1億円あれば、日曜の夕方の憂鬱は消える……てほしい。
1億円になっても、変わらなかったものがある。
そのことに気づいたのは、
いつもの日曜日の午後のことでした。
出かける気にもなれず、
ソファでテレビをつける。
日曜の昼って、
本当に面白いと思える番組がない。
チャンネルを変えても変えても、
惰性で流している感じになる。
子どものころ、水曜の19時からドラゴンボールをやっていて、毎週楽しみにしていました。
ただ、野球中継でよく放送が潰れる。
さあ見ようとチャンネルを変えたら、
悟空じゃなくてユニフォームを着た人間が映っている。
あの悲しみ、今でも覚えています(笑)。
大人になった今は逆に、
その野球をぼんやり見ている自分がいます。
気づいたら完全に親になっていました(笑)。
夜は何かやってるかな、と番組表を確認する。
そこで、見慣れた文字が見える。
テンションが、少し下がる。
あの感覚、わかってもらえますか。
特にひどいことが起きたわけじゃない。
ただ日曜の夕方というだけで、
胃のあたりに何かが滑り込んでくる。
これが、資産がほぼゼロだった20代から、
1億円を超えた今まで、
ほとんど変わっていないんです。
日曜の動きは、だいたいこんな感じです。
朝は、なぜか早く目が覚める。
平日は起き上がるのが億劫なのに、
休日に限ってやたら早い。
もう一度寝ればいいと分かっているんですが、
なんとなくスマホを手に取ってしまう。
noteの記事を読んだり、
自分の下書きを少しいじったり。
スマートニュースで投資と関係ないニュースも流し読みする。
そのうち気づくと昼になっている。
昼ごはんを食べると、平日はそうでもないのに、土日に限って尋常じゃなく眠くなる。
なんなんですかね、あれ(笑)。
気づいたら夕方になっています。
テレビをつける。
さっきスマホで散々見たはずのニュースがまた流れている。
別に見たいわけじゃないのに、
なぜか見てしまう。
親がずっとニュースを見ていた理由が、
最近ようやくわかってきた気がします。
そして番組表で、国民的アニメのあのタイトルを見つけた瞬間に終わる。
1億円になって変わったことは、あります。
仕事で理不尽なことがあっても、
「まあ、1億あるしな」
と心の中でつぶやいてから
「承知しました」と言えるようになった。
絶対に達成できない目標に対して真顔で改善案を出しながら、あの一言をつぶやいている。
株価が大きく下がった朝も、
遅刻しそうで急いで家を出ていました。
心の盾があるから、以前ほど胃が痛くならない。
ただ、日曜の夕方だけは、変わっていません。
人によっては1,000万で変わる、
という人もいるかもしれない。
3,000万、5,000万あれば違うと思っている人もいるかもしれない。
少なくとも私の場合、
1億でも変わりませんでした。
たぶん10億でも変わらない気がします。
むしろ、10億あったら、
「なぜ行くのか」を自問する時間が増えて、
もっとめんどくさいことになりそうです(笑)。
「じゃあ辞めればいいじゃないか。」
という声が聞こえてくる気がします。
辞めません。
効率厨として、ここで入金力を落とす方が耐えられない(笑)。
毎月の積み立てが、
あの憂鬱の上に成り立っている。
ただ、
辞めてもいい。と思える状態でいること自体が、
あの重さを少しだけ変えているのは確かです。
投資が何のためだったか、1億円になって
やっと少しだけ分かった気がしています。
お金があれば変わると思っていたのに、
変わらなかったもの。
私にとっては日曜の夕方でした。
あなたにも、そんな誤算がひとつくらいあれば、こっそり教えてもらえると嬉しいです。
また、今週も番組表でサザエさんの文字を見かけるはずです。
サザエさん自体は見ませんが(笑)。
もし「カツオ、オルカンとS&P500で一晩悩む。」という回があるなら、録画してしっかり見ます。
私は今週も、ちょっとだけ憂鬱になりながら、
積み立てを続けます。
凡人太郎
サザエさん症候群。
英語翻訳が始まっているというのに、
海外からは共感してもらえない記事を
書いてしまいました(笑)。
カツオなら、
オルカンでもなく、
S&P500でもなく、
ナカジマくんからすすめられたFANG+を買いそうな気がします(笑)。
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