【MBTI】E型(外向型)とI型(内向型)の違い ②向性
引き続き外向型と内向型の違いについて。向性に着目して考えてみる。
※前回記事はコチラ
1.発言の仕方
外向型(E型)と内向型(I型)は発言の仕方に差があると言われている。内向型の場合、内心に留まることが多いようだ。
①外向型は話してから考える
外向型の場合、言いたいことがあったらとりあえずその場で言う。言ってみて、相手の反応や会話の流れをリアルタイムで見ながら考えることが多い。そのスタイルから話役に回ることが多いようだ。メールのやり取りもレスポンスは早い。
反面勢いで言ってしまうことが多く、軽はずみな発言でひんしゅくを買う、タブーに振れてしまう、言いすぎて相手を傷つけてしまうなど、思慮の浅さが災いとなることもあるようだ。
②内向型は考えてから話す
内向型の場合、考えがある程度まとまってから話すことが多い。また相手の反応はある程度予測して着地点を見出してから話として出すことが多いようだ。そのスタイルから聞き役に回ることが多いようだ。メールは読み返したり、丁寧に返したり、億劫になったりして遅れることが多々あるようだ。
内向型は口が重くなることが多く、寡黙になってしまう、言うべきタイミングを逃してしまう、レスバトルで相手に圧倒されてしまうなど、思慮深さで相手にリードを許してしまうことが多いようだ。
③外向型はトークを好み、内向型は文字を好む
この特徴はコミュニケーション手段そのものにも良く表れていて、外向型は相手と直接話すのを好む一方で、内向型はメールやチャット、SNSなど文字によるやり取りを好む傾向にあるようだ。
この特徴はS型(感覚型)・N型(直観型)の別もその特徴をさらに際立たせる。たとえばnoteやネット掲示板のMBTI界隈では、IN××型(内向型・直観型)が大多数で、逆にESxx型(外向型・感覚型)はあまりいないことがわかっていて、偏りが有意に認められる。
2.他者からの注目
他者からの注目に対する耐性も外向型・内向型の指標になるだろう。外向型(E型)は自身が目立つのは嫌いじゃないが、内向型(I型)は露骨に嫌う。
①注目を浴びるのはまんざらじゃない外向型
外向型は周りから注目を浴びるのはまんざら気にならない。他人からの視線や評価に対して比較的耐性が高く、むしろ目立ったり注目されるのを好む人もいる。カメラも割と撮らせてくれることが多いようだ。
そのためこのタイプがリーダーシップを取る場合、このタイプは自ら前面に出て目立つことが多い。
②注目されるのは避けたい内向型
この点内向型は周りから注目を浴びるのをあまり好まない。他人からの視線や評価に対する耐性が低く、目立ったり注目されるのは苦手だ。カメラを向けられるのもあまり得意ではないようだ。
このタイプがリーダーシップを取る場合、調整型リーダーシップを取って事前に合意形成したり、軍師・参謀ポジションに収まったりして自ら全面に出てこないことが多い。
③人見知りは内向外向関係なし?
人見知りについては、意外と外向・内向は関係ないように思う。筆者はINFJで内向だがあまり人見知りはせず初対面は楽だ。むしろ関係が打ち解けてからがボロが出たり疎外感を感じたりして辛くなる。妹はESFxで陽キャで内輪グループは得意だが、初対面は苦手らしい。
言われてみれば陽キャ圧の強いESFJやESFPよりも、ほんわかしているENFPの方が人見知り感は少ない。典型的陰キャのINTJも、誰に対しても態度が変わらないため、これはこれで人見知り感があまりない。
あくまで筆者の印象になってしまうが、Siユーザー・Fiユーザーは人見知りになりやすいのかもしれない。前者は未知への恐怖(Ne劣勢)から、後者はスキかキライかわからないとまどいから、人見知りになるのかもしれない。彼らに相反するNe・Teユーザーは少ないだろう。
3.ストレスの回復方法
ストレスの回復方法にも性格は出る。外向型(E型)は基本的に人と会って話すことでストレスを回復する。内向型(I型)は逆で1人になって内省することで回復するようだ。
①外向型は人と会って話す
外向型は人と会って話すことでストレスを回復するようだ。外向型は自分以外の外部環境に意識が向かうため、人と関わることでエネルギーを補充するようだ。
筆者の妹(ESFP)は学生時代大抵家に居なかった。結婚した現在も、土日は大抵自身の友人の家に行ったり、あるいは自宅に招いたりすることが多いようだ。LINEは常に見ていて親戚や従兄弟のグループも常にレスしている。その他アウトドアなどのアクティビティも多い。
②内向型はひとりになって内省する
内向型はひとりになって内省することでストレスを回復するようだ。内向型は自身の内面に意識が向かうため、一人の時にエネルギーを補充する傾向が強いのかもしれない。
筆者(INFJ)は学生時代ぼっちで、恥ずかしながら未だ独身なのだが、仕事が終わるとトレードやオークションに興じたり、ブログやnoteを更新したり、シーズン中は資格試験勉強に打ち込んだり、たまにゲームを一気に遊んだりと案外忙しくしていて、いい息抜きになっている。
というかコレをやらないとサラリーマン生活が持たない(深刻)
4.16タイプの外向度(内向度)
MBTIは16タイプに類型するが、一口に外向型(内向型)といってもその程度には差がある。これは個体差はもちろんだが、16タイプ間で見た場合、同じ外向型(内向型)でもその度合いに差があるようなのだ。
たとえば、ESFPとENFPは共に外向型だが、その外向度は差があると思う。パリピ気質のESFPに対して、ENFPは少しスピリチュアルな雰囲気があり、フワフワしている。あるいはINTJは少々話しかけづらい感があるが、INFJはあまりそういった雰囲気はなく、むしろ向こうから話してくることも多い。
そんなわけで、外向性(内向性)は一列横並びではなく、実際はスペクトラムに近いとされているようだ。
5.16タイプの連続体(スペクトラム)

これがそのスペクトラム表になる。ネットで見かけたことがある人も多いのではないだろうか。
この表によると、最も外交的なタイプはESTPで、もっとも内向的なタイプはINTJということになるようだ。ENTP・ENFPは外向型の中では内向寄りで、ISFJ・INFJは内向型の中では外向寄りということになる。
①大まかな傾向
このスペクトラムはあくまでイメージなのか、特段の規則性は見当たらなかった。そのままではアレなのでなんかパターンが見えてこないかなと思い、仕分けてみたところ以下のようになった。
第一グループ(外向型)
ESTP・ESFP(主Se)、ESFJ・ENFJ(主Fe)、ESTJ・ENTJ(主Te)
第二グループ(両向性の外向型)
ENTP・ENFP(主Ne)
第三グループ(両向性の内向型)
ISFJ・INFJ(補助Fe)
第四グループ(内向型)
ISFP・INFP(主Fi)、ISTP・INTP(主Ti)
ISTJ(主Si)、INTJ(主Ni)
という感じになった。半ばこじつけ気味だがこれを考察すると以下の通りになった。
②外向性に寄与する:Se,Fe,Te
外向性に寄与するのはSe・Fe・Teだろう。これは割と順当と言えそうだ。Seは五感や体感覚で刺激を取り込むことで、あるいはアクションや有形力を用いた際の反響によって外部環境を把握する機能なのでこれはわかる。Seユーザーは人やモノに働きかけて探索行動を行うからだ。
Feも共感や一体感を得るために、社交性や貢献意欲を発揮する機能なのでこれもわかる。面白いのは本来内向型であるISFJ・INFJが両向型に位置している点で、補助機能であっても外向性傾向を付与する力が強いようだ。
Teも勝利や達成感を得るために、競争心や交渉力を発揮する機能なのでやはり外向性に寄与するのだろう。ただしTeはあくまで自身の正当性・有意性を他者に認めさせることが第一なので、外部に働きかけること自体を目的とするSeやFeに比べると幾分か外向的傾向が弱まるかもしれない。
③内向性に寄与する:Ni,Ti,Fi
内向型に寄与するのはNi・Ti・Fiだろう。これもイメージ通りだろうか。NiはSeに相反する心理機能で、パターンや法則性を見出して体系的理解をもとに、大局観や長期的見通しといったビジョン得る機能だ。その特性上、長考(感覚遮断)を要するので内向型に振れやすいのだろう。
Tiは自身の内心で完結する思考のことで、分析や考察、試行錯誤を通して論理的整合性を構築し、自身の中での納得を得る機能だ。Fiも同じく、好悪や快不快の評価に基づく感情の発露を通して、自身の中での精神的満足を得る機能であるので、やはり内向的に振れるのだろう。
④中立的:Ne,Si
中立的と思われるのはNe・Siだ。Neは好奇心をを満たすために新奇性や好奇心を求め、そのインスピレーションからアイデアが湧き出る機能だが、直観はイメージの世界であるため、他の外向機能よりもニュートラルなのかもしれない。
そのNeに相反するSiは、自身の記憶や体験、あるいは確かな事実を拠り所として、また権威や伝統も尊重しながら、自らの価値基準や行動規範を形成する機能だが、ルーチン・習慣という側面が強いため、これもやはりニュートラルなのかもしれない。
まとめ
今回は外向型・内向型の違いを向性から論じてみた。途中心理機能の話が出てきたりして脇道に逸れた感もあるが、外向型=主機能が外向機能となるタイプ 内向型=主機能が内向機能となるタイプ というルールに鑑みるとあながち脱線とも言い切れないかもしれない。
