世界史名将ランキング100 60〜56位
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ごきげんよう。週一になりつつあるが、ランキングの続きだ。Bランク帯も後半戦に入る。レベルの高さも相当なところまできた。では本編に入る。
60位 ダレイオス1世(BC550〜486)

【戦略】A【戦術】A【政治】S【天運】B
【魅力】A【成長】A【影響力】A【総合】A
偉大なるアケメネス朝ペルシアの諸王の王。西はトラキアから東はインドまでの大帝国の最盛期を生み出した。
この人は、隙のないタイプだ。できないことがない。カンビュセス王の死から生まれた混乱状態を再統一し、サカやゲタイ、ガッラテア人などの異民族との戦闘も有利に進めた。
スキタイやギリシアとの争いでは不覚をとったが、スキタイには負けたわけでなく撤退したのみだし、ギリシアも自身が直接指揮をとったわけではないためそこまでマイナスではない。ただし、特に手強い名将が敵にいたようにも見えないためこの順位となる。
59位 呉起(BC440〜381)

【戦略】A【戦術】S【政治】S【天運】D
【魅力】A【成長】C【影響力】A【総合】A
呉子の兵法で知られる古代中国の兵家にして名将。また、政治家としてもなかなかの手腕を持ち辣腕を振るった。
人格に関しては疑問符がつくが、兵たちからはよく慕われ、基本的に支えた王たちにも忠実である。何よりその戦歴は苛烈にして雄幸である。各国を転々としながら、戦えば必ず勝ち、数倍の敵をも容易く屠った。
残念なのはひと所に長く留まれず、生涯をかけて仕える君主に恵まれなかったことだ。それにさえ恵まれていれば、彼はもっと高いところへ到達できたかもしれない。
ただし、孫武や孫臏、司馬穰苴らも同じく、彼はどちらかといえば伝説的、神話的人物だ。その逸話の全てをありのまま受け入れるのも危険な気がし、この順位となった。
58位 織田信長(AD1534〜1582)

【戦略】A【戦術】A【政治】A【天運】B
【魅力】B【成長】A【影響力】S【総合】A
言わずと知れた戦国三傑の1人。天下統一の一歩手前まで進んだ日の本の覇王にして厳格な統治者。
信長の強さはもはや言うまでもないだろう。窮地にありては桶狭間、隆盛の中では長篠である。戦略、戦術は基本的に他の大名は寄せ付けない。近年では革新性は否定されつつあるが、それは比例して、柔軟な政策の取り入れを保障してくれる。特に鉄砲の生産強化は彼の素晴らしい軍事的功績の一つだ。武田や、中でも上杉なども鉄砲の大量生産を目指したが、最もこれを成功させたのは信長だ。また、方面軍の運用も中々、先見性のある軍事システムと言えるだろう。
自身が指揮しての敗北はあまり無く、壊滅的な戦敗は0と言っていいだろう。ただし、彼は配下も有能揃いなので、その点を少し差し引いて考えた。
57位 テュレンヌ子爵(AD1611〜1675)

【戦略】S【戦術】S【政治】C【天運】D
【魅力】A【成長】S【影響力】B【総合】A
フランス大元帥が1人にして、その中の頂点。生涯を軍役に捧げ、凄まじい戦歴をヨーロッパの軍事史に刻み込んだ。私がもし、王として誰が将として欲しいかと言われれば、アグリッパと共にまず彼の名前を挙げる。
近代にて君臨したフランス皇帝が模範としたほどの将であるテュレンヌは、おそらく彼が登場する18C末までのフランス最強である。彼は吃音というハンデを抱えながらも、名将マウリッツのもとで研鑽を積み、フランス軍に入隊、瞬く間に勝利を重ねた。
彼が活躍した三十年戦争やルイ14世の征服戦争の時代は、ヨーロッパ中の名将たちが鎬を削った時代と言える。そんな中で、テュレンヌは一際輝いている。特にコンデ公やモンテクッコリすら叩き潰したその能力は、本当に素晴らしいものだ。
彼を一言で表せば完璧な軍人という一言に尽きる。王への忠誠は言うに及ばず、兵に慕われ、敵味方問わず敬意を向けられた。奇策に頼らず、しっかりとした戦略で遠征に出る上に、予定外にも極めて強い戦術性を持ってもいた。兵站をしっかりと保ち、己の目で戦場を正しく把握した。
まさに軍人の理想だ。何より、彼は数十年の戦歴で、常に進化を続けた珍しい大器晩成型の名将である。
56位 トゥグリル・ベク(AD990〜1063)

【戦略】A【戦術】A【政治】A【天運】A
【魅力】A【成長】A【影響力】A【総合】A
セルジューク朝の創始者にして、偉大なるスルターン。若き時から才覚を発揮し、ガズナ朝、カラハン朝を滅ぼし、中央アジアからペルシアにまたがる大帝国の基礎を築いた。
彼に関しては正直書くべきことがない。彼はまさしく名君にして名将である。国を富ませ、敵を打ち滅ぼし、諸国に覇を唱えた。また、直接指揮したわけではないが、兄弟に指揮を任せた東ローマへの遠征もそこそこの成果を上げている。
セルジュークに関しては、彼より、彼の息子の方がインパクトがある。その時にもう少し、セルジューク朝について知っていただくことになるだろう。
まとめ
いよいよ次で、ランクB帯も最後となる。次の投稿は少し扱いづらい人物について書かねばならないから緊張しているが、ぜひ楽しみにしておいてもらいたい。では、ごきげんよう。
