宣伝+昨日の続き
まず宣伝から
7/5(日)
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さて、こちらの記事
先日開催された、世界クラシックパワーリフティングとベンチプレス選手権を題材に、パワーリフティング3種目とシングルベンチプレスの大会の進め方について考察してみました。


ざっくり言えば、
パワーリフティング3種目の中で行うベンチプレスと、シングルベンチプレス競技として行うベンチプレスでは、「ベンチプレス」という種目の存在意義そのものが少し違うのではないか。
という話です。
パワーリフティングは、
スクワット
ベンチプレス
デッドリフト
この3種目の合計重量、つまりトータルで競う競技です。
そのため、ベンチプレスは単独で最大値を出す種目ということを目指す、ということも大事ですが、トータルを構成するひとつの要素として考えることも必要となります。
パワーリフティング3種目の中でのベンチプレスは、シングルベンチプレス選手権と比べると、やや保守的にスタートする傾向があるのではないか。つまり、第1試技を少し控えめに設定し、確実に記録を残しながらトータルを組み立てていく。
一方で、シングルベンチプレスは文字通り、ベンチプレスのみで勝負が決まります。
当日の試合運びはもちろん、ピークパフォーマンスの作り方にも違いが表れてくる。
ここで重要になるのが、
自分のストロングポイントとウィークポイントをどう捉えるか
ということです。
3種目では
スクワットが得意なのか。
ベンチプレスで稼ぐのか。
デッドリフトで最後にまくりたいのか。
3種目のどこが強みで、どこが弱みになるのか。
それによって、自分のピークの中心点をどこに置くのかが変わってきます。
どこで攻めて、どこで守るか。
これは非常に大事な考え方です。
・3種目すべてでPR更新を狙う時期
・どれかひとつの種目に集中して伸ばし、他の種目は落とさないように維持する時期
この2つを期ごとにうまく使い分けることで、フィジカル面もメンタル面も安定しやすくなるのではないかと思います。
それにより、試合でも計画したことをスムーズに実行しやすくなる。
競技に参加している以上、どうしても数字的結果(良かったか悪かったか)は重要です。
ただ、パワーリフティング3種目の場合、試合後の振り返りは比較的多角的に行いやすい。
スクワットは良かったけど、ベンチプレスはもう少し攻められたかも。
とか
デッドリフトは第2試技までは良かったけれど、第3試技の選択が少し強気すぎた。
このように、3種目それぞれを分けて考えることができます。
さらに、それら単独の評価を組み合わせて、
トータルとしてどうだったのか
という総合評価もできます。
パワーリフティング3種目は、強みと弱みを活かしたポートフォリオを組む競技、という感じ。
前回のトータルから+2.5kg更新するという最小単位の目標達成は、組み合わせ次第で難易度を調整することができます。
一番、伸びやすいところで+2.5kg出来れば更新。
例えばベンチプレスで調子を落としていても、デッドリフトで補うことができます。
ただ、こだわりが強すぎるが故に難易度が上がってしまうことも。
この重量だけは絶対に成功させたい。
この相手にはここで勝ちたい。
そういった感情も、競技の面白さではありますが。むしろ好き。
では、シングルベンチプレスはどうか。
良くも悪くも、すべてが一点集中です。
うまくいったのか、いかなかったのか
判断が非常にシンプルになります。
ただ、そのぶん「他の種目に比べて」という足し算引き算がしづらいため、単独評価と総合評価が分けづらい。
だからこそ、シングルベンチプレスでは、試合後の振り返りをより細かく行う必要があります。
数字としての結果は納得出来ないけれど、検量からウォームアップまでの過ごし方は良かった。
ウォームアップに取り入れた種目は良かった。
直前に体調を崩してしまったけれど、第1試技まではうまく持っていけた。
ピーキングの最終週に少し疲労が溜まっていたのを無視してしまった。
などなど。
こういった細かい点数付けをしていかなければ、
過去の実績
〜
現在の試合結果
〜
未来に向けた課題選出と実行
この流れを作りづらくなります。
ベンチプレスも、パワーリフティング3種目と同じく、最小更新単位は2.5kg。
どちらとも、継続していけばいくほど更新は難しくなっていきます。
ただ3種目と比べると、シングルベンチプレスは壁が来るのが早いように感じます。
一点集中だからこそ、伸びているときは分かりやすいですが、止まったときも分かりやすい。
だからこそ、先手先手を打つ必要があります。
今の自分に必要なのは、
何か足すことなのか。
それとも、何かやめたほうが良いのか。
例えば
トレーニング量や種目を増やすこと。
逆に、やりすぎているボリュームを減らすことなのか。
ベンチプレスを伸ばすために必要なことは、必ずしも「何かを足すこと」とは限りません。
プラスするかマイナスするか。どちらも大事。
春季大会がどの県でも終わったくらいのタイミングだと思います。
ぜひ一度、じっくり考えてみてください。
あなたがベンチプレスを伸ばすために、今本当に必要なことは何でしょうか。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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