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鹿とFF7と基礎 〜RTA in Japan summer 2022 解説参加レポ〜

2022年8月15日、5日間にわたった大型RTAイベント、RTA in Japan summer 2022が無事閉幕しました。

久々のオフライン開催という事で私はワクワクしきり。会場にも行ったし自宅でも見て、生で見れなかったゲームをアーカイブで追いかけて余韻に浸る日々を過ごしております。

そんなビッグイベントにて、ありがたい事に2つのゲームで解説をさせて頂けたので参加レポを書くことにしました。

執筆にあたり、走者の4名へ改めて感謝を述べさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

おかげさまで、自分にとって大きな挑戦を経験することができました。

解説スタンス

参加レポの前に、まずは自分の基本的な解説スタンスと解説をする理由を明示しておきます。
今回の話のキモになるからです。

解説スタンスは、RTA進行のリズムに合わせて話して走者の視点に近づけるようにするのを基本に、台本は暗記した上でトラブルに備えてすぐ読める状態にしておく、といった感じ。

私が解説をやる理由は、自分が大好きな作品の解説は自分がやりたいという我欲と、解説は同ゲームの走者がベストとした上で、同ゲームの走者が他におらず困っている走者の力になりたいという我欲からです。

より詳細が気になる方は以下の記事を読んでみてください。

解説依頼と方針

6/26にRiJの当落発表のあった直後に解説依頼を受ける旨のツイートをしたところ、6/28に「ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator」、7/3に「ファイナルファンタジーVII インターナショナル for PC」の依頼を頂きました。
お早い対応に感謝です。

それぞれすぐにキックオフミーティングをして方針も固まりました。
1つずつ概要を紹介します。

ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator

※以下「鹿」と呼称

カテゴリ:Good Ending
走者:Nore139 さん (@Nore139)、ふるくし さん (@furukushi871)、muneyuu さん (@muneyuusann)

ゲームの特徴:3Dアクション、ネタゲー、国産インディーゲーム
ぼぶそんのプレー状況:クリア済み
予定時間:13分
形式:全員オフラインでの世界TOP3によるレース
RTAの傾向:極端なバグ技なし、技術と運が半々で絡む、基礎知識が時間に対して多い、ラストはタイム短縮要素がほぼ無い
方針:解説兼実況として技術説明を中心に見える事をそのまま伝える

自分はインディーゲームが好きなので、注目度の高い国産インディーゲームタイトルの解説を頂けたのは素直に嬉しかったです。

既プレーなのでゲーム知識も揃っており、打ち合わせもスムーズに進行。
オフラインでの3人レースとなれば解説というより実況の色が強くなるので、バカゲーの絵面をそのまま淡々とした言葉にし続ければ形になると判断しました。

また、走者の方が解説方針についてちゃんと考えて提案をして下さったのもありがたかったです。
バカゲーだからと笑いに走らずにRTA技術を伝えて欲しい、RTA in Japanがチャリティーイベントである事を言いたい等、明確に軸があるからこそコチラも応えようと取り組めました。

正直なところ、鹿については今までの自分の解説形式の延長線上、すなわち、短時間の高速アクションを台本暗記して技術説明しつつ見どころを予告・実況・報告する形式がハマったのでやりやすかったです。


問題は、もう一方のゲームです。

ファイナルファンタジーVII インターナショナル for PC

※以下「FF7」と呼称

カテゴリ:PC/Any%
走者:るぱん さん (@Rupan2525)

ゲームの特徴:王道RPG、超有名タイトル
ぼぶそんのプレー状況:未プレー
予定時間:2時間
形式:走者はオンラインで単走
RTAの傾向:道具を活用した低レベル攻略、RTA技は大小様々、ストーリーは1割ほどで放棄してラストへワープ
方針:走者がオフラインなので存在感を出す為に自由に喋ってもらいつつ、解説は軸を持って喋る

FF7のRTAは自分とあらゆる面で縁遠い存在です。

自分は趣向としてRPGをほとんどプレーせず、これまでのRTA解説も短時間アクションで実況・解説がメインでした。
対してFF7は、RPGなので自分は未プレー。尺も約2時間と長く、実況・解説以外にストーリー説明や走者とのやりとりも必要となります。

いつか自分もRPGのRTA解説に挑戦したいとは思っていましたが、未プレーの超有名タイトルで初挑戦は流石に…というのが依頼を受けた直後の感想でした。

ただ、少し冷静になると、超有名タイトルなのになんで駆け込み寺ポジションの自分に解説依頼が来たのか気になってきました。
何か理由があるはず。まずは依頼してくださった経緯を聞こう。
その上で、自分がFF7未プレーどころかRPGすらまともにやらない人間である事を伝えて判断を仰ぐことにしました。

しかし、いざ走者の方から経緯を聞いてみると心境が一気に変化しました。
走者の方いわく、

  • FF7 Any%の最新チャートが分かる現走者は約3人しか居ない

  • 解説依頼は既に2人に断られた

  • 断られた理由は「大舞台での超有名タイトルの解説は遠慮したい」

コレを聞いた瞬間、全力でやってやろうとなりました。
まさに自分が解説をやる理由のど真ん中、単純に解説を頼める人が居なくて困っている状況です。なら受ける一択です。
そしてなにより、未知の挑戦にワクワクしきりな自分がいました。

「FF7どころかRPGもまともにやってない人間ですが、仕事はキッチリやるし未知の挑戦にワクワクしまくってるからめっちゃ解説やりたいです。それでもいいですか?」と確認、了承を頂きました。

解説方針は、走者の方がオフラインなので会場に存在感を伝えたいという事で、解説が軸で話しつつも走者から自由に喋ってもらう形式に決めました。
残念ながら本番ではスケジュールの関係で会場へ一般観覧者が入場する前に走ることとなりましたが、それでも解説と走者の掛け合いで多くの時間を楽しく埋めることができたので正解だと思っています。

課題設定

方針が決まったので、次は課題の書きだしです。

オフライン会場への対策

自分はオンラインイベントでのRTA解説しかやったことが無く、オフラインへの対策を練る必要がありました。
台本を作っても本番でどうやって見るのか。マスク越しでマイクへ喋ると声はどうなるのか。リアルイベントに機材トラブルはつきもの、何が想定できるか。等です。

鹿の3人並走をどう捌くか

過去に2人並走の解説した経験があるものの、3人並走でオフライン会場となると未知数です。
各走者の画面配置が不明ですし、仮に全画面が視界内に収まっても、走者の方とは本番当日に顔を合わせるのでどの画面が誰か瞬時に判断できないかもしれません。全員分のゲーム音を聞いて判断できるのか。台本を書いた方がいいのか。などが課題でした。

RPGのRTA解説のリズムを把握する

自分はRTAの解説をする際、走者のプレーのリズムに合わせることが重要だと考えています。
プレーヤーが緊張する時間と緩む時間を把握して話を合わせるのです。アクションゲームのRTAの場合、たいてい緊張は右肩上がりになりつつ時折ヒマになってまた元の緊張度合に戻る、という流れが多いです。ゲームは後半になるほど難しくなり、プレーもアクション以外の要素がほぼ無いためです。

対して、RPGはプレーに含まれる要素が多いので複雑に緊張感が変化します。後半になるほど戦闘の難度は上がりますがストーリー展開や移動などのRTAにとってヒマな時間は明らかに多く、かと思いきや突然エンカウント調整やバグ技を試みて緊張が高まる事もあります。
これらのリズムを把握しなければ自分の目指す解説にはなりません。

課題解決

発声練習の見直し

複数の課題の解決策として発声練習の見直しをしました。

マスク越しに喋る影響を調べたところ、声が低く・くぐもって聞こえる事が分かったので、いつもの解説用の中高音の声より少し高い声で・活舌良く大きな声で喋る必要がありました。

さらに、自分が解説をする2つのゲームは同日であり、FF7が朝、鹿が夜の出走です。
これまでとは異なる発声をFF7で2時間やり喉を傷めては、ハイテンションな実況解説をする鹿に影響します。
また、FF7では雑談スキルも求められるので聞き取りやすい声で素早く話せられれば進行調整にも役立ちます。

発声練習はこれまでネットで少し調べたものでも十分に効果を感じていましたが今回求めるレベルには到達できないと判断し、ボーカリスト向けの本を参考に腹式呼吸からやり直すことにしました。

結果、録音せずとも分かるくらいに声量と安定感が上がり、喉へのダメージも皆無になりました。

活舌についてはこれまでやっていた外郎売に加えて、北原白秋の「五十音」もやりました。
五十音は子音ごとにまとまっているので自分が苦手とする子音が良く分かり、外郎売とは異なる視点での活舌強化に役立ちました。

やはり基礎は大事だ、と痛感しきりです。

FF7とRPGのRTA解説の調査

解説台本作成の大まかな流れは、以下の通りです。

  1. ゲームをプレーして基礎知識を収集

  2. RTAルート通しと記録動画確認をして流れを箇条書き

  3. 走者とミーティングし、疑問点を解決&肉付け要素を収集

  4. 動画に合わせて少しずつ喋りながら口語体で全文書き出し

  5. ひたすらブラッシュアップ

これに加えて、今回は別タイトルのRPGのRTA解説を見まくりました。
結果、RPGのRTAについて以下のような見解を得ました。

  • 長期戦略の話が必須

  • 取り返しのつかない選択肢が多い

  • 戦闘・会話・買い物のUI操作精度が重要

  • 移動はほぼアクションゲーム

  • 運要素を徹底した事前研究で潰す

  • 会話は飛ばしまくって視聴者が読めないので少しずつ要約して補足

  • 飛ばせないムービーは視聴者目線でコメント

これらの要素を盛り込んで台本を作成しています。

ちなみに、FF7の解説方針は走者と話しながら進めるものですが、台本は解説1人が全て喋る内容として書きました。
台本をリズムのペースメーカーとするためです。
台本の進捗と画面の表示内容をある程度一致させておき、走者と会話して台本進捗のズレが発生したら画面を見てズレの量を把握。どれくらい話を省略すれば台本がオンペースに戻れるか調整できるようにしました。
特に、シーンの切れ目と解説の視点の変換点はタイミングを合わせた方が気持ちいいので必ず調整できるように意識しました。

台本の内容は口語体で助詞・述語のブレなく全部書き下しています。
ゲーム内の単語や技の解釈をしっかり言語化することで理解が深まり、本番でアドリブで喋っても間違えにくくなります。
RPGにもFF7にも経験が浅い自分にとっては生命線となるので、一番時間をかけたのがこの書き下し作業かと思います。

FF7の知識収集はゲーム本編・攻略本・アルティマニア・ネット記事などを活用。RTA関連の情報は日本語で詳しく書かれた ping値 さん (@pingval)の資料をかなり活用させて頂きました。
ストーリーをどこまで掘り下げるか悩みましたが、結局RTA区間内で出てくる情報以上は何も言わない事にしました。
朝方の出走タイトルなので視聴者は既プレー層が中心だと予想、かつその人達もストーリーを知りたくて見ている訳ではないでしょう。
ミッドガル脱出までしか話が進んでいないリメイク版でFF7に興味を持った人も考えられます。
キーワードが出る度にストーリー説明をしないとはっきり言い、それよりもRTA関連の情報が重要だと主張する様にしました。

走者の方に台本を見せて補足や訂正を頂いて事前リハも実施。
台本はiPadで読む様にしていたのでギリギリまで編集していました。
ちなみに台本は3種類で読めるようにしていました。iPad、の予備として紙に印刷した台本、の予備としてスマホ、を用意しそれぞれで練習しています。オフラインはどんなトラブルがあるか分からないので用心するに越した事はありません。台本無し、ゲーム音無しで通したりもしました。

鹿は勢いでどうにかなった

鹿は解説と言いつつ実質3人レースの実況なので、台本は前説・後説・開始30秒しか書けませんでした。

順位や状況が複雑に変化する中盤以降は台本が役に立たなくなります。
最後のあなた戦は時間も内容も固定なので台本を作ろうかと思いましたが、走者の動画を同時再生してみると接戦になる場合やトラブルが起きたりと終盤相応の事態が結構起きたので無理と判断しました。
とはいえそんな複雑な状況の解説がコレで上手くいくのか。

最初のリハーサル当日、どうするのが最適かと悩みつつ、走者の方から頂いたRTAとゲームの知識をもとに話のパーツを頭の中に用意して解説をすることに。

結果、なんか上手くいきました。
想像以上に言葉がスラスラ出てきたので逆に焦った覚えがあります。

1回のランが短いのでリハーサルは10回近く行うことができ、そこで気づいた事をどんどん反映していくだけで解説がほぼ完成してしまいました

3人の状況を把握できるかについては画面右上に表示されている鹿災害レベルを注視すればそこまで難しくない事も分かり、あとは本番までに実況に使うパーツを増やしつつスムーズに言える様に練習すればOKとなりました。

と、いう事で鹿の解説は勢いでどうにかなりました。
過去の自分の積み重ねに感謝。
あと、発声・活舌練習を強化した成果は絶対出てると実感しました。

本番当日

前入り

8/13(土)は朝7時ごろからFF7の解説がある上に台風が接近中とのことで、近場に宿を取り最悪徒歩で会場入りできるようにしました。

それでも不安だったので宿へチェックインする前に夜中の会場へ急遽下見へ行くことに。
時刻は22時近くで一般観覧の方はほぼハケたあと。
8/12は入場権利を持ってなかったので受付で明日来場時の確認だけして帰るつもりだったのですが、解説含む関係者なら入場可能との説明を頂けたので入場手続きも全て済ませてガッツリ下見しておきました。

結果、医療用マスクは慣れが必要、進行の押し巻き状況、明日の一般観覧入場時間、走者オンライン・解説オフライン時の機材の配置、発声練習できそうな場所の目処などなど、かなり情報が取れたのでやってよかったです。
また、会場に残ってらっしゃったRTA関係の方々と少しですが交流できたのも嬉しかったです。

シンフォニアの開始を見届けてから会場を離脱。そのまま宿に行き、会場でもらった医療用マスクをした状態で最後の台本読みをしてからベッドへ。
進行が1時間押しであることを考慮し、開始時間を8時・会場入りを7時・起床を5時に設定。ちなみに全然眠れませんでした。

FF7解説

翌朝。5時に起床してまずは寝坊しなかったことに安堵。準備を整えて予定通り7時に会場入りしました。
そこからは走者のるぱんさんと連絡したり誰もいない走者の練習ルームを使って発声練習をしたり本番での諸々の配置を運営さんへ確認して待機。

ちなみに機材配置ですが、走者オンライン・解説オフラインだとどうなるんだろうと思ったら、解説者は観覧用の巨大モニターを見てくださいと言われてめっちゃテンションが上がりました。
一般観覧者を入れる前の時間なので座る椅子も好きにしていいと言われたので、テンションに任せて「ソファでもいいですか!」と言ったら通ったので使わせて頂くことに。
観覧用の大画面を見ながらソファに座って解説!
始まる前からすでに楽しい気分に!

ちなみに真面目な理由としては、机が使えなかったので予備の印刷した台本とコメント確認用のスマホを横に置いておきたかったからです。
このとき運営以外に人もおらず、ソファ席に来る人なんていないだろう、と思っていたのですが途中から何人かいらっしゃったので気まずい感じになりました。見にいらっしゃった方、解説がソファを占拠してしまい大変申し訳ございませんでした…。

開始後は特にトラブルもなく練習通りにスムーズに進行。
開始時は台本と走者画面を同時に視界に収める位置が把握できず立ってみたりもしましたが、結局は座ったままでいい感じのアングルを見つけてそのまま2時間近くやりきれました。
解説の反省点としては、寄付金額投票によるキャラクター名変更に対応しきれていなかったことです。
名前変更箇所での言及が足りていなかった事、ゲーム中に名前が変わることによる面白さを引き出しきれなかった事あたりが心残りです。次回に活かします。

解説終了後は一般観覧者の入場が始まるのでソファと椅子を元の配置に戻して即撤収。
周りにいた人や運営の方に一礼しようかと思いましたが、次の走者の入れ替わりが慌ただしく始まったので即退場。よく考えたらそんな暇ないですね…。心の中で一礼させて頂いたのでご容赦ください。

交流タイム

FF7の解説終了後、無敵時間ブースに えぬわた さん(@nwata1122)がいらっしゃったので挨拶させて頂きました。

挨拶した理由は、以前から少しだけ交流があったのもそうですが、実は今回の解説2件とも、自分の解説受付ツイートをえぬわたさんがRTしたのをきっかけに走者の方が気に留めて依頼してくれたものでした。
本当に感謝しかありません。それと同時に、もうちょっと自身の発信力が欲しいなとも感じました。

その後は会場ロビーでRTA関係者の方と雑談しつつ不思議RTAフェスの運営メンバーと合流してオフ会に参加。1年弱ほぼ運営側で関わっていたのに対面は初めてだったので楽しかったです。

こうして今までネット越しにお世話になっていた方と対面で会えるのはとても嬉しかったです。その節はありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。

そうして昼過ぎまで過ごした後、夕方の鹿解説に向けて再び会場へ戻りました。

鹿解説

会場に戻ったのは自分の準備もそうですが、走者の持ち込んだコントローラーが本番環境で認識しないトラブルが発生しているとの連絡を受けたためです。自分が到着するころには解消されていたので、やはり早めの準備は大事だなと思います。

そんなこともあり走者・解説が予定時間より早く集合したので空いていた練習ブースを使ってそのまま最終ミーティングを実施。
対面での初顔合わせなので自己紹介に始まり、全体の流れの最終確認をしました。
ちなみに自分が最終ミーティング一番頑張っていたのは、本番で後姿だけを見て名前を間違いなく呼べるよう、見た目と名前を刷り込むことだったりします。

ミーティング後は解散して各々準備。
自分は発声練習をしようと場所を探したのですが流石に夕方ごろとなると会場内に場所はなかったので、台風にまぎれて外でこなしてきました。この時ばかりは台風に感謝…!

そんなこんなで運営から呼び出しがかかり控室に集合する時間に。
Tシャツも用意してきた”普通”のTシャツに着替えて準備万端。
セットアップは3人という事もあり少し時間がかかりましたが問題なく進行。
運営の方から、走者の画面確認はラグ無し配信画面とモニター直接視認のどちらにするか聞かれましたが、走者とできるだけ近い方が良いと考えてモニター直接視認を選びました。

今回は解説というよりTV番組のハイテンションな司会者という感じで立ち回り、観客を盛り上げられるように意識しました。鹿のゲームパワーが強いのでそれに負けないためです。
具体的に意識した事は以下の通りです。

  • 拍手とカウントダウンをする時は手を頭より上にあげて、配信カメラと後ろの観客両方に見えるようにする

  • リアクションの体の動きは普段の3倍くらいオーバーにやる

  • フラフラせずまっすぐ立つ

  • 前説と実況解説時は文章の頭のイントネーションをかなり高くする

  • 喋るときに可能な限り手の動きを付ける

解説の反省点は2つ。
1つ目はタイマースタート時に観覧者の拍手がやむまでの時間を考慮せずに台本を組んでいたこと。
そのおかげで冒頭のタイミングがちょっとずれてしまっています。
2つ目は未来編でmuneyuu さんがグリーブを取っていないのに間違った報告をしてしまったこと。
ジャンプブーストのマフラー部分を、足に着くグリーブと誤認していました。結果的にその後すぐにグリーブを取得したので帳尻は会いましたが、個人的にヒヤヒヤしていました。遠目で3画面見ているので仕方ないとはいえ選択したのは自分ですから、もうちょっと視認精度の練習はすべきだったと反省しています。

ただ、総合的に見れば成功といえる内容になりましたのでとても良かったです。

出番が終わった後、すぐに走者の方へねぎらいの言葉をかけ、感想を言いながら会場のレッドブルで乾杯をしました。
この時、オフラインイベントめちゃくちゃ良いな、と切実に思いました。

おわりに

まずは改めて、RTA in Japanの運営に関わった皆様、会場で交流をさせて頂いた方々、解説依頼を下さった走者の4名、ありがとうございました。
おかげで充実した時間を過ごすことができました。

解説面の振り返りとしては、オフラインをキッカケにして基礎から鍛えなおすことができてとても良かったです。
ただ、腹式呼吸と発声は良くなりましたが止気の部分ができておらず、息を吐きすぎるきらいがあるのでリップロールをやるなどして声量と音程のコントロールがもっと上手くできるようにしていきます。
あと、ゆっくり低音で喋ることが上手くなりたいです。

解説内容としては、語彙の不足が目立つのでとっさに話を膨らませられるようにしたいです。
これまでは、解説がまともに出来ないのにネタや捻った話題を入れるのは早計と考えてゲーム内描写以外は喋らないようにしていたのですが、解説をするようになって1年経ち、やっと基礎がある程度できてきた自信があるのでもっと喋る内容の幅を増やしていきたいです。

そしてなにより、オフラインイベントはいいぞ!と実感できたのが良かったです。
今後はRTA in Japan以外もオフラインイベントが増えていくと思いますし、そういった場でも解説がやりたいです。
自分が解説をやるのは大舞台に立つためではなく、他に走者が居なくて解説を頼めない人の助けになるためだという事も再確認できました。

RTA解説の依頼は、イベントの大小にかかわらず、自分との面識の有無にかかわらず、お気軽にご相談ください。力にならせて頂きます。

それでは、またどこかでお会いしましょう!

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