東京国立博物館
とりあえず、上野周辺がめちゃくちゃ人が多い。学生+外国人観光客で余計にね。チケット売り場が長蛇の列になっていたので、常設展のみのチケットにしました。(次回の空海の展示が見れればいいのでね。)
東洋館→本館って順で見てました。
東洋館












感想1
ここも松岡美術館と同様に、古い仏像や資料が多くて面白かったです。
シルクロードによる文化や芸術品の伝播が個人的に一番興味をそそられました。
エジプトの木棺とミイラが展示されていて、現代まで物として残っていることが人間と文化について考えさせられて面白かったです。
仏像や石碑などの岩という物理デバイスの耐久性の高さをすごいなと思いました。あとは、インドやエジプト周辺の位置関係がなんとなくわかったことも収穫かなと思います。
感想2
ここからは私が展示を見ながら、考えていたことの一例を紹介します。
問1
なぜ、東南アジアの国々は日本より文明的に後退国と言われるようになってしまったのだろうか?(東南アジアの展示を見ながら)
東南アジアの多くは、近代産業国家になる前に、外部勢力の交易・植民地・戦争・冷戦・低賃金分業に組み込まれたからです。
問2
では日本はなぜ、外部勢力に組み込まれなかったのか?
明治の近代化は「植民地化されないための国家改造」。
日本の近代化は、かなり切実でした。
ペリー来航以後、「このままだと西洋列強にやられる」という危機感が強くなり、明治維新後に中央集権、軍制、教育、法律、税制、産業育成を一気に進めます。明治維新は政治的中央集権・社会再編・経済変革を通じて日本を近代化し、西洋支配に抵抗できる工業国へ押し上げたと整理しています。
問3
(ここから、日本は常にベンチャー企業ジャパンだと気づく。)
日本は、基本的に追いつき型でベンチャー企業ジャパンだから、他者模倣と他者比較をして競争することには強いが、新しい問いや前提が違うことを始めるには弱い?
日本は仏教伝来以来、外来の強い文明モデルを輸入し、それを国内向けに翻訳・変形・運用して成長してきた。
そのため、追いつき・模倣・改善・現場適応には強い。
しかし、外部に手本がない局面では、新しい問いや前提を自分で立てる力が制度的に弱くなりやすい。
つまり日本は、**古代からずっと「輸入して、混ぜて、磨いて、別物にする国」**です。




というような感じで、東南アジアや日本の歴史についてAIと対話しつつ、色々なことを考えていました。全部が全部合っている保証はありませんが、こうやって知識を繋げていくことは面白いですね。
本館



東洋館よりもすごい人が多いので、なんか気疲れしました。
だいたい日本の歴史については知っているので、そこまで興味はないんですけど、強いてあげるなら禅と能と茶道ですかね。
まあ、だいたい落合陽一繋がりなんですけど。
この本が興味の由来ですね。禅は鈴木大拙の日本的霊性、能は世阿弥がきっかけです。茶道はデジタルネイチャーあたりに侘び寂びについて書いてあった気がします。本人もヌル庵とか作ってますしね。
ヌル庵はTOKYOROOMS展でも展示していましたね。
そのうち茶道あたりは深堀りしたいなーと思いつつ、気分が乗ったらやります。(大嘘)
ミュージアムショップで「シテの花」という能のマンガが置いてあったので、そのうち読むかもです。
前々から知ってはいたんですけどね。
基本的にあらゆる物事は、別系統の接触回数が3回以上になったら、一回は読んでみたり、試してみるという自分ルールにしてます。
総括
日本にいながら、海外の芸術や文化の情報が得られることが博物館、美術館のメリットの一つだと考えています。
歴史や文化、芸術を海外と日本で照らし合わせて、違いや似ているところをよく観察し、考えるプロセスが楽しいなあと思います。
正直、人疲れしたので、上野周辺はしばらく行きたくないですね。
7/14から空海の企画展があるので、次回は企画展だけ見て退散しようかなと考えてます。
終わり。
