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本屋という空間に会いにいく

ここに同類がいる。スペースを聞きながら、うれしくなった。

マーブルスクール同期のこじえみさんのスペース、「出版記念イベントってどうやるの」に参加した時のことだ。


「自分の本を売るだけではなく、出版業界全体を元気にするイベントを開きたい」と考えたこじえみさん。

その一つの方法として彼女が語ったのが、「本屋さんに1万円持って行き、みんなで好きな本を買って見せ合いっこする」だ。


実はリアルで私もやっている。

6月に訪れた「周南 蚤の市」×「周南 本屋通り」でのことだ。イベントそのものの珍しさもあり、散財してしまった。

しかもそれを記録に残したくて、「記事にします!」と手を挙げてしまったのだ。完全にプライベートで訪れたのに(笑)。

この記事の最後に、私がこの日購入した本の写真を並べている。


先日広島を訪れたときも、帰りのバスの時間まであと20分なのに、紀伊國屋書店に立ち寄った。バスセンターに向かう時間を、時計の針で確認しながら。

お目当ては『イン・ザ・メガチャーチ』と『けんぐゎい』だった。今年の本屋大賞と直木賞なのだから、どこの本屋でも買える。

それでも私は、紀伊國屋書店という巨大な本屋に足を運んだ。

残りの時間を考えると、バス停まで走って行かなかればならない可能性もあったのに。本を手に取ったものの、この日は持ち帰るのを諦めた。

広島まで来た。バスセンターの上の階には、紀伊國屋書店がある。その時に、どうしてもあの本が並んだ空間を見ずには帰れなかったのだ。


目に飛び込んだ本を片っ端から手に取る。気になる本をめくる。あの時間は、本を探しているというより、本屋という空間を歩いている時間なのだ。

あの感覚は、大型書店でないと味わえない。


そして私は、この時間がどれほど貴重なものかということも知っている。私が広島滞在中に、紀伊國屋書店や丸善、ジュンク堂に足を運ぶのはこの空気の中に身を置きたいからだ。


同じ感覚を持っている人たちが、オンラインの世界でもそこにいる。

いつか「本を買うイベント」が実現したら、私もうれしい!




*こじえみさんのスペース「出版記念イベントってどうやるの」のアーカイブです。出版を「本を売ること」だけで終わらせない。著者さん3人の「出版」に対する想いが伝わってきました。


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