公務員試験は予備校に通わなくても合格できる。満点を捨てて「16〜18問」を取りに行く、社会人の最短戦略
※全体の流れを先に確認したい方は、こちらにまとめています。
公務員試験というと、
「予備校に通わないと無理」
「全部の科目を完璧にしないといけない」
そんなイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、実際に社会人として訓練校に通いながら合格した立場から言うと、
それは現実的でも、効率的でもありません。
特に、特別区・経験者事務職を狙う場合はなおさらです。
結論:予備校は不要。必要なのは「捨てる勇気」
まず結論から。
満点は不要
全科目対策は不要
予備校も必須ではない
必要なのは
「どこで点を取り、どこを捨てるか」
この判断だけです。
公務員試験は、
一定の得点ラインを超えれば合格する試験
であって、競技ではありません。
教養試験の現実|目標は16〜18問で十分
特別区(経験者・事務職)の教養試験は、
必須+選択
全35問前後
合格ラインは5割前後(ボーダーラインは正式に発表されていません)
つまり、
16〜18問取れれば合格圏 です(教養試験に関しては)。
経験者採用(1級職/主事級):教養試験の傾向と重視ポイント
次に、経験者採用枠(主事・1級職)を志望する場合の教養試験の傾向と対策方針です。
経験者枠の教養試験では、試験時間が1時間45分で、必須科目+選択科目です。
新規採用と戦略は同じです。点数がとれる分野で点数を稼ぐ。
必須分野(文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈、空間把握、時事)から確実に点を稼ぐ戦略が効果的です。また経験者枠では選択科目を深追いせず、教養試験よりも小論文や職務経験論文に力を傾ける方が合格への近道です。
科目別・現実的な得点モデル
私が推奨するのは、以下のような配分です。
資料解釈:4問
文章理解(英語除く):4問
判断推理:3問
数的推理:3問
空間把握:2問
時事:1〜2問
👉 合計 16〜18問
この中で特に重要なのは
資料解釈と文章理解です。
ここは努力が得点に直結します。
捨て科目の考え方(重要)
社会人がやってはいけないのは
「全部やろうとすること」です。
例えば、
英語1問に30分以上かかる → 捨てる
自然科学が暗記地獄 → 捨てる
数的が全問無理 → 半分でOK
数的処理は、
5〜6割取れれば上出来
という前提で十分です。
数的処理は試験本番で全て解くのは現実的に難しいです。
仕事と勉強の両立|時間は「作るもの」ではない
社会人の場合、
平日:1〜2時間
休日:3〜4時間
これが現実的な上限です。
重要なのは
机に向かう時間 ≠ 勉強時間
という考え方。
通勤時間
昼休み
寝る前15分
これを積み上げるだけで、
1日3時間近く確保できます。
私は学習時間の可視化に
Studyplusなどのアプリを使っていました。
可視化をすることで、現状分析がしやすくなります。
小論文は「型」を覚えればいい
小論文対策でやるべきことは3つだけです。
型を覚える
10〜15テーマ書く
書いた文章を読み込む
小論文は
書く練習より、読み込む練習
の方が効きます。
文章構造を体に覚えさせることが目的です。
小論文重視こそ経験者合格の鍵
特別区を含め、近年の公務員採用試験では教養試験だけでなく、小論文・面接の比重が高い傾向が明らかです。教養試験が足切りラインを通過させる役割なら、最終的には小論文と面接で逆転を狙う構図が一般的です。
したがって、特別区(特に経験者採用)を狙う場合は、教養試験での安定得点は最低限ラインとして抑えつつ、小論文対策です。小論文は練習した分だけ、書けるようになります。小論文の型を抑え、想定するテーマの練習をするだけです。
私が使用したのは、『寺本康之の小論文バイブル』。この教材は公務員試験に特化しており、序論・本論・結論の流れをシンプルに学べます。最初からオリジナルで書こうとすると挫折するので、まずは“正しいフォーマット”を頭に入れることが重要です。
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面接対策は「会話」だと思え
面接対策で高額講座は不要です。
やることはシンプル。
想定質問を書き出す
回答を言語化する
録音して聞く
面接官は敵ではありません。
ただの「人」です。
特別区の場合、
3分プレゼン対策もしておくと安心です
(実際にある・ないは年次次第)。
複数受験は必須戦略
1自治体しか受けないのは
縛りプレイです。
面接慣れ
想定外質問への耐性
精神的余裕
これだけでも合格率は上がります。
社会人合格の本質
最後に一番大事なこと。
公務員試験は
努力量で勝つ試験ではありません。
やらないことを決める
取る点数を決める
早く面接・論文に比重を移す
これができた人から受かります。
戦略まとめ:科目選定と勉強配分
満点を狙わない、得点源に集中する
教養試験は全部こなすより、自分が得意な必須科目で高精度を目指すべきです。資料解釈は満点目指し、数的処理系は半分得点を目指す
これらは特別区教養試験で頻出かつ得点源になりやすい分野です。英文や理系は戦略的に「捨て科目」にできる可能性を検討
どうしても苦手な科目は、時間をかけすぎず最小限の基礎対応にとどめ、他科目に時間を振り向けた方がトータルでプラスになります。選択科目は絞って重点化
法律・政治・経済・時事など、共通性のある分野を中心にして選択範囲を限定する。無理に手を広げないこと。
まとめ|凡人でも受かる理由
満点不要
16〜18問で十分
予備校不要
独学+戦略でOK
公務員試験は、
「考えて勉強した人」が勝つ試験です。
もし今、
勉強が進まない
全部やらなきゃと思って苦しい
時間が足りない
そう感じているなら、
それはあなたが間違っているのではなく、戦略が間違っているだけです。
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