【アーカイブ】両チームA判定!B-Lab x ジョイカルジャパン2026年秋キャンペーン戦略に挑む
今回は、株式会社ジョイカルジャパン(以下「ジョイカルジャパン)と開催した企業の経営課題に挑む学生ビジネスコンペティション『B-Lab』のアーカイブ記事をお届けします!
創業20周年を迎えた同社が2026年秋に展開するキャンペーンの企画立案・認知戦略をテーマに、2026年3月8日〜28日の3週間にわたり『B-Lab』期間のリサーチ・ディスカッションと最終日のプレゼンテーションに挑みました。
ジョイカルジャパンは『B-Lab』に何を期待してどのようなテーマを提供していただいたか、それに対して学生チームがどのような提案をし、どのような結果・判定に至ったのか、双方の感想コメントをあわせてご紹介します。
そもそも『B-Lab』とは?
『B-Lab』は、企業の経営課題に挑む学生ビジネスコンペティションです。選抜された学生チームが約2〜3週間で提案を磨き上げ、事業案を社長に直接届けます。これまでに株式会社 船井総研ホールディングス、株式会社 クレバリーホームをはじめとする企業が経営課題を持ち込み、学生チームの提案全件が事業化へとつながっています。
▼企業の経営課題に挑む学生ビジネスコンペティション「B-Lab」の詳細については、以下の記事をご覧ください!
『B-Lab』× ジョイカルジャパン開催概要
経営課題を提供する企業
株式会社ジョイカルジャパンテーマ
20周年を迎えたジョイカルジャパンの2026年秋キャンペーン(9月1日〜11月10日実施予定)を題材に、企画設計および認知・PR戦略を提案する募集人数
10名(5名1チーム×2)スケジュール
2026年3月8日(日):オリエンテーション
2026年3月8日(日)〜3月22日(日):『B-Lab』期間
2026年3月28日(土):最終プレゼンテーション開催場所
オリエンテーション・最終プレゼンテーション:
株式会社ジョイカルジャパン 本社
東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント18F報奨金
S判定:40万円
A判定:25万円
B判定:15万円
C判定:10万円
株式会社ジョイカルジャパンについて
ジョイカルジャパンは、自動車販売やカーリースを中心とした事業で、全国に550店舗を展開するフランチャイズ本部企業。新車・中古車の販売に加え、カーリース、車検・整備、保険など、クルマに関わるサービスを一体で提供しています。全国の整備工場や販売店と加盟店ネットワークを構築し、商品設計や集客の仕組みづくり、業務を支えるシステムを提供することで、地域の加盟店が安定してビジネスを継続できるよう支援。加盟店の現場と本部が連携しながら、地域密着型のカーライフビジネスを全国規模で展開している点が特徴です。
会社概要

▼コーポレートサイトはこちら
https://joycal.co.jp/

ジョイカルジャパンが『B-Lab』に期待されていたこと
ジョイカルジャパンのスローガンは「誰もが車を、___。」です。このスローガンの空白を埋めるのは、『B-Lab』に参加する学生の皆さんたちの斬新なアイデアです。
ジョイカルジャパンは、今回、「地方×モビリティ」という大きな挑戦の場を提供しました。机上の空論ではなく、地域の未来を変えるマーケティング戦略を、既存の枠組みに捉われず、自分の手でビジネスを動かす醍醐味を体感してほしい、また「圧倒的な成長と、まだ見ぬ未来を創りたい」という熱い想いに出会えることも楽しみにしていました。
テーマとテーマ設定の背景

テーマ
20周年を迎えたジョイカルジャパンの2026年秋キャンペーン(9月1日〜11月10日実施予定)を題材に、企画設計および認知・PR戦略を提案する
テーマ設定の背景
地方・中高年層を主軸とする既存顧客や加盟店との関係性を踏まえつつ、地方の若者をはじめとする次世代層を無理なく巻き込むキャンペーン構造の構想を目的としています。学生ならではの視点や行動原理を起点に、発信手法や話題化の設計までを含めたPR戦略を検討し、継続的な顧客接点の創出とブランド価値向上につながる示唆を導き出すことを狙いとしました。
提案の評価基準
1.現状キャンペーンの課題発見(事業理解)
ジョイカルジャパンの事業構造(BtoBtoC)を正しく理解しているか、既存キャンペーン・認知戦略を整理した上で、「どこに課題があるか」を言語化できているか、課題の提言が抽象的ではなく、提案につながる粒度か
2.キャンペーン企画の具体性・実行イメージ
キャンペーン内容(期間・参加条件・特典など)が具体的か、既存加盟店にとって、机上の空論ではなく、試してみたいと思える現実感があるか
3.認知導線の妥当性・一貫性
認知〜理解〜行動までの流れが一本で描けているか、使うツール(チャネル)の選定理由が明確か/定量的な説明になっているか
4.既存ターゲットへの価値創出
加盟店(既存顧客(地方・中高年層))にとって、意味のある価値・行動変容が生まれる設計か、「飛び道具的な盛り上がり」ではなく、現場で使われるイメージが持てるか、既存顧客との関係性を深める視点があるか
5.若者視点の活用・新しい切り口
地方の若者など、次世代視点が、既存ターゲットと自然につながる形で組み込まれているか、既存構造を壊さない設計になっているか
学生チームの提案内容と評価
チーム もうかるジャパン

提案テーマ
顧客接点を再設計するジョイカルジャパン秋のキャンペーン戦略:次の一歩へ
提案内容
チームもうかるジャパンは、ジョイカルジャパンの2026年秋キャンペーンに向け、既存顧客との接点強化と新規顧客獲得を両立する販促戦略を提案しました。来店顧客・オンライン流入層それぞれの行動特性を踏まえ、認知から商談・成約までの導線全体を再設計。SNS・LINE等のデジタル施策と店舗でのリアル接点を組み合わせることで、自然な来店促進と購買意欲向上を目指しました。
加えて、加盟店の参加意欲を高めるインナー施策も設計し、本部・加盟店・顧客が一体となって成果を生み出すキャンペーンモデルを構築。短期的な販売促進にとどまらず、継続的な顧客基盤形成にもつながる提案となりました。
評価
判定 : A判定
報奨金 : ¥250,000
◾️株式会社ジョイカルジャパン 代表取締役社長 CEO 早川由紀夫氏からのコメント
もうかるジャパンチームの皆さん、熱意あふれるご提案をありがとうございました。
SNSからLINE、そして実店舗へとつなげるデジタル導線の発想は、現代的で非常に優れた視点だと感じました。
一方で、私たちの加盟店は数名規模の「家業」から、年商100億円を目指す企業までさまざまです。そのため、現場のITリテラシーは皆さんが想像するほど高くないケースも少なくありません。ツールを提供するだけではなく、現場が無理なく継続的に運用できる仕組みまで設計できるかが重要なポイントになります。
全国一律のデジタル施策ではなく、地域に根差した加盟店が「家業から企業へ」と成長していくための新しい集客の仕組みに挑戦してくれたことに、心から感謝しています。
◾️もうかるジャパンチームメンバーからの感想(抜粋)
自分の弱みが明確になり、単なる成果以上に内省や自己成長の機会を得られました。
負荷は高いですが、自分たちの提案が全国規模で実装される機会は他では得られません。
毎日挫折を味わいながらも、確実に自分が成長していくのを実感することができました。
『B-Lab』期間内で思考の限界に直面し、そこから這い上がった経験が、今後の生活を劇的に変化させることを確信しています。
チーム パーシー

提案テーマ
加盟店成長を加速する秋キャンペーン戦略:3本の矢構想
提案内容
チームパーシーは、ジョイカルジャパンの2026年秋キャンペーンに向け、短期的な販売成果と中長期的な顧客基盤形成を両立する「3本の矢」戦略を提案しました。商談率・成約率を高める販促施策に加え、加盟店のGoogle口コミ増加を促すインナー施策を通じて、地域で選ばれ続ける店舗づくりを推進。
さらに、本部公式LINEの整備や若年層向け診断コンテンツ、広告導線の構築により、新規顧客との継続的な接点づくりも設計しました。単発のキャンペーンで終わらせず、2027年以降の集客・送客・成約効率まで見据えた"滑走路"として、持続的成長につながる提案となりました。
評価
判定 : A判定
報奨金 : ¥250,000
◾️株式会社ジョイカルジャパン 代表取締役社長 CEO 早川由紀夫氏からのコメント
チーム パーシーの皆さん、現場のファクトに基づいた緻密なご提案をありがとうございました。
私はかつて広告代理店という、毎月リセットされるビジネスの限界を感じ、積み上げができる「ストック型」の事業を目指してジョイカルを立ち上げました。
そのような背景がある中で、莫大な広告費に頼るのではなく、既存顧客との信頼関係や親子二世代にわたるつながりを資産(ストック)として捉えた着眼点は、私の経営哲学や地方店舗の強みと深く重なるものでした。
また、地域のお客様との関係性を一度きりの取引で終わらせず、長期的な価値へと転換していく発想は、加盟店が「家業から脱却し、地域に必要とされる企業になる」ための本質的な成長モデルであると感じています。
ジョイカルジャパンの目指す未来に真摯に向き合い、このような視点で提案をまとめてくれたことを大変嬉しく思います。すばらしいご提案をありがとうございました。
◾️チーム パーシーメンバーからの感想(抜粋)
調査した情報を整理し、企業や顧客などの多面的な視点から物事を捉える力が身につきました!
ビジネスにのめり込む『仕事の楽しさとやりがい』を心から経験することができました!
実務の厳しさを痛感する一方で、本気で事業に向き合う楽しさを経験することができました!
想像以上の自己成長と、本音でぶつかり合える仲間が得られました。
株式会社LeaP UP! 代表取締役 関根からのコメント

今回、ジョイカルジャパンさまとの『B-Lab』を通じて、若者ならではの今までにない新しい発想が、企業の未来を切り拓く大きな可能性を秘めていることを改めて実感しました。
今回のテーマは、全国約550店舗の加盟店を抱えるフランチャイズ本部というBtoBtoCの事業構造を理解しながら、20周年を迎えたキャンペーンを設計する非常に難易度の高いものでした。学生たちは、単に自由な発想を考えるだけではなく、本部・加盟店・エンドユーザーそれぞれの立場を整理し、「現場で本当に実行できる施策とは何か」を徹底的にリサーチし、議論し続けました。
何度も壁にぶつかり、何度も提案をゼロから見直す場面もありましたが、最後まで妥協せず企業と真摯に向き合い続けた結果、両チームともA判定というすばらしい成果につながりました。
B-Labが目指しているのは、学生の柔軟な発想を企業へ届けるだけではなく、その発想を現実の事業へと昇華させることです。今回生まれた提案も現在事業化に向けた検討が進んでおり、学生の挑戦が企業の未来につながる価値あるプロジェクトになっていることを大変嬉しく感じています。
『B-Lab』は、企業の経営課題に挑む学生ビジネスコンペティションです。選抜された学生チームが約2〜3週間で提案を磨き上げ、事業案を社長に直接届けます。
▶︎ 『B-Lab』の詳細はこちらをご覧ください:https://b-lab.bloomup.jp/
『Bloom UP!』は、株式会社Leap UP!が運営する学生限定のビジネスプラットフォームです。
▶︎ 『Bloom UP!』の詳細はこちらをご覧ください:https://bloomup.jp/top
