最後は「スーパースター」が試合を決める
私の余白ノートより : 2026.07.09
サッカーのワールド・カップは連日熱戦が続く。
ワールド・カップで優勝経験があるのは南米のウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン。欧州のドイツ、フランス、イングランド、スペインそしてイタリア。
わずか8か国しかない。そのうち、イタリアは予選で負けて出場していない。ベスト8の段階で、ウルグアイ、ブラジル、ドイツが姿を消した。
ワールド・カップは南米と欧州の戦いになりがちだったが、今はどうもそうは言えない。
以前は堅守(カテナチオ)のイタリア、ゲルマン魂のドイツ、華麗な個人技を誇るブラジルと、その戦術にも国の特徴が表れていた。
今は、トッププレイヤーの多くが欧州のクラブチームで戦い、チームの分析が進んで、どの国も戦術が似てきた。
低い位置からのハイプレスで、相手の攻撃を防ぎ、一瞬のスキを連係プレーで相手の守備網を崩す。セットプレーやコーナーキックからの攻撃が以前より重視されているのは、相手の守備がなかなか崩せないからだろう。
どのチームも組織的な守備が徹底されている。日本もとてもいい守備をしていた。
ただ、守備だけでは勝てないのがサッカーである。
やはり、能力の優れたプレイヤーがいなければ、試合に勝ち進むのは難しい。
フランスにはエムパべがいる。アルゼンチンにはメッシがいて、ノルウェーにはハーランド。そしてイングランドにはケインがいる。
いずれも世界屈指のストライカーで、圧倒的な個の力で相手の組織的な守備を破ることができる。
ちまたでは、日本はくじ運が悪かったから負けたといわれているようだ。
日本は組織的な守備に優れているとは思うけれど、勝ち上がるのに必要なストライカーはいない。
だから今大会でも、以前ほど圧倒的な個の存在感は感じられないブラジルを組織力で破る可能性はあったかもしれない。しかし、ハーランドのような絶対的なストライカーを擁するノルウェーには、勝つのは難しかったのではないか。
守備だけでは世界の頂点には届かない。点を取れるストライカーがいてこそ、その先へ進める。
大会はベスト8が出そろい、いよいよ準決勝。
得点王争いもし烈で、目が離せない。優勝は総合力で一歩抜き出たフランスか、それともサッカーの申し子メッシ擁するアルゼンチンか。
世界最高峰の選手たちが、どんなドラマを見せてくれるのか楽しみでならない。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。
もし「おもしろかった」「考えるきっかけになった」と感じていただけたら、チップで応援していただけるとうれしいです。
いただいた応援は、これからの記事を書くエネルギーにさせていただきます。