子ども部屋おじさん 家探しする ②神奈川県のオススメ駅
こどおじ家探しシリーズその2.神奈川県で住んでみたい場所をピックアップ。
オススメっぽい場所(独断と偏見)
こどおじシリーズその2。今回は神奈川県内でいい感じの駅を筆者のオススメっぽい駅を独断と偏見で紹介。
神奈川の良いところは、東京まで直線距離が近い点だ。地図を見ればわかるが、東京都は焼肉のカルビみたいな横に平べったい形をしているので、ちょっと行けば神奈川県と埼玉県である。ちなみにその神奈川県はイヌみたいな形をしている。
神奈川県との県境は多摩川、埼玉県との県境は荒川がラインになるのだが、ここを跨ぐと家賃相場が一段階下がって住みやすくなる。また隠れたメリットとしては水源が相模湖・宮ヶ瀬湖なので貯水率が高く、PFASの懸念も比較的少ないという点はある。
どこもそれなりに人気なので、徒歩〇〇分を許容したり、周辺の各駅停車駅を検討したりは予算との相談になるだろう。
※画像は手持ちのものを適当に(適当)
JR東海道線沿線周辺
①川崎駅周辺

品川・東京・上野方面へのアクセスが良い。横浜より近い分単純に通勤時間は短縮される。JR南武線の始発駅であり、武蔵小杉・武蔵溝ノ口・登戸方面にアクセスでき、最終的には立川まで一本で行ける。その一方で渋谷・新宿・池袋方面へのアクセスは今一つとなる。
難点としては治安に不安がある点。川崎駅は東口の繁華街の規模がかなり大きいので、まともな住宅街を探すとそれなりに離れることになる。特に銀柳街周辺、旧東海道周辺の夜の雰囲気は慣れるまでちょっと怖い。住むなら西口方面(ラゾーナ川崎がある方)になるのかな。
周辺駅だと八丁畷駅(JR鶴見線・京浜急行線)や、尻手駅(JR鶴見線)が徒歩圏内。この辺まで来ると繁華街の喧騒はなりを潜める。港町駅(京急大師線)は高級マンションが立ち並ぶ。ただし鶴見・川崎界隈なのでガラはあまり良くない。
②横浜駅周辺

神奈川といえば何はなくとも横浜駅だろう。長所としては東京の南半分であればどこにでも出られる点。確かに都内であれば通勤時間帯は短くなるが、横浜駅は東京方面・新宿方面のどちらにも出られる点は魅力的だ。新幹線駅の新横浜駅も近い。
川崎・蒲田・都内であれば直線距離的には近く、実際に一方は近くなるものの、もう一方はさほど変わらないか、かえって遠くなってしまう。この点横浜か武蔵小杉であれば両方に出られるため、むしろアクセスの良さは勝る。
また繁華街が分散している。横浜・桜木町・関内・石川町あたりは一帯が繁華街で観光地にもなっているのでデートコースにもなる。企業の本社や支店もそれなりにあるのでそこに勤める場合は有力候補になる。
周辺駅には平沼橋駅(相鉄線)、高島町駅(横浜市営地下鉄線)、神奈川駅(京浜急行線)、戸部駅(京浜急行線)、反町駅(東急東横線)などがあり、いずれも各駅停車駅だが横浜駅から徒歩圏内になる。平地なので横浜駅まで強引に歩いている人も多い。
なお神奈川駅は横浜駅の隣りにあるのだが、横浜の上司みたいなネーミングに反して見た目が思いっきりショボいことがよくネタにされている。近くには反町駅があるが「そりまち」ではないことがよくネタにされる。
③戸塚駅
JR東海道線で横浜駅から1駅だが、住宅街で割と住みやすい。横浜駅よりも下るため、ここからでも東京方面・新宿方面の両方に出ることは可能。戸塚──大船──藤沢は割と都内通勤者が多いかもしれない。忘れがちだが横浜市営地下鉄にも乗れる。
近傍に明治学院大学のキャンパスがあり、学生街としての側面もあるため家賃相場が比較的安い。藤沢鎌倉より安いまである。ただし駅が丁度盆地のような地形にあり、東口(上倉田・下倉田方面)・西口(国道1号線方面)共に坂道のため、覚悟は必要になる。
近傍の駅にはJR横須賀線の東戸塚駅があり、実はこちらの方が栄えている。大型商業施設にタワマンを何棟も擁す武蔵小杉タイプの街で、ハイソ感は明らかにコチラが上である。ただし横須賀線の各駅停車しか止ないため線が細く、横浜か戸塚で乗り換える必要があるので意外と不便ではある。
④大船駅
戸塚駅から下った1駅である。JR東海道線・横須賀線・根岸線が止まる。特に根岸線は始発駅なので、タイミングによっては座りやすい。忘れがちだが湘南モノレールがある。江ノ島へはこれに乗ると早い。
街並みは駅前に繁華街があるが、大きな店舗は少なく昔ながらのどこか懐かしい町並みで気取らず親近感がある。この感じは好き。松竹通りや芸術館通りを少し行くと閑静な住宅街となるため、住みやすい印象の街。
ここからJR東海道線と横須賀線が分岐するのでその意味でもバランスがいい。サーファーは湘南に住むし、寺好きは鎌倉に住むが、どちらもクセはあるので普通のサラリーマンは大船が無難かなと。
⑤藤沢駅

大船駅から下った1駅。JR東海道線と小田急線が止まる。そのため新宿へは2通りの経路を取れるのが特徴。JRが990円に対して小田急は607円なので相当安い。ただし小田急の方がやや時間がかかり朝はゲロ混み。ブルジョワは差額払ってロマンスカーに乗ってしまうのもあり。
ここも割と便利な街で、南口の繁華街はそれなりに栄えている。一駅行くとテラスモール湘南があり、小田急江ノ島線で江ノ島に遊びに行ける。横浜へも町田へも出られるのでその意味ではバランスがいい。都内通勤なら品川までなら許容範囲になるだろうか。
なんとなく海っぽいイメージはあるが実際は海から遠く、辻堂・茅ヶ崎駅の方が近い。この界隈にはサーファーの人が良く住んでいて、玄関にシャワーがついていることがある。ただこのレベルになるとお金持ちになる。海が近いので配管や鉄部の痛みが早いということでもある。
大磯・二宮・国府津駅になるともっと海が近いが、ここまで下るとほぼ小田原になってしまうため、必然通勤はしんどくなる。二宮にはフリーザの群れが住んでいて正月に出没するというウワサ。
東急東横線沿線周辺
①武蔵小杉駅周辺

まず立地が神掛かっている。横浜駅と同じく東京・新宿方面のどちらにも出られる上で、それでいて横浜駅より都内に近い。かつ都内ではないので家賃は都内の一等地よりは安い、ということで最近タワマンが林立している。中原区という名の通り平地が続き、自転車通勤もしやすい。
ただしデメリットもあって浸水しやすい場所である。一級河川の多摩川が近くにあり武蔵小杉はその旧河道(屈曲部)にあたる。そしてタワマンは高密度住宅ゆえに下水道の容量がタイトで、ゲリラ豪雨などで大量の雨水が流入すると処理能力をオーバーして溢れかえってしまう。
この問題を避けたい人は周辺駅の元住吉駅を検討するとよい。こちらは各駅停車になる点がネックだが、ブレーメン通り(駅前商店街)の雰囲気が良く、昔ながらの住宅街で洪水問題もあまり聞かない。食い物に関してはアホみたいに充実している上、家賃も武蔵小杉に比べて多少下がる。
近傍の日吉駅は後述するがここも済みやすい場所だ。南武線ユーザーなら武蔵中原駅もいい。
②日吉駅

ここも乗り入れ路線が多くて便利な駅だ。武蔵小杉駅から2駅と近く東急東横線の通勤特急も止まる。慶応義塾大学のキャンパスがあるため学生街であり、駅前もそれなりに充実しているが手ごろな物件が多い。
乗り入れ路線も多くて東急新横浜線(≒相鉄線)、横浜市営地下鉄グリーンラインと何気にえげつないことになっている。地下鉄で行けるセンター北・センター南は商業施設が集積していて買い物にもってこいだ。
難点は坂道が多い点。駅自体が少々高台にあるので、綱島街道を歩いて駅を目指すと朝の通勤は上り坂になる。坂道が嫌な人、慶応の学生が鼻につく人は隣の綱島駅か元住吉駅を検討するのもいい。
③溝の口駅(JR武蔵溝ノ口駅)

ここは田園都市線とJR南武線が乗り入れている。田園都市線は東京メトロ半蔵門線へ直通乗り入れしているため実質3路線が使える。
両路線における屈指の繁華街で、駅前はかの有名な飲んだくれスポット「溝の口西口商店街」があるし、ドンキのあたりが雑然とした雰囲気があるが、二ヶ領用水の辺りまで離れると雰囲気は良くなる。
「天体戦士サンレッド」の聖地である(重要)
この作品では駅前のカラオケ店や、牛丼屋、ファミレスなどが実際に出てくるので聖地巡礼が楽しめる。そんなわけで筆者はこのエリアを営業で回る際は決まってフローシャイムの靴を履いている。
聞いているBGMはもちろん「溝の口太陽族」だ。
この牛丼屋は駅前にちゃんとある。また有名な靴の修理屋さんが髙津駅の近くにあり、妙なところで靴にまつわる街だったりする。
横浜市営地下鉄線
①あざみ野駅
横浜市営地下鉄の終点のあざみ野駅は、東急田園都市線と乗り入れをしている。そして横浜市営地下鉄は将来的に(2030年を目途に)新百合ヶ丘駅までの延伸計画が決定しており、将来的に利便性がさらに上がる。
現状この区間はバスで、王禅寺経由で30分程度はかかる。これが電車で直接新百合ヶ丘まで行けるようになればそこからは小田急があるため、新宿方面へのアクセスが改善する他、町田・厚木・小田原方面に下ることもできる。
駅前にはマックがありOKストアがある点もポイントが高い。また数駅先にセンター北駅・センター南駅があり、そこは商業施設が集積しているため必要な買い物は十分揃う。
難点は横浜市内でありながら横浜駅へのアクセスが超悪い点。地下鉄の各駅停車に乗った場合、横浜で30分以上・関内で35分以上かかってしまう。これは渋谷より遠い。快速もあるのだがJR南武線と同じようなものであまり当てにならない。横浜市アオバ・クーと呼ばれる所以である。
②新横浜駅

何といっても特徴的なのは東海道新幹線の停車駅であること。しかもすべての「のぞみ」が止まる。出張の多い人はもってこいだ。駅前の新横浜町方面はオフィス街で、反対の篠原口方面は住宅街となっていて、ギャップがすごい。
難点としては商業施設の少なさ。新横浜方面はオフィス街ゆえにそもそも住居が少なめ。スーパーなどは少なく、ドラッグストアなどで代用することになりやすい。また横浜アリーナや日産スタジアムが近くにあり、休日は度々人だかりや行列が起こりやすい。
実際に住む場合は周辺駅の北新横浜駅(横浜市営地下鉄線)、岸根公園駅(同左)、菊名駅(JR横浜線・東急東横線)が現実的になる。特に菊名駅はすべての東急線が停車するので利便性がいい。駅前風景はちょっとしょぼいが再開発計画があり、確変する可能性は秘めている。
③上大岡駅

京浜急行線の特急・快速特急で横浜から1駅離れた好アクセスの立地にある。京急は東海道線よりもラッシュが緩やかで、通学定期券も安いので
勤務地が横浜・川崎・蒲田・品川の人などは候補に入る。横浜市営地下鉄で関内・桜木町方面、あるいは戸塚方面にも出ることができる。
JRが走っていないためイマイチ地味な印象があるが、結構何でも揃っている街で、特筆すべきは映画館とヨドバシカメラがある点。ヨドバシカメラは一流の立地の場所しかないので、つまりそういうことだ。
欠点としては坂道が多い点。駅が盆地の中心に立っているため、周辺へ行くとすぐ上り坂になる。中には激坂もあるため下見の際に駅までの経路は絶対にした方がいい。車で内見すると案外この点が盲点になりやすい。
なおこの京急と横浜市営地下鉄の上大岡駅~横浜駅の間が横浜市の中心部(西区中区南区)に当たる場所で、いわゆる「ヨコハマ」をイメージがあるエリアとなる。ヨコハマっぽさを満喫したいなら検討するといい。鎌倉街道(16号線)周辺は平地なので住みやすい。
相模鉄道線
①大和駅
都心からそれなりに下るがここも結構便利な駅。やはりJRがないため地味な印象だが、相鉄線と小田急江ノ島線が乗り入れている。江ノ島にも海老名にも、町田にも下北沢にも遊びに行ける。
相鉄線で横浜に出られ、小田急線で新宿方面に出られる他、中央林間駅で田園都市線に乗り換えて渋谷に出られるなど意外といろんなことができる。
難点としては小田急ラッシュ(新宿方面)田園都市線ラッシュ(渋谷方面)がきついのと、品川・東京・上野方面へのアクセスの悪さがある。横浜川崎程度であればまだしも、都内となると少々遠さを感じる。ただし品川程度であれば許容範囲内で、できないとは言わない。
また自衛隊と米軍の航空基地が近くにあり、スクランブル発進などすると
結構な騒音が鳴る点も留意事項となる。家探しするときは防音対策をしているかを事前に聞いた方がいい。そして最大の弱点はライバルに藤沢・町田がいることだ。大和がいいならそちらでいいとなりがち。
相鉄線は地味で駅名が覚えづらいが鉄板の覚え方がある。宇宙戦艦ヤマトのメロディに乗せて歌うのだ。
さらばー海老名よー♪ かしわ台 さがみ野ー♪
相模大塚―♪ やーまーとー♪
お後はよろしいようで‥‥。
②海老名駅
県央地域の覇者でありその利便性は本厚木を凌ぐ。相鉄線・小田急線・JR相模線と3路線を要しており、町田・新宿方面に出られるほか、小田原方面にも出られ、相鉄線で大和・横浜方面に出ることもできる。
ビナウォーク・ららぽーと海老名と巨大商業施設を2つ擁しており、前者には映画館もある。少し離れているが海老名サービスエリア(東名高速道路)もあって遊ぶ場所には困らない。また市役所も駅から徒歩圏内と利便性が良い。いい石屋さんがあるので筆者もたまによく行く街。
難点としては、新宿方面に出ようとすると小田急が混む点。また夏が暑い。気のせいではなくたぶん神奈川県内で一番暑い。理由は内陸部にあるからで、強い日差しによって暖められた地面の輻射熱が、逃げ場を失い停滞しやすいからという。これは覚悟しよう。
JR横須賀線
①鎌倉駅(JR横須賀線)

ロマン枠。どうしても好きな人向けになる。やはり観光地なので、表参道や小町通りは常に人が多く、夏は由比ガ浜も混んでしまう。必然的に物価が高くスーパーなども少なめ。ただし夜が割と早い街ではあるので、夜遅くまで若者が叫んでいるということはない。
山が近いので暑く、坂道も多い。また道が狭く観光地なので渋滞は宿命になる。800年前に鎌倉幕府が置かれていた理由を推して知るべしである。ぶっちゃけ住みにくいので、好きな人は大船に住んで遊びに行くとかした方がいいかもしれない。ここも一応鎌倉市だし。
ちなみに隣接する駅に逗子駅があるが、逗子・葉山は保養地(有閑階級向けの別荘地・高級住宅街)なのでアクセスが悪く、駅周辺物件の家賃も安くはないため通勤にはあまり向いていない。東逗子駅まで下ると単線になってしまうため、オススメしない。
②横須賀駅(京浜急行線汐入駅・横須賀中央駅)

これもロマン枠かなぁ。ヴェルニー公園に面しているため駅前の雰囲気はとても良い。ただし横須賀線は逗子駅以南が単線なのであまり実用的ではなく、京浜急行線の汐入駅・横須賀中央駅の方が現実的といえる。
どちらかというと観光地向けの街で、ドブ板通りや表の国道16号線はアメリカンな雰囲気が漂う。東京の福生のようなイメージで、奇しくもあちらもR16である。治安は昔よりはマシで、地元警察やMPが巡回しているので粗相は大分減ったようだ。
生活用施設もそれなりにあり、三笠ビル商店街はビル一体型の商店街で中野ブロードウェイみたいで面白い。駅周辺に住む分には関係ないが、郊外はひたすら坂道が多く、居住に不適な場所も多いため人口減少が著しい。
車を使いたくなるが、三浦半島の付け根に位置する関係上行ける場所が限られるのもネック。横浜横須賀道路が高く(前より安くはなった)一般道は日の出町交差点や衣笠十字路がいつも混むのが悩みのタネ。
まとめ

そんなわけで神奈川県のおすすめの駅特集だった。筆者は営業職で外回りな上、趣味が写真なこともあって街歩きは好きなこともあり、実際歩いてみての感覚なところはあったりするのだが、参考になれば幸いだ。
とりあえず今回はこの辺で。次回は西東京・埼玉・千葉あたりを紹介してみたい。
