【詩メルヘン】朔太のファンタジー異世界紀行。ニヤリ。(3つのお題に空想のひらめきを)
1.「狐の嫁入り大作戦」

ボクの名は朔太。
実はボク─────────
ファンタジーの世界へ行ける「回数券」を持っている
ちょっと変わった素人詩人だ。
今回ボクは人間代表として、
親友のキツネの結婚式と披露宴によばれてね、
この世界にやって来た。
それにしても・・・・・
ボクの周りには着物や羽織袴や和服姿の
狐、きつね、キツネのみんなに囲まれている。
(分かってたけど・・・人間は・・・やっぱボク一人か・・・)
ちょっぴりの寂寥に身につまされていると・・・
どわっ!?
奥の方から大きなどよめき!?
わああ。
美しいなぁ
きれいだなぁ お嫁さん。
ハ二カんでる。
銀の珠月
花煙空
朧提灯
《狐の嫁入り大作戦》
色んな立て札
プラカード・・・
ん? 《作戦:人間の目をあざむけ??》
ふふ・・・ いろいろ企ててカワイイな。
キツネ達がボクの周りにやって来て
あれやこれやと世話してくれる
お料理
お酒も
大盤振る舞い!?
こりゃいいね。
全てが淡い「幸せ」に包まれて
ふわり
ふわり
こんなに素敵な披露宴。
人間にゃあ、出来ないね。
と!?
その時!?
ズ───────ッ。 ズッ。
ボクのスマホが振動するのだった!?
2.「かぐや姫のアルバイト」

「はーい。」
ボクは急ぎスマホに出る。
「うん。来て欲しい? うんうん。わかった!」
ボクはスマホの通話を切る。
キツネ達がモノ問いたげにボクを見る。
「ボクの彼女が向かえに来てほしいって・・・」
ちょっくら抜けてい行ってきますね。
なぁに、すぐにまた合流しますよ。
ほら。
(彼女から送られてきたフォトをみんなに見せる)
「おお!!」
「あんさんの彼女って・・・」キツネたちはザワついた。
「そう、かぐやの姫ちゃん。」
ボクはカミングアウトする。
「今、『月うさぎ茶屋』で働いてるんだ。」
そう、彼女────────
《かぐや姫のアルバイト》は今も元気に進行中!!
じゃあ!!
またあとで!!
ボクは《キツネの嫁入り場》に背を向けて
のんびり その場を後にした────────────
3.「お地蔵様の井戸端会議」

この《異世界》の時間は不思議。
色んなトコロで昼と夜が交差する。
つまり昼と夜が同時に在るってことなんだ。
ボクが野原の一本道を歩いていると
あ!?
くらっ!?
(急に立ち眩み!?)
途中で時間の捻れにあって
あっという間に世界が「お昼」になっちゃった。
なるほどね。
ここがこの世界の夜と昼の《分岐点》ってやつ。
ふと横を見ると────────
にこやか
朗らか
和やかに
《お地蔵さんの井戸端会議》に出くわした。
愚痴に
ぼやきに
想いに
願い
みんなとっても
ワチャワチャで
なんだかんだと楽しそうで
ボクはとってもウキウキで
そのまま
もうひとつ先の《分岐点》に向って歩く
その先が
愛しい彼女のバイト先。
こんな感じで
ボク、朔太の《異世界》は
とってもお茶目で素敵な
ファンタジーだらけの楽しい世界な訳で
よし!!
いこう!!
こんなにも素敵で
最高に愛すべきこの「世界」を
これからも
とことん楽しみ尽くそっか!!
4.「ニヤリ。計画進行中。」

ふふふふ・・・ニヤリ。
準備万端───────────
順調に計画は進行中。
《キツネの嫁入り》 異世界文化を学び
ボクの両親に分かってもらうため。
《かぐや姫のバイト》 彼女に働いてもらい
現実世界に来た時に馴染んでもらうため。
《お地蔵さんの井戸端会議》
かぐや姫の親族を説得するための知恵と
助言を求めるために通っている。
全てはかぐや姫との「結婚」と、
彼女を地上へ迎え入れる為の
完璧な布石と「計画」。
ニヤリ。
ボクは不敵に微笑んだ。
( 了 )
★Keiさんの素敵な御提案で、この「作品」が出来上がりました。
Keiさんに心からのお礼を申し上げます。ありがとうございます。
★片桐みかん様、
3つのお題、
ハチャメチャな《異世界紀行》が出来ましたので
ここにお贈り致します。
ストーリーなんか無視した
ヘンな物語ですが
今回も
宜しくお願い致します。
★片桐みかん様、マガジンに収録くださり 誠にありがとうございます。
