見出し画像

【ファッション】歴代のユニクロジーンズで打線を組んでみた結果www

 しまった!blueさん空間だ!今回はユニクロの「ジーンズ」を語ってみたいと思います。ながびよーん(9,500文字 長文注意!後で読む推奨!!※完全にマニア向けです)

■前回記事はコチラ


俺とユニクロジーンズ

 筆者はジーンズを趣味にしていた時期がある。ガチのオタクでもなく普通にライトユーザーでせいぜい50枚程度しか持っておらず、古着やアメカジに特段造詣が深いわけでもないのだが、何せ就職に苦労してフリーター時代が長かったので何枚か穿き込んだことはあった。

その感想になるが、ユニクロのジーンズは普通にいいジーンズだと思う。特に2008年発売のメイドインジャパンデニムで完成したと言ってよい。これ以降シルエットや色味が他社ジーンズに比べて遜色のないものになっていく。


ユニクロは言うまでもなくアパレル(ファッション)業界の巨人である。圧倒的なスケールメリットと徹底して合理化されたSPAノウハウによるコストパフォーマンスにおいてはどのブランドも勝てず、日経平均株価は別名「ユニクロ指数」とまで呼ばれる程にまでなった。

ユニクロはファッション界におけるゾルトラークのようなものだ。とりわけメンズファッションにおける功績が大きく、この20年で一気に現代化・標準化をもたらした。特に90年代オタクとそれ以降のオタクは「脱オタクファッション」の定着で一変し、今や脱オタというワードすら聞かなくなった。

メンズファッションに黎明をもたらしたと同時に没個性化も招いたため功罪はあるのだが、あまりにも影響力が大きすぎて半ば社会インフラにようになっている。好みこだわりを捨て効率とコスパのみを最重視するなら全身ユニクロでいい。むしろそれ以外の選択肢がない。

①ぶっちゃけどうなの??

 ユニクロのジーンズはよく見るとレギュラー品と企画品があり、後者はいわゆるセルビッジデニムになっている。ここで語るのは主に後者で、企画・年代にもよるが+1,000円高く4,980円で売られていることが多い。

セルビッジデニムということで旧式力織機でシャトル織りされたムラ糸デニムが使われている。このため縦落ちはする。生地感としてはコシの強さよりも伸縮性を重視する傾向があり、スキニーなど細身のモデルはポリウレタンを2%配合しストレッチデニムとすることが多い。


通常は防縮デニムをワンウォッシュの状態で売っているため縮み・捩れはなく、着用や洗いによる寸法の変化は少ない。デニム表面は毛焼きもされており、濃紺の状態でも毛羽立ちも少ないので初心者でも合わせやすい。

レギュラーストレートは太くもなく細くもなくと言った感じの標準的なもので、日本人の体形に合わせて股上は浅めに設定されている。色もジャパデニ以降良くなった。ただコスト高の影響もあると思うので、吟味するなら2000年末~2010年初頭に生産されたものがいいかもしれない。

②世界に誇るカイハラデニム

 ユニクロのジーンズは中国などの海外工場で縫製されているが、デニム生地はカイハラ社の国産物が使われている。

カイハラ社は広島県福山市に工場があるデニム生地のサプライヤーで、リーバイスでいうコーンミルズみたいなものだ。福山市は岡山県の倉敷市とならぶジーンズの聖地で、これも日本版ホワイトオークにあたる(こちらは2017年に閉鎖されてしまったが)

そのルーツは軍服工場にある。戦後その技術は学ランやブレザーなどの学生服に転用された。学生服は育ちざかりの青少年が着る服なので、厚手の生地を頑丈に縫い付けて作られている。通常のミシンでは縫製が難しいため地域産業化したわけだが、ジーンズの縫製にもその技術が使われている。


カイハラ社は1970年にロープ染色機を開発してデニム生地に転向したサプライヤーだった。その後80年代にDCブランドブーム、そして1995年にアメカジブームが起こる。その際にリーバイスのヴィンテージジーンズの風合いと色落ちを目指したレプリカジーンズが流行ったのだが、、

その生地の研究をしていたのがカイハラ社なのだ。ユニクロはこのカイハラ社と提携してデニムを作っている。というか当のリーバイスが55年モデルや66年モデルのようなヴィンテージ復刻モデル(LVC)を作る際に、カイハラの生地を使っているくらいなので推して知るべしである。

③なぜ昔のものを探すのか

 ユニクロのジーンズは現行モデルより少し前のモデルの方が質がいいと言われている。筆者も歴代のものを所有していてそれなりにはいているのだがこれには概ね同意する。

なおユニクロで一番品質のよかったジーンズが2008年発売のALL MADE IN JAPAN JEANSなのだが、有名な上に18年前の商品で玉数が少なく、特にリジッド(糊付き)はプレミアがついていて高い。これなら別のブランドを買った方がいいかも。ユニクロが好きな人向けのジーンズになる。


これを叩き台にしてその後スタートしたのがUJ(ユニクロジーンズ)なのだが、このジーンズはオールメイドインジャパンジーンズと同じ生地を流用して中国で生産されたラインになる。とはいえその違いはボタンフライとジップフライの違いくらいで隠れた良品といえる。まだバレていない。

近年のユニクロのジーンズも悪くはないのだが、ライト層に配慮してかポリウレタンを2%配合したストレッチデニムになっていたり、そうでなくともコスト高の影響で生地のオンスを下げられたりして気になる部分はある。そのため筆者のようにあえて昔のユニクロを探す人も少なくない。


ユニクロジーンズの歴史(知ってる限り)

 筆者が知っている、または所持しているユニクロのジーンズについて書いてみる。基本的にはレギュラーストレートになる。ルメールとかジルサンダーのようなデザイナーズコラボ系はよくわからないのであしがらず。

①RA033(2000年製?)

 筆者が持っているもので一番古いユニクロのジーンズ。ケアタグを見る限り90年代に作られたものでオールドユニクロの範疇になる。この時代はまだユニクロでコンバースが売っていた時代で、昔の自民党のマークみたいなロゴだった時代のものになる。

だが筆者はどうしてもさいたま!さいたま!を連想してしまう。



 これは当時のデッドストックを資料として買ったものだが正直微妙な一品。一見セルビッジ風だがちょっと怪しい。パッチも合皮製だし‥‥。一方でデニムの色は悪くなく、2006年頃のS-001(スリム)S-002(レギュラー)はよりも良さげに見える。

ワイドストレートということもあってXXよろしく土管シルエットだ。赤タブとなんちゃってセルビッジ、月桂樹ボタンもあって大戦モデルに見えなくもない。若い人でイケメンとかなら似合うかも。

②+シャトルデニムクラシックフィットジーンズ(2005年発売)

 ユニクロが初めて発売した本格的なセルビッジジーンズである。これだけ持ってないので画像はありません。あしがらず。ユニクロは過去(2000年より前)にも、セルビッジ風デニムは出していたのだがあくまで「風」であり、①のようにナンチャッテ感は否めなかった。

ところが今回は違う。リジッドのノンウォッシュで仕上げられたガチなヤツである。10年前に一世を風靡したレプリカジーンズと同じく「糊落としの儀」が必要になるジーンズが4,980円で買えてしまう。好きな人はこれはワクワクするだろう。


本格派であることが魅力だったのだが、これをわかっていない一般消費者が購入したところ色が落ちた・洗ったら縮んだというクレームが多発し、こだわったであろうボタンフライも不評で、最終的には1,990円まで値下げされワゴンで投げ売りされる始末だった。

本来の持ち味が欠陥として捉えられてしまい振るわなかった。注意書きでわざわざそう書いてあるのにこれは悲しい。そんなわけで商業的には確かに失敗には終わったのだが、服好き・マニア・業界関係者の間では確かな反響があり、ユニクロが世間で注目されるきっかけになった。

なお筆者はこのジーンズは持っていない。中古品を見かけたことがあって試着したのだがXX的なガッツリ太いストレートだったので合わないと思って断念した。丸で囲まれた数字(ウエスト表記)のみ書かれた紙パッチに、セルビッジの色は緑色(緑耳)なので識別自体は容易だ。

③S-002 プレミアムデニム(2007年秋)

 シャトルデニムで盛大にコケたユニクロが再起をかけたジーンズがこれだ。通称プレデニと呼ばれるもので古着屋でもたまに見かける。赤い紙パッチとウエスト裏のタブがトレードマークで、筆者がリアルタイムで穿いていたジーンズはコレになる。4,980円とちょい高い。

前回のシャトルデニムはレプリカジーンズと同じコアな仕様だったのだが、あまりにもコアすぎてライト層には受け入れられなかった。ユニクロはそこを改良していて、まずシルエットはレギュラーラインのS-002を踏襲して、これにより前作よりもすっきりしたシルエットに仕上がった。

生地はヘビーウェイトデニムを採用。ただレプリカのようなゴワゴワしたテクスチャ感はなくしなやか系。フロントはユニクロでは珍しいボタンフライである。今回はワンウォッシュの状態で販売すること縮みもなくなり、初心者でも手を出しやすい仕様になった。



 実際に履き込んだものがコレになる。当初の色はかなり濃くガッツリ染まっているように見えるが、洗濯する度に色が盛大に抜けていき、色落ちは案外と早かった。染料が純粋なインディゴではなく顔料が混ざっているのかもしれない。そのため実際の印象はダークインディゴに近いか。

中古品もそれなりにありシャトルデニムや後述のジャパンデニムよりは見つけやすい。あと気になったのは商品として並んでいる際に妙なシワ加工が付けられていた点。当時は気にならずそのままはいてしまったが、跡が残ってしまった。これはアイロンで伸ばした方が良かったかも。

④ALL MADE IN JAPAN デニム(2010年くらい?)

 ユニクロジーンズの集大成。スリムフィット、セルビッジデニム、ボタンフライ、完全日本製と当時のユニクロの技術と資本を結集して作ったジーンズ。インディゴとブラックのモデルがありさらにリジッドと加工モデルがあった。当時価格も7,980円と勝負に出た模様。

前回のプレデニと比較するとまず色がよくなっている。生地の質感はゴワゴワ系ではなくもちもち系で空気感がありソフトな感触。そのためレプリカのようなヴィンテージ感のあるバキバキのヒゲというよりは、やりすぎない縦落ちに自然なヒゲという上品な雰囲気になるかなと。


なお前期モデルと後期モデルがある。前期型は丸くて赤い「日本デニム」と書かれたフラッシャーが付いている。シルエットはスリムストレートのみ。デザインは特にクセのないオーソドックスなものになる。

後期型は白い長方形のフラッシャーが付いている。またUJ(ユニクロジーンズ)ブランドとなりウエスト裏地に赤いループタグが付いた。シルエットも従来のスリムに加えてレギュラーストレートが新たに加わった。


筆者は前期型を途中まではいていたのだが、青々しくなってしまい好みの落ち方ではなくなったのと金欠で手放してしまい、後で後期型を発見して買い直した。当時は若くお金が必要でした‥‥。

また後述するが、ジャパデニはインディゴとブラックで使われている生地が違う。ブラックの方がマニア的には受ける生地と思われる。

⑤S-002 レギュラーフィットストレートジーンズ(2011年秋)

 これはメルカリで購入したもの。いわゆる先染めブラックで横糸は白のブラックジーンズになる。膝部分にほつれがあり補修していたためちょっとだけ個性が出ている。

このモデルはUJ時代のもの。ユニクロとしては割と攻めたデザインで、ジャパデニ同様ウエスト裏地に赤いループタグがつく。さらにタグのコインポケットに謎のセルビッジが入り、ポケットのスレーキで遊びだした。そのためかあまり人気がなく中古で980円くらいだったと思う。安い。


だがこのロットは生地感が抜群に良い。筆者の思うユニクロのジーンズの最高傑作は上記のオールメイドインジャパンデニムのブラックで、これのリジッドは復刻リーバイスの日本製55501XXにも似たザラ感を感じた。同じカイハラ製ではあるが酷似していたのでビビった。

先発のジャパデニが商業的に振るわなかったのを受けて、ジップフライに変えて中国製造に切り替えコストダウンしたものと思われるが、生地は同じだろう。ワンウォッシュ状態だが凹凸感があり素人目でも物凄くいい生地でびっくりする。手持ちだとタブロイドニュースと区別がつかない。


ジャパデニのブルー(インディゴ)の方は、前述の通りどちらかというとしなやかな生地でバキバキ系ではない。綿100%このブラックよりも上品な質感になる。筆者が手放してしまったのはそれもある。この生地でインディゴを出して欲しかった‥‥。

ユニクロのジーンズはメイドインジャパンデニムで完成した。特に限定やプレミアムでもない、単なるレギュラージーンズでこのレベルのものを大量生産して3,980円で売ってくるユニクロはすごいなと思った。それだけ制度設計や生産体制が高度化されてきたということである。

⑥スリムフィットストレートジーンズ(2014年春)

 仕事帰りのトレファクで買ったもの。500円で安い。中国製でジップフライのモデルになるのだがいくつかデザインの変遷があったらしく、赤タグの次はこの白無地のタグがついたモデルになる。

ウエスト内側のタグは無地。UJ時代とは打って変わって素っ気ないシンプルなモデルになってしまった。不評だったのかもしくはユニバレが懸念されたのか、色々察してしまう。もう少しはっちゃけてもいいのよ?


特徴としてはリジッドのモデルがあること。リーバイスやレプリカと違って軽めの糊なのでこのままはくことができる。シャツインして綺麗目にはきたい1枚。これに伴ってかオンスがやや引き下げられてしまい、当時の評判はあまり良くなかった。

前のモデルが優秀なこともあり、デザインが簡素で生地も印象が薄いモデルだが品質は悪くない。中国製で綿100%なので信頼が置けるジーンズと思う。これ以降ロットによってはポリウレタン2%配合のストレッチデニムになったり産地もカンボジアやバングラディシュに移行していく。

⑦スリムフィットストレートジーンズ:黒(2014年秋)

 ジャパンデニム(黒)と並んで筆者が大好きなモデル。一見すると黒のツイルパンツにも見えるが横糸はグレーの先染めブラックジーンズである。裾をめくるとしっかりセルビッジになっていて感動する。ユニクロのブラックデニムは基本的にクオリティが高い。



縫製糸はおろかトップボタンやリベットまでブラックで統一されている。ウエスト内側の無地タグも一転して謎っぽい雰囲気が出てカッコよく見える。これもリジッドで仕立てられているため、パリっとした質感もあって非常にスタイリッシュな印象を受ける。

5年前くらいのブックオフで510円(税込)だった。余りにも安すぎるがこの新品の状態がカッコよく、デッドストックなのもあってもったいなくて使えない‥‥。同じのを入手できたらちょっとはいてみたくなる。

⑧レギュラーフィットストレートジーンズ(2021年製)


 これもトレファクで買った。500円。ポケットのケアタグを見る限り前述の⑥のモデルより後のモデルでコロナ期に作られた物かな。裾はカットされていたが軽く糊が付いていてリジッドの状態になる。丈が割と短めなので短靴やスニーカーと合わせたい。

ポリウレタン混のストレッチデニムが増える中で綿100%で上質さのあるジーンズだ。中国製なのも印象が良い。ジップフライだがユニクロのジーンズは洗っても極端に縮むことはないし、ファスナーは安定のYKKなので簡単に壊れることもないだろう。


ユニクロのジーンズは定期的に仕様やデザインが変わる。これは購入者のフィードバックをこまめに行っていることもあるが、SPAゆえに原材料や人件費といったコスト部分に柔軟に対応するためかもしれない。同じデザインのまま質を落とすと印象が悪いからだ。

そして何よりも販売期間を設定してその期間内に売り切るという制度設計ではないかと思う。無理なく売れる生産数量・品番数・型数・価格設定を組んで、売れなければセールでさばいて売り切るということだ。これを徹底して不良在庫を防いでいる。

筆者は中華時計のマニアをやってるがここも割とそうでモデルチェンジが早い。旧モデルはアリエクのセールなどで売り切ってしまうことが多い。在庫はなるべく持たないというのは商売の鉄則らしい。

⑨スリムフィットストレートジーンズ:黒(2025製)

 これはほぼ現行モデルで実際にはいている。縦横共にブラックのツイルパンツになる。ウエスト内側のタグは黒地に黒文字のものが付いていて、これは2026年現行品と同じだ。レギュラーストレートはサテン地の紺色のものになったが。

これは現場仕事用にはいているもので珍しく新品で購入した一枚。セールで3,980円。高い‥‥いやこれが普通なんだって。なんでもかんでも500円で買えると思ったら大間違えである。仕事用ゆえにこだわりもないのだが、ちゃんとセルビッジになっていて律義さを感じる一枚。


実はこれと同時にブラックのノータックチノ(3,980円)を買ったのだが、こちらは膝が速攻で色抜けして赤茶色になってしまい参った。私服ならともかくオフィスカジュアルだと難しい。その点のこのツイルパンツは極端に色抜けすることもなく割と持ってくれるので助かる。

特徴がないことが特長なのだがそれこそが高品質の証とも言える。また色抜けしたとしても中古在庫はふんだんにあるので再購入も容易だろう。梅雨時や真夏は洗濯頻度の問題からジーンズばかりはくわけにもいかず、こういうアイテムは便利で嬉しい。


助っ人外国人選手

 ここからは助っ人外国人の紹介。ユニクロジーンズは高品質だが他所のブランドも負けていない。GAP・H&M・A.P.Cを紹介してみたい。

①GAP(ギャップ)

 コロナ期のブックオフで見かけた逸品。同じのが3枚売っていて737円だったので3枚とも持って帰ってきた。3枚で2,211円である。安い。

フラッシャーに示されている通りコーンデニムが使われている。リーバイスが好きな人にはお馴染みのコーンミルズの会社である。GAPは普段買わないのでタグの見方がわからないが、2017年より前ならホワイトオーク工場の可能性が微レ存‥‥。



 そんなわけではいてみた姿がコチラ。就職した後だったので履くタイミングがなかったのだが、66501や505のようなテーパーがかったシルエットなのをいいことに作業着の下にコッソリはいて育てていたところ、結構いい感じに育った。ジーンズは労働着なので仕事すると育つ。

茶綿を使っていないので青白い落ち方をしていくのはいい。ヒゲがビシビシ入ってこのままでもまあまあ見られる姿だが、あともう3サイクルくらいはけば完成だろうか。コーンデニムは伊達ではないようだ。

②H&M

 これもコロナ期のブックオフスーパーバザーで発掘した物。リジッドで仕上げられたセルビッジデニムのジーンズだが、背面が革パッチが黒くてカッコよく、しかも安かったのでどこのブランドかも知らず衝動買いしたもの。こういうのは稀によくある。

家まで持って帰ってタグ見たらH&Mだった。存在は知っていたもののチェックはしておらず、まさかセルビッジデニムを出しているとは完全に盲点だった。しかも結構いいし‥‥。スウェーデンのお国柄だろうか、上のGAPに比べると生地の凹凸は控えめで上品な印象を受ける。

③A.P.C.(アーペーセー)

 ここは有名どころだろう。フランスのユニクロことAPCである。フレンチベーシックを体現しており、ミニマルデザインが特徴でクセがなく合わせやすい服が多い。無個性といえばそうでもなく、どことなくおフランスな雰囲気が合って洗練されている。

いい感じの場所に店舗があり、筆者は裏原宿、代官山、みなとみらいの店舗は良く通った。そしてお金がないので冷やかしたままそそくさと出るのだが憧れのブランドではあった。フランスのブランドなので平均的日本人男性が買うとサイズが1とかXSになってしまうのはご愛敬。


このブランドもジーンズにこだわっていて、このニュースタンダードはジーンズ好きのみならず有名だ。軍服風のフロントボタンがカッコいい。老舗であり玉数が多いので中古屋やオーションでも結構見かけ、価格もこなれているので今では入手しやすくなった。

このカテゴリに入れると俺の席そこかよww怒られるかもしれない。しかしフランスの皮を被りつつここもカイハラ社の生地を使っているので実質ユニクロの異母兄弟と言ってもいいだろう。特にニュースタはシルエットも色落ちの傾向もよく似ている(らしいのはプチニューの方だが)

だがそこはおフランスのブランドなので日本メーカーとはちょっと感性が違うのが楽しい。有名なのはリジッドジーンズの糊落としの方法で「ジーンズを履いたまま海に入る」というものがある。ウソだろ‥‥と思いきや公式サイトに本当に書いてある。


入手方法(2026年)

 ユニクロ製ジーンズの過去モデルのはメルカリ・ヤフオクなどがいい。上記の特徴やケアタグで製造年は追えるのでこれを参考に探してみよう。通販につきサイズ特にレングスは注意しよう。筆者のように足の長い人は要注意だ!(ウソです)

中古屋ではコロナ期はよく見かけたのだが最近はあまり売っていない。これは買取価格・販売価格があまりにも安すぎて手間に対して割に合わないことが理由かもしれない。そして割安でありながら品質が高いため、筆者のような物好きがいるとすぐに買われてしまうのだと思う。


ただこれも良さがバレて市場価値が高くなれば再び出回る可能性はある。買取1,000円・販売1,500円くらいになればショップも利益になるので出回るかもしれない。販売500円は確かに安すぎて流通しないだろう。

一方でジャパンデニムは当時の定価からして高いので趣味の範疇になる。リジッドでフラッシャー付きのミントコンディションなら1万円以上するかもしれず、なら中古のレプリカジーンズでも買った方が結局実用的ではある。


まとめ

 今回は歴代のユニクロジーンズについて所感を述べてみた。筆者は特段コレクターというわけでもないのだが、フリーター期間が長かったこともあり個人的に思い出深い。そのため紹介数が多くなってしまい、なんだか野球チームの打線みたいになってしまった。9枚でいい(語録)

とはいえジーンズ好きとしてはユニクロは押さえておきたい。これでアガリにするも良し、デザイナーズ系やレプリカの更なる沼に沈んでいくも良し。趣味としては安いし実用的だしで本当いいアイテムと思う。


+J(ジルサンダーコラボ)よく見かけるけどどうしようかな。パッと見いい感じなんだけどテーパーシルエットとポリ混なのが引っかかる。ヘルムートラングコラボは大分迷って買わなかったのを後悔している。ホワイトがカッコよくて欲しい気がする。

ユニクロのジーンズでコレなので、お前リーバイスはどうなってるのかというと‥‥お察しである。というわけで次回はタンスにあるリーバイスのジーパンについて仕分けていきたいと思います。今回はここまで。To Be Continued‥‥‥

いいなと思ったら応援しよう!