁判所などが襲撃されました。
https://youtu.be/7GLhLnF1rAE?si=m0NRfwHB8jWNVWBT(予告編だけでもじゅうぶんに怖いLA92)
本編はもっと怖い(年齢制限あり)
https://youtu.be/53DJ6fNhuJM?si=fg8CnQgjbmGIo982
1992年のLA暴動のきっかけは、2020年のミネソタ州で起きたジョージ・フロイド事件によって全米で激しいBLM運動が起きたのとオーバーラップします。
そのときトランプ大統領は、州知事に軍を派遣する意思があることを告げた上で、Twitterで「いかなる困難があろうとも、我々は事態を収束する。略奪が始まれば、銃撃が始まる」とツイートし、Twitter社はその投稿が規定に違反し「暴力を美化」しているとの注意喚起の表示を付けました。
1992年の暴動では全体で63人の死者が出たそうですが、襲撃による被害額の半分弱が韓国系アメリカ人の雑貨店・食料品店でした。
襲撃された商店の店主らが武装して店舗の屋上に登り、暴徒に向かって発砲を繰り返した様子は「ルーフトップ・コリアンズ」と呼ばれました。
群衆の略奪から身を守る正当防衛とみなされたため、その後も司法責任を問われることはなかったそうです。

トランプ・ジュニアのこのポストも、タイミングよく(悪く?)話題になっていますが、トランプファミリーのSNSプラットホーム「Truth Social」への投稿なので、「暴力を美化している」の批判は受けていないのでしょうか。

2025年LA暴動の始まり
状況が刻々と変わっているため、トランプ政権と同じようにちょっと目を離すと何がなんだか?という感じになりそうです。
今回の始まりはなんだったのかを少し書いておきます。

ロサンゼルスでは、6日から移民税関捜査局による不法移民への大規模な取り締まりが行われており、パラマウント(Paramount)という都市ではヒスパニック系の未成年者2人と犯罪歴のない5人を含む数十人が、ICE(移民関税捜査局)によって逮捕され、収容施設に入れられてしまったのです。
パラマウントは、1781年にもともとスペイン領だったニュースペインにメキシコ人が入植して発展した地域です。
米墨戦争(1846年)でカリフォルニアがアメリカに割譲され、1848年に2つのメキシコ人の町が合併してパラマウントが創設されました。

ホーム・デポは、全米各地で多くの不法移民が仕事を探す場所として知られているそうです。
すぐに抗議の声があがり、翌日、多くの人々がホーム・デポの駐車場前に終結しました。
ICEの執行部隊は委託を受けた組織のためノルマがあり、ショッピングセンターなどで不法移民ではないヒスパニック系の外見の人を手当たり次第に逮捕しているそうなのです。
私が観たビデオでは、1歳未満の赤ちゃんを抱いた母親と思しき女性から赤ちゃんを引き離し、女性を車に押し込もうとしているところでした。
ICEの暴挙に反対した不法移民ではない住民たちが始めた平和的なデモは、すぐに暴動にエスカレートしてしまったのです。

BBCの記事によると、パラマウントでの抗議デモは誤情報によってもたらされたものだったとか。
【解説】 ホームセンターでの「移民一斉検挙」のうわさ、LAでの抗議デモにどう発展したのか - BBCニュース
米国土安全保障省(DHS)によると、同地域のほかの場所で、数十人の移民が当局に拘束されたのは事実だが、当該店舗で移民が摘発されたとのうわさは誤情報だという。

ポスト主のアンソニーさんは、ロサンゼルスを拠点にしているフリージャーナリストです。(ポスト自体は英語なので翻訳機能を使いました)
上の画像には、黒ずくめの人たちが混じっており、破壊活動や暴力はこの人たちがメインに行っていたようです。ソロスお爺ちゃんから資金提供されているのでしょう。
以下もアンソニーさんのポストです。



ロサンゼルスは民主党基盤(青)の都市
ロサンゼルスは、1519年から1821年までスペイン領ニュースペイン(ヌエバ・エスパーニャ)に属していました。
メキシコ人が入植して1821年にメキシコ帝国が独立し、1846年の米墨戦争でアメリカに占領されるまでは二十数年はメキシコ人の街だったわけです。
メキシコ系の子孫に言わせれば、「いまさら移民と言われる筋合いはない(怒)」って言いたいかもですね。
スペイン領になる前のネイティブアメリカンの部族から見れば「どっちもどっち」ですが。


米海兵隊員700人動員、移民摘発抗議デモへの対応 情報筋 - CNN.co.jp
トランプ政権、ロサンゼルスに海兵隊を配備、移民襲撃の強化を誓う |ロイター


黒ずくめの集団、わかりやすいですね。
LAデモに高速道路閉鎖…トランプ氏「マスクをつけた人を逮捕せよ」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース
Civil War(合衆国解体に向けて?)
ロサンゼルスのデモが始まったとほぼ同時に、ニューヨークでもデモが起きていました。ニューヨークも民主党基盤ですよね。

それでまた映画『Civil War アメリカ最後の日』を思い出したんですが、映画では・・・
憲法で禁じられているはずの3期目に突入し、FBIを解散させるなどの暴挙に及んだ大統領に反発して、19の州が合衆国から離脱しテキサス州とカリフォルニア州が連合する「西部勢力(WF〈Western Forces〉)」と、フロリダ~オクラホマにかけて広がる「フロリダ同盟」と、連邦政府による内戦が勃発するというあらすじになっています。
反ICE運動が津々浦々に広がっていくならば、常々囁かれているトラ氏とカリフォニア州知事のギャヴィン・ニューサムの不仲による権力の奪い合いだけでなく、もしかすると合衆国を解体するために画策されているのかもしれません。ふとそう思いました。

アメリカ独立記念日は1776年7月4日。来年は250年目です。
カリフォルニア州がアメリカ合衆国に加わったのは1848年、テキサス州は1845年。
このふたつの州は経済力が高く、以前から独立が噂されていましたね。
冥王星のサイクルは約248年。
アメリカ独立戦争の頃、冥王星がいたのは山羊座の最後から水瓶座のはじめでした。
「トランプよ今すぐ去れ」アメリカ・ロサンゼルスで移民摘発に抗議するデモ隊の一部が暴徒化、激しい衝突に トランプ大統領の州兵派遣表明が“火に油”|FNNプライムオンライン

アングル:LAデモ対応、トランプ氏に追い込まれるニューサム加州知事 | ロイター
トランプ大統領はニューサム知事に話を通さずに州兵の派遣を命令。
デモ参加者の怒りが増幅し、一部が暴徒化するなど事態はさらに悪化した。
このトランプ氏の思いきった行動により、州知事であると同時に2028年の次期大統領選で野党民主党の有力候補の1人とも見なされているニューサム氏は、政治的な葛藤に追い込まれた。
ジョージ・フロイド事件のときとは違って、トラ氏は州知事と相談せずに州兵を派遣したと言われています。
トラ氏が州兵の派遣についてニューサム知事と電話で話したと言っている一方で、ニューサム知事はSNSで「電話はかかってきていない。ボイスメールすらなかった」と否定しています。
ニューサム知事は、大統領の州兵派遣は、「州の主権を侵害している」と反発しています。
BBCニュース - 「私を逮捕しろ」とカリフォルニア州知事 移民摘発めぐるデモ、トランプ氏との政治的対立に発展https://t.co/hVAhEck7BQ pic.twitter.com/vipINuPz9n
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) June 10, 2025
【解説】 トランプ氏が待ち望んでいた政治的な戦い 米ロサンゼルス抗議デモに介入 - BBCニュース
トランプ大統領がロサンゼルス抗議デモで反乱法の発動示唆「ひどい状態…彼らは報酬もらい問題を起こす扇動者だ」|FNNプライムオンライン
トランプ大統領は俳優
土星海王星コンジャンクションが起きる2025年-2026年は、歴史を振り返っても人々が革命が起こすエネルギーがあります。
トランプ政権の不法移民排除は、MAGA版のレコンキスタ(国土回復運動)と私は思っていますが、その結果はまだ私たちには見えて来ません。
鍵を握るのはやはり、全米映画俳優組合(PGI)にも所属していたことがあり、プロレスも大好きなドナルド・トランプ。
2025年からトランプ政権の副首席補佐官を務めている(2017年から2021年までホワイトハウスのソーシャルメディア担当ディレクターを務めていた)ダン・スカヴィーノ氏が、トラ氏がポップコーンを買う動画をポストしていました。
ポップコーンは、アメリカ人が映画を見る時に食べるもの。
つまり、現在起きていることは「映画」ということなんでしょう(苦笑)
— Dan Scavino Jr.🇺🇸🦅 (@DanScavino) June 8, 2025
