2025年12月22日冬至*土星と海王星が告げるサイクルの終わりと始まり*剥がれ落ちる見せかけ
2025年の千秋楽を彩るように緞帳が下りて来た今日この頃。
あなたがイメージしている緞帳は何色ですか?
私がイメージした色はのちほど書きます。
私が好きな占星術師のジョナサンは、20日の新月について「この新月は、私たちに明確に見ることの代償を認めさせようとしている。それは、私たちの信仰、楽観主義、そして未来への信頼{射手座}が、ガザ、スーダン、そしてその先で目撃した出来事によってどのように変えられてしまったか」と書いていました。
ジョナサンは、私が胸に抱えているモヤモヤを的確に表現してくれます。
近年、私たちがもはや否定できない多くの現実が、私たちが見たものを通じて明らかになりました:ガザやスーダンなどの場所からの痛ましい写真、ビデオ、生中継映像です。
この新月は、否定しがたい視覚的な真実によって打ち砕かれた世界の重みを強調し、目撃すること自体が道徳的帰結を伴う世界を浮き彫りにします。
射手座は、その影の側面において、正確さよりも理想主義を、説明責任よりも希望を追い求めます。しかし、この新月は抽象的なものを拒否します。
私たちの中や世界中で明らかにされたものは、前進する際に必要となる情報です。年が終わりを迎え、新たなサイクルが近づく中、この月相は私たちに、真実を揺るぎなく持ち続け、洞察に導かれた選択をし、次に訪れるものを幻想ではなく勇気を持って迎えるよう求めます。
この新月が、あなたに明確に見続ける勇気を与え、真実が明らかにするものをしっかりと保持する安定感を与え、時が来たら誠実に行動する決意を与えますように。
すべての存在に愛を贈ります。 いつも。

*****
さて新月が過ぎたばかりですが、22日は2025年を締めくくる冬至。
占星術では春分を1年の始まりとしているため、冬至のエネルギーは2026年の春分直前までを通して補佐します。
2025年をふりかえる
2025年の大まかな印象は、脚本が古いのか演出が手抜きなのか、使い古された書き割りを再利用している感じでした。
アメリカ政治の幼稚化
1月1日にアメリカで起きたニューオーリンズ・トラック襲撃事件(14人死亡、少なくとも35人負傷)は、2024年夏以前からイスラム国に参加していたと供述したアフリカ系アメリカ人による犯行でした。
前年末にドイツのクリスマスマーケットで起きたマクデブルク自動車攻撃(6人死亡、309人負傷)がアラブ出身の精神科医の犯行でしたが、反イスラム的思想の持主だったことが判明し、イスラムフォビア(イスラム恐怖症)を広めるのに失敗したことから、アメリカではイスラム国(ISIS、ISIL)に感化された人物を用意したのでしょう。
下の記事にも書きましたが、私はニューオリンズの事件は偽旗だと思っています。
なぜ偽旗事件を起こす必要があったのか。
それはイスラエルのガザに対する戦争犯罪を正当化するためです。
無差別テロを行なうイスラム国(アラブ人、イスラム教徒)は恐ろしい悪だ。悪は懲らしめる必要がある。ガザもアラブ人だから同じだ。悪に情けは無用、根絶やしにしなければならないという、鬼退治と同じ理論です。
そして始まったトランプ政権2期目。しかし2期目は幼稚化した感があります。
トランプ大統領のスピーチライターも変わったのでしょうか?前回に比べて、感動させるスピーチではなく下品になったと思うのは私だけ?
トランプ政権が進めているプロジェクト2025は、ヘリテージ財団によるものです。
ヘリテージ財団は、アイルランド出身のメロン財閥の出資によって設立されましたが、トランプ大統領の親友と言われているティモシー・メロン氏は、2025年のアメリカ合衆国連邦政府閉鎖の際にアメリカ軍人への給与支払いのために1億3000万ドルを寄付するなど、トランプ政権にとっては過大なスポンサーです。
ヘリテージ財団は、親パレスチナ抗議活動と、同団体が反ユダヤ主義であると主張するイスラエル批判を抑圧するためにプロジェクト・エスターという取り組みを実行しています。
アメリカの大学で親パレスチナの学生たちが「ハマスの仲間」として逮捕されたのも、プロジェクト・エスターのためでした。
またアメリカがウクライナに協力的になったり、手のひら返しするのもヘリテージ財団の策略がトランプ大統領に影響を与えています。
2期目のトランプ大統領は、ヘリテージ財団に言われるままのようです。

トランプ大統領を意のままに動かすヘリテージ財団は、韓国や台湾にも関わっており、もしかすると失脚した韓国の尹錫悦大統領(アメリカには気に入られていた)が起こしたひとりクーデターも彼らの考えだったかも知れません。
彼らが日本にも関わっていないはずがないと私は思っています。
日本の大変化
日本では令和の米騒動に始まり、岩手県大船渡市の大火災など不安な2025年の幕開けでしたが、やはり大きな変化は初の女性首相の誕生でしたね。
あらためて2025年の日本の春分図を見ると医療衛生、労働、軍事、食料生産と、パートナーシップ(国は外交)に取り組むことが示されています。
7ハウス(相手)のほうに重きがおかれているので、相手の意を汲む、とか、相手に意に沿う、という感じです。
台湾有事は言っているだけと思っていますが(台湾有事は目くらましになっている気がする)、火星が刺激を受けているので軍事協力的な何かありそうです。
ともかく2025年の日本は、外国に注意が向いているようです。
その変化をおおいに利用したいアメリカと中国。
私は前の記事に書いたように、日本も中国もアメリカもグルだと思っています(苦笑)
計算外だったのは、日本国民が中国の過剰な言動に釣られていないことかもしれません。先日の香港の火災は想定内の政府批判を排除したそうですが、日本の国民性ではそのようなことは起きません。
ですから、次に行われるのは偽旗事件。民間人の巻き添えは仕方ないと考えられているでしょう。
もしかしたら、日中関係悪化の三文シナリオもアメリカと同じ人物が書いていたりして。
冬至図を読む
冬至は太陽が山羊座0度に達した日です。
山羊座0度は、ナチュラルなホロスコープでは牡羊座0度(春分)から270度進んだ場所にあります。わかりづらいですね(苦笑)
春分をマラソンのスタート地点にたとえると、夏至は前半の中間点(給水コーナー?)、秋分は折り返し地点、冬至はゴール目指して気持ちを立て直す地点です。
ゴールまで必死のパッチで走り抜ける人もいるだろうし、参加することに意義があるとゴールまでマイペースを守ったり、走るのをやめて歩きを楽しむ人もいるかもしれません。
海王星の新しい旅が始まる
冬至のエネルギーが影響する中、2026年2月に山羊座のルーラー土星が、牡羊座で海王星とぴったりと重なります。このコンジャンクションは、2027年2月までトータルで約2年間続きます。
海王星は1月27日に牡羊座に再入し、この後はもう魚座に戻ることはありません。海王星は約165年にわたる新しい旅を本格的に始めます。
前回、海王星が牡羊座に滞在したのは1861年から1874年。アメリカ南北戦争が起きました。ダイナマイトが発明されたのもこの期間です。
今回は2039年まで牡羊座に滞在し、その間に世界大戦が起きる可能性があります。また宗教や信仰に大変化があると思われます。
とにかくも、2026年は儀式開始のファンファーレが鳴り響くようなことがありそうです。
日本の冬至図
日本の冬至は、主役の太陽が地底に沈んだ深夜に起きます。22日というより21日の真夜中の気分ですね。

右半分に天体が多く見えます。とくに第3クアドラント。この部分は準備や支度をする場所。2026年にむけての準備となるはずですが、日本の春分は同じように真夜中になるため、木星以外は地平に沈む配置です。
2026年は準備と支度に忙しいのでしょうか。
冬至では、太陽は3ハウスに入っているようです。
天体のアスペクトは20日の新月と同じです。変わったのは、国民感情や集団意識を意味する月の位置。
太陽は6ハウス海王星とスクエア、アセンダント、ディセンダントともスクエアになるので、不安要素が多くなりそうな感じです。
戦後始原図のアセンダントが山羊座0度なので、ダブルで影響があります。
ディセンダントにはセレスがコンジャンクション。セレスは、ICコンジャンクションのOOB火星とスクエア。火星は7ハウス牡羊座のルーラーです。
ここから私が想像したことは、養育や食糧生産を意味するセレスが7ハウス(外交関係)の重要な鍵となるのですが、物産(主に食品)の輸出入がうまくいかない可能性があります。
現在、中国は日本の海産物の輸入を規制していますが、その規制が拡大されるのかもしれません。あるいは疫病や海外起因で輸入が制限されたりとか。
山羊座17度の月は4ハウスに入り、ベスタ(山羊座18度)とコンジャンクション。10ハウス木星(蟹座22度)とオポジション。
勤勉な国民性が発揮されるようですが、火星が4ハウスに入ろうとしているのは、もしかすると災害やテロの影響があるのかもしれません。
テロといえば12ハウスが関係してきますが、ハウスルーラー水星が3ハウスに入り、3ハウスはステリウム(天体集中)になっており、活性化します。
サイバーテロ、通信障害、輸送トラブルを指しているかも。
水星はノード軸とTスクエアを形成しているので、多くの人の生活に影響があります。
サイバーテロによる情報流出の可能性、また7ハウスに入っているエリスとはセスキコードレートのため、中国の日本批判が激しくなる可能性は大いにあります。
7ハウスにはカイロンもあり、外交問題はかなり手ごわい。(アメリカがおかしいのが世界的に影響していると思う)
土星と海王星は6ハウスにあり、太陽、金星(チャートルーラー)とスクエア。年収の壁の引き上げにより労働環境や待遇の見直しがあるかも。
6ハウスは医療や軍事にも関係することを忘れてはいけませんね。
8ハウスの天王星は、太陽とクインカンクス、火星とバイクインタイル。
クインカンクスとバイクインタイルの差は6度ですが、クインカンクスは強制力となり、バイクインタイルは不可能を可能にするような違いがあります。
税制改革や税金、外国経済の影響(あおり)が考えられます。恐慌が起きる可能性も。
5ハウスのパラス(水瓶座19度)がアセンダント、MCとトールハンマーになっているのが私的には気になっています。
パラス(アテナ)は平和をもたらす戦いの女神で、5ハウスは娯楽やエンタメ、性生活や子育てに関係しています。ギャンブルもここに入ります。
楽しみを自粛しなければならない状況下になるのかも知れません。
冬至の星読みは以上となります。
【2026年春分図をチラ見】
春分図になると土星と海王星は4ハウス(国土)に来ます。
土星と海王星のコンジャンクションがもたらすものは、古い価値観の崩壊と新しい価値観の構築です。
境界線によって仕切られていた二つの価値観が、境界が崩れたために混じり合ってカオスを催しつつ、新しく作られていきます。
「まあ、いいや」「こんなもんだろう」と不満があっても飲み込んできたことを、エイヤッ!とひっくり覆そうとするでしょう。
これにはメディアやSNSの加担がありそう。
しかし日本人の性質として、討論、激論を戦わすスタイルなのかと思います。コメンテーターが代弁するのか?
行動を起こすにしても、よほどの切迫感がない限り海外のような暴動ではなくデモに終始する気がします。
そして現在、太陽とクインカンクスになっている天王星は、春分では6ハウスになり、今は想像もしていない変化に対応することになりそう。
というわけで、日本の冬至は射手座新月と同じく地味ですが、2026年に向けてコツコツと地道に固めていく感じです。
先日、高市首相が中心になって初めての中央アジア5か国の首脳会合が行われましたが、ロシアと中国を敵に回し、アジアで孤立しがちな日本は進んで仲間を作る必要があるようです。
しかし、中央アジア(カザフスタン・キルギス・ウズベキスタン・タジキスタン・トルクメニスタン)こそロシア、中国との結びつきが強く、果たして日本政府のチャレンジはうまくいくのでしょうか?
「東京宣言」採択 高市首相と中央アジア首脳会合、資源安定供給へ「カスピ海ルート」整備 - 産経ニュース

「5カ国首脳との共同宣言である『東京宣言』を採択した。グリーン・強靱(きょうじん)化、コネクティビティー、人づくりの3分野を中心に互恵的なプロジェクト推進していく。
特に今回、カスピ海ルートを含むグローバルサプライチェーンの円滑化支援や、日本・中央アジアAI協力パートナーシップを通じたAI分野での連携を表明した」と高市首相は語った。
天皇陛下、4カ国大統領と会見 キルギスなど中央アジア(時事通信) - Yahoo!ニュース
天皇陛下は19日に、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領、キルギスのジャパロフ大統領、トルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領と会見されており、政府の意向と一致しているようです。

2026年はさらに輪をかけてコツコツ、根を張る感じになるのでしょう。
変化していく国際情勢の中、日本も水面下でいろいろと変化していきます。
最後に
冒頭に書いた緞帳の色は、よくある深いえんじ色や黒ではなく、とても素敵なゴブラン織りでもなく、風化してさびついた鉄を私はイメージしました。
気持ちがいい色ではありませんよね。錆の生乾きの血に似た臭いが漂ってくるような。この色が私が見た2025年を象徴する色です。
土星と海王星が近づき、見せかけは剥がされ溶けました。
風化した鉄を再びコーティングするのは難易度が高く、土星と海王星がぴたりと重なる2026年にはついに砕け散るかもしれません。
占星術師のジョナサンは、「真実は滅多に一度にすべて明らかになるものではありません。それは断片的に浮かび上がり、害が及ばれてからずっと経ってから、しばしば現れるのです」と言います。
新しいサイクルが始まる2026年の緞帳は何色かしら。
(誰しもが生きて見ることが出来るかわからないけれど)願わくば、廃墟の隅にも生える若草の色に小さな花があしらわれていたらいいのにな。
最後までお読みくださりありがとうございました。

