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#1329 バンド論186|ZARD

ビーイング所属のアーティストをパワープッシュしておりますが、この辺で女性アーティストに移行していきましょう。
てなわけで本日は前回紹介したTUBE同様、90年代のJ-POPシーンを代表するアーティストと言っても過言ではない、偉大なる女性シンガー・ZARDを紹介しましょう。


ZARDとは?

ZARD(ザード)は元々はギターとかベースとかもいたバンドユニット形式だったようですが、途中からボーカリスト・坂井泉水(さかい いずみ)を中心としたソロ・プロジェクトとなります。
ちなみにZARDの名前の由来は「響きがいいから」的な感じで、DEENと同じく特に意味は無いようです。意外とこの辺雑ですよね笑

そんな坂井泉水はもともとはモデルやレースクイーンとして活動していましたが、その後音楽の道へ転向し、1991年2月10日にシングル「Good-bye My Loneliness」でデビューし、1993年の「負けないで」が大ヒットしたことで一気に国民的アーティストの地位を確立。以降、「揺れる想い」「マイ フレンド」などの大ヒット曲を次々と世に送り出しました。

シングル総売上は約1700万枚、アルバム総売上は約2500万枚に達し、女性アーティストとしては歴代トップクラスの記録を持ちます。
安室とかが競合に当たると思いますが、とにかく90年代のソロアーティストと言ったらZARDとも言えるでしょう。


ZARDの魅力

ZARDの人気の理由は、単にヒット曲が多かったからではありません。
その音楽には、時代を超えて共感できるまっすぐな言葉癒しのメロディがありました。

1. 心に寄り添う歌詞

坂井泉水が手がけた歌詞は、派手さや難解さはなく、誰もが感じる日常の葛藤や希望をやさしく描きました。
たとえば「負けないで」では、努力する人へのエールをストレートに伝え、「揺れる想い」では恋する女性の繊細な感情を瑞々しく表現しています。
彼女の言葉には“押しつけのない励まし”があり、聴く人が自分の物語として受け取れる柔らかさがありました。
当時はJCやJKという言葉は無かったですが、JCもJKも歌詞の主人公に自らを投影させて、共感してたのでは無いででしょうか。


2. 美しくも切ないメロディ

何度も言ってますがこの時期の織田哲郎は変態的にヒットソングを量産しておりましたが、やっぱ織田哲郎と言えばZARDという感じがしますね。
令和の今でも使われている位、今聴いても古さを感じさせない普遍性がありますし、「負けないで」を越える応援歌が未だに存在していないとも言われているくらい、素晴らしいメロディも魅力ですね。


3. 清楚で神秘的なイメージ

ZARDは他のアーティストと異なり、テレビ出演やライブ活動が非常に少ないことで知られています。
これは蓋を開けてみると坂井泉水が物凄いあがり症だったのが理由らしいですが、この露出の少なさが「ミステリアスで清純な女性」というイメージが強く残り音楽一本で勝負という感じが今思うと凄く良かったですね。
メディア露出が少ないにもかかわらず絶大な人気を維持しました。
幕張でも「ZARDはなぜTVに出ないんだろう?」とかネタにされてましたね。


ZARDのこれだけは聞いておきたい曲BEST10

10位 Good-bye My Loneliness

デビュー作ですね。リリースは1991年、今から34年前です!
僕は8歳だったのでリアルタイムでは知らず、どのタイミングで知ったかハッキリは覚えてないんですが、社会人になってから年上の女先輩がカラオケでよく歌っていたので存在を知ったような気がしますね。
デビュー作からバラードというのがなかなか大器であることを感じさせます。
デビューから作曲は織田哲郎で、いきなりオリコン9位とかは流石ですね。


9位  サヨナラは今もこの胸に居ます

この曲は1995年でした。
映画「白鳥麗子でございます」の主題歌だったようですね。
なかなか難解なタイトルですが、「フラれたけど今もあなたのことが好きなので、サヨナラとまだ言えないくらい引きずっている」みたいな切ないグルーヴと推察されます。
これは女性だけでなく男性にも共感できる歌詞でしょう。男の方が恋愛を引きずると言われていますからね・・・


8位 愛が見えない

この曲も1995年と同時期ですね。
やはりこの時期、黄金時代のZARDの楽曲がが印象に残っています。
この曲は大学時代ですかね。僕の頭の悪い友人が全然コンパとかでモテなくて、酔っぱらって怒って「愛が見えない!」とキレて歌っていた、そんな思い出があります笑


7位 息もできない

この曲はあまり時系列を把握していませんでしたが1998年の唄でした。
正直存在を忘れていたんですけど、今回BEST10を探している中でこんな曲もあったなと思って聞いて見たら、名曲過ぎてビックリしました
こんないい曲だったんですね・・・
「なんでこれが中華一番のオープニングやねん!」というのは置いておきまして、「ハオ!」という感じですね。
とにかくメロウで素晴らしいのですが、何故か動画が埋め込めなかったのでリンクをおいておきましょう。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm25646105


6位 きっと忘れない

この曲は1993年リリースで、この曲も「白鳥麗子でございます」のこちらはドラマ版の主題歌だったんですね。
とにかくメロウな曲です。後に上戸彩が歌う「あふれそうな愛、抱いて」にも通じるものを感じますが、同じ織田哲郎作曲なのでたまたま似ちゃったとかそんな感じでしょう。
この曲も本当にメロウで素晴らしいですね。


5位 永遠

この曲は「失楽園」の主題歌だったので、メチャクチャ印象に残っています。
失楽園はなんであんなに流行ったのか分からない位当時流行っていて、映画では黒木瞳が演じていて、それが人気がありすぎるが故にドラマ化され、そっちでは川島なお美が主役だった記憶がありますが、普通になお美がパイオツ出したり、kjのお父さんとおセックスをしたりで、家族で見ていた僕にはなかなか気まずい作品でした。親父は真剣に見ていましたが・・・笑

そんな感じなので、ちょっとエロスなレッテルが貼られてしまっている曲ですね笑


4位 揺れる想い

ZARDと言ったらこの曲!という人も多いのではないでしょうか?
スポーツドリンク「ポカリスエット」のCMソングとして大ヒットして、この頃10歳だった僕ですら鮮明に覚えている位、この曲は流行りましたね…
オリコン1位を獲得し、この年1993年の年間9位に輝いたようです。

とにかくメロディが美しいのは言うまでも無いですが、歌詞もいいんですね。恋する女性の揺れる想いを素直に綴った歌詞が非常に共感出来て非常に素晴らしい。
ZARDの代表的ラブソングとして今も人気がある曲ですね。


3位 負けないで

そしてこれでしょう。
ZARD最大のヒット曲で、1993年の年間6位はこの曲のようです。

日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」のテーマソングにも使用され、マラソンで終盤でこの曲をみんなで歌って会場が1つになる演出はやはり風物詩として見たいですし、この曲を越える応援ソングはマジで作れないでしょう。

もうイントロから名曲を予感させる事は言うまでも無いですが、盛り上げて盛り上げてサビですね。
この5文字でハマるサビで「負けないで」という5文字をセレクトした坂井泉水の歌詞能力センスは天賦の才を感じますし、そこから繋がる「最後まで走り抜けて」というフレーズは今も多くの人を勇気づけています。
「ZARD=この曲」というほどの国民的アンセムですし、マラソンや甲子園などで永遠に使われ続けて欲しい曲ですね。


2位 マイ フレンド

この曲は95年、小学6年生の卒業ちょっと前でした。
アニメ「スラムダンク」のエンディングテーマとして、あまりにも有名だった曲ですし、スラムダンクという青春ど真ん中のアニメの中で友情について歌うこの曲はこれ以上ない、素晴らしいタイアップでした。
サビのメロディも凄くいいし、サビのドラムとかも最高に好きですね。

あとこの曲はシャ乱Qの回でも書いたんですが、この曲か「My Babe 君が眠るまで」のどっちかを朝の会で歌おうとクラスで投票して、この曲マイフレンドは惜敗し、小学6年生の35人位の男女で朝から「♪満足するほど抱きしめ合った夜とか~」と歌う、完全なる好色小学生集団でした笑
そんなセットで思い出してしまうのがこの曲に申し訳なかったりしますが・・・笑

この赤いアウターで街を歩くPVも懐かしいです。
そして本当に美しい女性でしたね・・・


1位 心を開いて

そして僕がZARDで一番好きなのはこの曲ですね。
もうブッチギリでこの曲が一番好きです。
この曲がリリースされたのは1996年5月でして、13歳だった当時を鮮明に覚えています。

もうシンプルなんですけど、とにかく素晴らしいというか何と言うか。
こんな美しいラブソングはそうそうないと思う位、メロディの美しさと歌詞の美しさ、ピアノが織りなす優しい世界観、総じてレベルが鬼のように高い曲です。

歌詞は最初から最後まで全部いいんですけど、好きなのは最初のサビかラスサビの歌詞ですかね。どっちも素晴らしくて選べません。

このままずっと忘れたくない
現実が想い出に変わっても
言葉はないけどきっとあなたも
同じ気持ちでいるよね

どんなときもあなたの胸に
迷わず飛び込んでゆくわ
Your dream, I believe
ときめいてる 心を開いて

本当に今聞いてもウルっとするくらい、素晴らしい曲です。


まとめ

そんな感じで坂井泉水は自らの言葉で多くの楽曲に命を吹き込み、透明感と儚さを併せ持つ歌声、詩的で優しい言葉づかいが、多くの人の心を掴みましたが・・・
2007年に入院中の不慮の事故により39歳で逝去し、突然の別れは日本中に大きな衝撃を与えました。
僕もその知らせを聞いた時はバーで飲んでいた記憶がありましたが、とにかくショックでしたね・・・

しかし、坂井泉水の歌は逝去されてから、令和の今でも愛され続けていますし、これからも多くの人達の背中を押し続けるでしょう。
改めて素晴らしいアーティスト、ZARDをリスペクト!


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