BE:FIRSTとHANAが出演した「Wish Bus」って何?調べてみたら想像以上にすごかった話
こんにちは。Lily-Kです。
BMSGの音楽やアーティストを海外に紹介する英語メディア「BMSG Pulse」を運営しています。
今日は、BE:FIRSTとHANAが相次いで出演した「Wish 107.5 Bus」の話です。
私自身、この番組についてほとんど知りませんでした。でも調べてみると、思っていた以上に面白い存在でした。
そもそも「Wish Bus」って何?
BE:FIRSTとHANAが、相次いで「Wish 107.5 Bus」に出演したことは、SNSでも話題となり、
「海外の有名番組に出た!」
「フィリピンで話題になっている!」
という喜びの声をたくさん見かけました。
もちろん、それはファンとしては間違いなく喜ばしいことです。
実際、BE:FIRSTとHANA、どちらのパフォーマンスも素晴らしかった。
限られた空間の中でもボーカルの強さがしっかり伝わってきましたし、メンバー同士の自然な雰囲気や仲の良さも感じられて、とても良いステージだったと思います。
まず、こちらがBE:FIRSTのパフォーマンスです。
ただ、私はそこで一つ疑問を持ちました。
そもそも、この「Wish Bus」って何なんだろう?
正直に言うと、私は名前くらいしか知りませんでした。
海外の番組らしい。
フィリピンで有名らしい。
その程度です。
ところが少し調べてみると、想像していたものとはかなり違いました。
そして調べれば調べるほど、
「BE:FIRSTやHANAが出演したことには、思った以上に意味があるのでは?」
と思うようになったのです。
ただのラジオ番組ではなかった
Wish 107.5 Busは、フィリピンのラジオ局が運営する移動式スタジオです。
アーティストは、バスの中でライブパフォーマンスを行い、その映像がYouTubeで公開されます。
こちらが、HANAのパフォーマンスです。
このコンセプトを聞いたうえで、パフォーマンスを観ると、狭いスペースで座ったまま歌ったりしているのも新鮮で、
「へえ、面白い企画だな」くらいの印象かもしれません。
私も最初はそうでした。
しかし驚いたのは再生回数です。
8年ほど前に公開された動画が、今なお1億回、2億回近く再生され続けています。

日本の感覚でいうと、単なるラジオ番組の枠をはるかに超えています。
もはやアジアを代表する音楽プラットフォームの一つと言った方が近いかもしれません。
なぜそんなに人気なのか
実際にいくつかの動画を見ていると以下のような特徴に気づきます。
Wish Busは、とにかくごまかしが利かない。
ということが大きいです。
巨大なステージもありません。
派手な照明もありません。
演出も最小限です。
つまり、歌だけで勝負です。
だから視聴者は、
「この人、本当に歌がうまいな」
「このグループ、初めて見たけど気になるな」
という形でアーティストそのものに興味を持っていく。
実際、多くの動画のコメント欄を見ると、
「この人を初めて知った」
「ここからファンになった」
という声がとても多いのです。
そこで思い出したこと。それは、BMSGファンの「好きになり方」
BMSGファンの入口は人それぞれです。
楽曲から入る人もいます。
オーディション番組から入る人もいます。
SNSで流れてきた動画がきっかけの人もいるでしょう。
ただ、多くの場合、それは入口に過ぎません。
「この人はどんな人なんだろう」
「どんな道を歩いてきたんだろう」
「他のメンバーとはどんな関係なんだろう」
そうやって興味が広がっていき、気付けば一曲だけではなく、その人自身を応援している。
Wish Busのコメント欄を見ていると、少し似たものを感じます。
多くの人にとって、Wish Busはゴールではなく入口なのです。
そして気になったもう一つのこと
今回のBE:FIRSTらの出演について、さらに興味深いと思ったのはタイミングです。
BE:FIRSTは今年、バンコク、台北、マニラ、ニューヨークを巡るWORLD SHOWCASEを予定しています。
さらにインドネシア最大級の音楽フェス「LaLaLa Festival」への出演も発表されました。

一方で、今回のWish Bus出演はフィリピン。
もちろん、これだけで「BMSGはアジア戦略を進めている」と断言することはできませんが、最近の動きを見ていると、いろいろ気になってきます。
D.U.N.K. Showcase(BMSGのCEO・SKY-HIさんが立ち上げた大型ダンス&ボーカルイベント)も、毎年アジア各国のアーティストを招いています。
今年のラインナップには、フィリピンの人気グループ SB19 や BGYO をはじめ、韓国やタイなどからもアーティストが参加していました。
私はこれまで、D.U.N.K.を単に「海外アーティストも出演する音楽イベント」の一つとして見ていました。
でも今回Wish Busについて調べながら振り返ると、それらの点が少しずつつながって見えてきます。
グローバル展開を視野に活動するBMSGですが、海外展開というと、私たちはついアメリカやヨーロッパを思い浮かべがちです。
けれど実際には、フィリピン、タイ、台湾、インドネシアなど、アジアとの接点が少しずつ増えているようにも見える。
今回のWish Bus出演も、その流れの中で見ると少し違った意味を持って見えてきます。
(参考記事です↓)
「海外の番組に出た」では終わらせられない
今回、私はWish Busについて調べるまで、その存在をほとんど知りませんでした。
でも調べてみると、それは単なる海外の音楽番組ではありませんでした。
そして同時に、BE:FIRSTやHANAの出演をきっかけに、別のことも気になり始めました。
最近のBMSGは、フィリピン、タイ、台湾、インドネシアなど、アジアとの接点を少しずつ増やしているようにも見えます。
もちろん、それが明確な戦略なのかどうかは分かりません。
ただ、今回のWish Bus出演を調べたことで、私はBMSGの海外展開をこれまでとは少し違う角度から見るようになりました。
「なぜ最近、BMSGはアジアとの接点を増やしているように見えるのだろう?」
今はそんなことを考えています。
数年後に振り返った時、今回のWish Bus出演は、何かの始まりとして見えるのかもしれません。
Written by Lily-K | BMSG Pulse
【追記】
BMSG提携アーティストのAYUMU IMAZUさんが、Wish Bus Showcaseに出演されたそうです。BE:FIRSTやHANAだけではなく、どんどんBMSGアーティストとの接点がさらに増えていくように思えます。
MAZZELや、ソロアーティストのNovel Coreさん、Aile The Shotaさんなどのパフォーマンスも見てみたいですね。
そして、特に、フィリピンにルーツがあるREIKOさんは、ぜひ出演が実現するといいなと思います。

【追追記】
読者さんから情報をいただきました。
REIKOさんは昨年7月に出演されていたそうです!
BMSGアーティストとして、トップバッターだったとのこと。
さすがです。
今後ますますBMSGアーティストの登場が楽しみです。
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