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#1339 バンド論187|大黒摩季

ビーイングの回し者かの如く、ここ最近はビーイング所属のアーティストを紹介しておりますが、このビーイングアーティストが最盛期だった90年代前半から中盤にかけては、本当に素晴らしい音楽に溢れていました。

てなわけで本日は前回のZARDに続き、大黒摩季を紹介します。


大黒摩季とは?

大黒摩季(おおぐろ まき)は、1969年12月31日生まれの私と同じ北海道出身のシンガーソングライターです。

幼少期から音楽に親しみ、高校時代にはバンド活動を開始。高校卒業後、上京して音楽専門学校で学びながら、作曲家・編曲家としてのキャリアを積んでいき、ビーイングと契約して、1992年にシングル・STOP MOTIONでデビューし、その同年にリリースしたDA・KA・RAが大ヒットし、一気に全国区のアーティストとして知られるようになりました。

その後もヒット曲を連発し、1990年代のJ-POPシーンを語る上で欠かせない存在となりまして、ZARDやWANDST-BOLANなどが活躍した“ビーイング系アーティスト”の代表的存在として知られています。
強烈な歌唱力と、女性の本音をストレートに歌い上げる歌詞が多くの共感を呼び、今でも精力的に活動を続けております。


大黒摩季の魅力

1. パワフルでソウルフルな歌声

大黒摩季の最大の魅力は、その圧倒的な歌唱力です。
彼女の声は、ただ「上手い」だけでなく、感情の熱量がダイレクトに伝わってくるタイプであり、力強くも繊細で、聴く人の心にまっすぐ響きます。
ZARDとは対極と言ってもいい感じですが、違う良さがありますよね。
当時、唯一無二だった記憶がします(ちょっと近いのが相川七瀬の印象)


2. 女性のリアルな本音を描く歌詞

大黒摩季の歌詞は、恋愛・仕事・生き方など、女性のリアルな感情を描くことで共感を集めました。
ZARDが中高生向けの「恋の憧れ」的な歌詞が多かったのに対して、大黒摩季は「恋の現実」を歌っていた気がしますし、そこに共感する恋愛上級者が多かったのではないでしょうか?
そんな感じで彼女の楽曲には、「強く生きよう」「自分を信じよう」といったメッセージが常に込められており、多くの女性に勇気を与えました。


3. 女性のシンガーソングライターとしての存在感

そんな感じで歌詞だけでも凄いんですけど、ハイレベルで作曲すらできてしまうのが凄いですね。自分で作詞作曲する女性アーティストは他にもユーミンとかもいましたが、その世代で唯一自分で作詞作曲をしていたであろう女性アーティストの大黒摩季はカッコよかったです。
と書いて広瀬香美を思い出しました。彼女もいましたね。


大黒摩季の聞いておきたい曲BEST10

10位 ROCKs

小6の頃に大黒摩季のベストがリリースされて、姉が買ってたんですけど、姉がこのベストの最後に収録されたこのROCKsがメッチャ気に入っていて、ずっと聞いていたのでその印象が非常に強いですね。
とにかくタイトル通り、ロックンロール!な曲ですね。

I'm gonna be 世界を変えるのさ

この歌詞がとにかく印象的でした。懐かしいですね。


9位 あぁ

クソシンプルなタイトルの曲です。漢字でいうと「嗚呼」なのでしょう。
この曲は1996年2月だったんですが、この時期位から僕はカウントダウンTVを見ていたので、この辺の時期の曲は異様に覚えているのですが、この時クラスの連中でお泊り学習みたいなのがあって、クラスメイトの有志で見ていました。
で、オリコン順位がこの曲が2位で、1位がDAHLIAだったのを覚えてます。PVでYOSHIKIが全裸で浜辺に佇んでいた記憶がありますね笑


8位 君に愛されるそのために…

この曲は「チョット」のc/wでしたが、両A面シングルだった記憶もありますね。
なんか宇宙飛行士の毛利さんが出ていたCMで使われていた記憶がありましたが、「報道多チャンネル」という番組のテーマ曲だったようです。
普通にメロウで良い曲です。尽くす女の歌ですね。


7位 愛してます

タイトルから伝わる、ドストレートなラブソングですね。
そのサビのフレーズが力強く、一度聴いたら忘れれない魔力を持った曲でした。三浦友和主演の「妊娠ですよ」という、これまたドストレートなタイトルのドラマの主題歌だったようです笑


6位 熱くなれ

この曲は中1でして、1996年のアトランタオリンピックのテーマソングでした。マイアミの奇跡とかがあったアトランタオリンピックですね。
とにかくこの曲も最初の英語の所から最後まで終始ハイテンションで駆け抜ける曲で、まさにオリンピックの主題歌に相応しい、力強いメッセージと疾走感のあるメロディが印象的な曲です。
多くのアスリートの背中を押した、そんなアンセムでした。

で、この曲も覚えているのですが、オリコンで3位がイエモンのSPARKで、2位がこの曲で、1位がX JAPANのFOERVER LOVEという感じで・・・
謎に大黒摩季はXが鬼門だったんですね笑


5位 チョット

この曲は作曲が織田哲郎だったらしいです。
で、大黒摩季は初めてデモテープを聴いた時は「ダサい曲」とショックを受けていたが、社長の厳命で歌うことになったとのこと笑
この時代の寵児であったヒットメーカーの織田哲郎が作る曲をダサいと言えるのは、後にも先にも大黒摩季くらいでしょう笑

とにかくサビの「チョット待ってよ」のフレーズが印象的で、一度聴いたら絶対忘れない曲ですね。
Bメロから盛り上がって盛り上がってサビに繋がるのは、流石織田哲郎って感じがしますし、普通にいい曲で、カラオケでも定番曲だったようですね。


4位 夏が来る

この辺りの曲も懐かしいですね・・・とにかく夏が来ると聞きたくなる曲です。
メロディもメロウで素晴らしいのですが、やはりこの曲は歌詞が強烈です。

とにかく恋に恋い焦がれる女性で「最近周りが騒がしい」から始まり、白い馬に乗った王子様を求めるも、そんな王子様が選ぶのは何にもできないお嬢様・・・というリアルで切ない歌詞ですが、結構実体験に基づいた歌詞だったりするようですね。
で、愛してると言われたからSEXをしたら、その日から都合のいい娼婦オンナ扱いという歌詞も非常にリアル切ないですね。
多くの同じ生きた女性にとって「あるある」だった歌だったのでしょう。


3位 ら・ら・ら

大黒摩季のシングルで一番売れたのはこの曲だったようです。
大黒摩季の曲は冗長でなく、シンプルな所が個人的には凄く好きなんですけど、この曲なんてその最たるものですね。
ドラマ『味いちもんめ』主題歌として大ヒットした曲です。

歌詞は「彼氏が忙しくてあまり会えない」という切ない歌詞だったりするんですが、そんなことを感じさせないポジティブさを持ったサビが印象的ですね。
そんなサビは「ら」しか使ってないんですけど、それが故にみんなでシンガロングできて楽しい感じの曲です。
大黒摩季自身もこの曲を「人生そのものを歌った曲」と語っており、ライブでは必ず披露される代表曲となっています。もうサビでオーディエンスが手を振って「ら・ら・ら」と叫ぶのが目に浮かびますね。
90年代を代表する名曲と言えるでしょう。


2位 DA・KA・RA

この彼女の名前を一気に広めた大ヒット曲です。デビュー2作目でミリオンを達成したというなかなかの曲です。
この時僕は小学3年生でしたが、クラスの学習発表会で他のクラスの連中がこの曲でダンスをしていたので初めて存在を知ったんですが、とにかくすげーカッコいい曲と感銘を受けた記憶がありました。
カップヌードルのCMも印象的でしたね。

最初のピアノから冒頭の英語語りの所の流れもカッコよく、その後にいきなり始まるサビもいいんですが、その後のAメロとBメロ、そしてサビの繋がりがシンプルながら本当に美しい。

大人のようにときめきながら
少女のように待ってる
どうする?心だけ駆け出しそうで

この辺とか今聞いてもテンション上がりますね。
カッコいい曲です。


1位 あなただけ見つめてる

そしてやはり栄えるNo.1はこの曲ですね。
アニメスラムダンク」の第1期のエンディングテーマとして知られる楽曲であり、WANDSの「世界が終わるまでは…」も好きですが、やはりこの曲の方が印象は強いですね。

とにかく一途すぎる女性の曲です。
愛する男の為に、男の趣味まで好きになったり、友達を切ったりととにかくストイックで、ちょっと重さすら感じてしまうのですが、それもこの曲のテーマだったりですね。
スラムダンクの内容と一切関係ないと思ってましたが、晴子さんが流川に対して持つ感情は「あなただけ見つめてる」だったりしますね。

バスケアニメの主題歌故に、歌詞の「サッカーさえも好きになったわ」とかの歌詞は変更されたりしたのも覚えてます。アニメだけオリジナルの歌詞なんですね。
あとは「チンチン、モミモミ」という謎の言葉が入っているという都市伝説もありました笑

そんな感じですが、歌詞良し、メロディ良し、展開良しと、文句のつけどころのない名作にして、永遠に愛されるラブソングですね。


まとめ

そんな感じで現在は90年代ほどガンガン活躍してるわけでも無いですし、活動休止とかもあったようですが、ここ最近はまた精力的に活動を続けています。

復帰後は若手アーティストとのコラボや、地方創生イベントへの参加など、音楽以外の分野でも活動の幅を広げています。2020年代に入ってもなお、テレビ・ラジオ・SNSなどで積極的に発信を続け、同世代のみならず若い世代からも再評価が進んでいます。

1990年代に青春を過ごした世代にとっては懐かしく、現代のリスナーにとっても新鮮に響く。そんな不思議な魅力を持つ大黒摩季。彼女の音楽は、これからも“生きるエネルギー”として、多くの人の心を熱くし続けるでしょう。

以上、次回はバーニング最後に、倉木麻衣を紹介しましょう。


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