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【公務員→独立】厚遇な案件文に、安心してはいけなかった理由

おはようございます。
市役所を退職し、
Webライターとして独立したボンベイです。

このnoteでは、
公務員からの独立のリアルを発信しています。


前回、「勧誘は交わして、中身は攻める」
という方針に切り替えて、
避けてきた案件に応募してみた話を書きました。

方針は決まった。
あとは、案件を見比べるだけ……
と思っていたのですが、
すぐに次の壁にぶつかりました。

「じゃあ、その“中身”って、
どうやって見極めればいいんだろう」

今日は、その見極め方について、
市役所の窓口業務での経験から
気づいたことをお話しします。


1. 「厚遇されてる感じ」に、ちょっと安心しかけた

優しさに甘えちゃダメ!

案件を眺めていると、
やたらと優しい言葉が並ぶ募集文に出会います。

「初心者さん大歓迎」
「手厚いサポート体制」
「わからないことは何でも聞いてください」

優男案件の例

こういう言葉を見ると、
正直、少しホッとしてしまう自分がいます。

特に独立初期は、
いつも不安な気持ちで探していたので、
オアシスのように感じていました。

……でも、
よくよく募集文を読み込んでみると、
「何を」
「いつまでに」
「どうやって納品すればいいのか」

が、全然書かれていないことがあります。

テーマも「色々選べます」とだけあって、
その“色々”の中身が見えない。

雰囲気は優しいのに、
輪郭がぼんやりしている。

この感覚、
実はどこかで味わったことがあるぞ、
と思ったんです。


2. 窓口で鍛えられた、「中身で判断する」という癖

営業への対応がフラッシュバックした話。

思い出したのは、
商工政策課で日々受けていた営業の記憶でした。

物価高騰対策関連で、
デジタル商品券や地域通貨の営業は、
本当にたくさん来ていました。

丁寧で、感じの良い方が多かったです。
話を聞くこと自体は、悪くありません。

でも、実際に動くかどうかは別問題。
国からの交付金の額や、
市としての判断がすべてを決める世界です。

少なくとも、担当課が単発で
自発的に動く施策ではないですし、
市としての課題もこの時点では明確ではありません。

つまり、判断軸がない。
聞いたところで次がない状況です。

だから、話は聞くけれど、
グイグイとアクションは起こさない。

「もし必要になったらこちらから声をかけるから、これ以上来ないでね」
というのが正直なところ。
一応、選択肢としては持っておく。

一方で、
スタートアップ誘致に絡めた
SaaSやPC機器の営業もありました。

これは、電話口で断っていました。

なぜなら、
スタートアップが本当に困っている部分と、
提案の中身がズレていたからです。

つまり、提案は具体的だけど、
課題と噛み合っていないパターン。

このように、
担当者の態度や熱量が良いか悪いかではなく、
「提案が具体的かつ効果的で、実際の課題と噛み合っているか」

その一点だけを、
淡々と見ていた気がします。


3. 「色々選べます」の“色々”の中に、私はいるのか

何でもOKは、逆に何が本当にOKなのかわからん。

この癖が、
案件選びにそのまま活きるんじゃないか。

そう思って、
もう一度あの募集文を読み返してみました。

「初心者さん大歓迎」「手厚いサポート」
という言葉の熱量は、確かにあります。

でも、
納期や文字数、テーマの範囲といった
「具体的な輪郭」がどこにもないので、判断軸がない。

私の知見・キャリアが、相手に対して
「効果的に働くかどうか」もわからない。

つまり、「噛み合うかどうか」が
一切わかりません。

これは、
物価高騰対策の営業と同じ構造です。

聞こえはいいけれど、
実際に自分が動いた時に、
何を提供すればいいのか分からない。

そう気づいた瞬間、
少しだけスッキリしました。

窓口で鍛えた感覚は、
ちゃんと今にも使えるんだ、と。


4. 「良い人そう」で選ぶのをやめてみる

案件を探すとき、
私たちはつい、
言葉の優しさや雰囲気に安心してしまいます。

でも、優しい言葉と、
具体的な仕事の輪郭は、
別のところにあるのかもしれません。

「私は何をすればいいのか」
「私の何を提供してほしいのか」

その一文が、
自分の中で自然と浮かんでくるかどうか。

一度、
自分がいつも案件のどこを見て
「良さそう」と判断しているか、
振り返ってみてもいいかもしれません。

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ボンベイ@元市役所職員Webライター 記事を読んでいただきありがとうございます。 市役所を離れ、4月からWebライターとして新たな一歩を踏み出します。 いただいた応援は、執筆活動やスキルアップのために大切に活用させていただき、皆様へ還元できれば嬉しいです。 皆様の「スキ」やサポートが、私の挑戦の大きな原動力です。