婿を気に入りすぎてた母方の祖母・お菊ちゃんの話。
みなさんこんにちは、ボンレスハムです。
そろそろご先祖様が精霊牛に乗りこむころでしょうか。
渋滞してるでしょうから、気を付けてゆっくり帰ってほしいですね。
さてまあ……。
母方の祖母であるところの「お菊ちゃん」の話をね。
以前にしたことがあるわけですけれども。
端的に彼女を表すと、スーパーワガママお嬢様でございました。
己の信じた道を進み続け、美学は揺るがず、プライドは常に頂点にある。
オジイが執事としてそれを支え続け、そのことを当然と思っている――……。
そんなオバ…お菊ちゃんですが、どうにも、うちの父のことを気に入ってまして。
娘の旦那として気に入ってたというより、ありゃ……普通に好みの男だったんじゃないかね……。
とりあえず便宜上、父のことを和彦と仮名つけておきます。本名じゃないです。
和彦が家にやってきますとね、小さくて細い指を合わせてコロコロと笑いまして。
「まぁ~、和彦さん!いらっしゃい」
「コーヒーお飲みになる? ミルクは? お砂糖は?」
なーんて、大歓迎していました。
もちろんですがお菊ちゃん自身はコーヒーなど淹れないので、
「ほら!アンタ!さっさとコーヒーお淹れしなさい!」
と、ママに命令していました。
和彦は「いや、自分で淹れますんで」つってましたが、ンなこと許されません。
お菊ちゃんを黙らせるべく、ママか私がとっととコーヒーを淹れてました。
和彦の若いころの賭け事に関しても異様に寛容でございまして……。
というのも父、なんかちょっと賭け事に強かったんですよ。
なので、あまり家計を圧迫することもなく、むしろプラスになることもあり。
特に印象深いのが、家の給湯器が壊れてしまったころ。
まあ修理に20万くらいかかるところを、父がパチンコで稼いできて全額支払いまして。
その話を聞いたお菊ちゃん。
「まぁ~!和彦さん、流石だわ!もっとおやりなさいな!」
と、ご機嫌にニコニコしていました。
賭け事を「もっとおやりなさいな」は、やめてくれんかね、お菊ちゃん……。
その後、和彦はあまりに勝ちすぎたことで雀荘を出禁になったり、パチ屋から追い出されたりしまして、競馬だけが彼に残されました。
馬との相性はイマイチなのか、あまり馬では勝ってないそうです。
私は父に競馬的な英才教育をされてますが、その話は下記からどうぞ。
さぁて、お菊ちゃんってば精霊牛に乗れるかしら。
まあ、エスコートするオジイがいるでしょうし、大丈夫か。
尽くされ系の血は母に受け継がれ、今日も和彦は嫁を愛しています。
いろいろとこっちはうまく回ってるので、安心してくれな、お菊ちゃん!
(心配もしてないだろうけど)
私も、同居人が朝から買ってきてくれたパンを今から食べます!
コロッケパンが好きなボンレスハムでした~~~!!!
もぐもぐ!ばいびー★
