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#1584 アルバム論131|I ♥ U / Mr.CHILDREN(2005)

引き続きミスチルのアルバムを紹介していきたいと思います。
本日は2005年にリリースされた「I ♥ U」を紹介していきましょう。


I ♥ Uとは?

このアルバムの先行シングル「四次元 Four Dimensions」は大学4年生でピークで遊んでいた時期にリリースされましたし、4曲全部がタイアップ付きのシングルであり、曲も全部良かったのでので結構覚えていて、その流れでこのアルバムも覚えてます。
セールス的には100万枚を突破しているようですが、前作「シフクノオト」と、次作の「HOME」に比べるとちょっとのび悩んだそうです。

僕がこのアルバムまでが大学生だったので、何となくミスチルの「第2章市終了」的な印象を勝手に持ってしまっているんですが、解説していきましょう。


I ♥ U 渾身の全力紹介

1. Worlds end

このアルバムのオープニングナンバーにして超ポジティブ
Q」でいう所のCENTER OF UNIVERSEに近いイズムを感じる、とにかくゴキゲンな曲ですね。
以前に「IT'S A WONDERFUL WORLD」のUFOでも紹介した職場のミスチル通は、この曲もベスト3に入ると豪語していました。

構成やメロディもさることながら、やはり歌詞の自由さが良いですね。

「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける
そうどんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って・・・」

メンバーからも愛されていて、ライブでも演奏頻度は高いようです。
ライブで盛り上がりそうな曲です。

やはり「世界の終わり」という曲に外れはないでしょう。


2. Monster

ベースから入るミスチルには珍しい感じの曲で、全体的に骨太なサウンドが響く、ロックテイストな曲が続きます。
サビは「Knock、Knock」というシンプルな感じで、なんとなくAtomic HeartDance Dance Danceを感じますね。
歌詞の韻を踏む感じも秀逸で、楽しい曲ですね。


3. 未来

懐かしいですね・・・大学4年生の頃を思い出します。
ポカリスエットのCMでも使われていて、4曲入りのマキシ「四次元」ではこの曲が一番パワープッシュされていた印象がありました。

この頃単位も取れて内定も決まっていた僕はとにかく自由で、まさにこの歌詞の主人公のような感じでした。

生まれたての僕らの前にはただ 果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた

この時期はコンパとか行きまくっていたので、よくカラオケで歌っていた記憶もありますね笑

とにかく22歳の夏にタイムスリップできる名曲です。


4. 僕らの音

かなりバラエティに富んだアルバムなんですが、ここで唐突にバラードを入れてきます。
全体を通してこのアルバムは曲順に捻りがあり、あえてこの位置にこの曲を持ってくるとかが凄く多い印象です。この曲も通常であれば終盤などに来るでしょう。

とにかく、凄くいい曲です。
いい曲過ぎてコメントが難しい曲ですね。

構成も美しくて、サビからAメロに戻る感じが凄く自然で美しい。
Aメロの冒頭も単語を繰り返す感じが非常に美しい、かなり芸術性の高い曲ですね。


5. and I love you

「カップヌードル!」という感じの曲ですね。よくCMで流れていました。
たしかこの曲は30分くらいで作ったとかそんな逸話がある曲で、当初は「I Love You」というタイトルだったみたいですが、尾崎豊のアレには勝てないから・・・という理由でandをつけたと何かで見た記憶があります。
サビとかはシンプルで良いんだなと感じさせてくれる曲です。


6. 靴ひも

このアルバムはバラバラでありながらも、曲と曲は結構繋がっている気がしていて、この曲なんてまさに「靴ひも」を結んで走り、「ランニングハイ
」に到達して、高く「跳べ」という感じの流れを感じます。

歌詞の「停留所を通過していく そのバスに飛び乗って」とかも何となくランニングハイの世界線を感じます。
これまたポジティブな曲ですね。


7. CANDY

CANDYと聞くと、どうしても「DIVE!」とか叫びたくなってしまうのですが、そんな黒夢のCANDYとは180度違うバラードです。
サビのメロディは本当に美しく、「胸のポケットに」の辺りとか凄くミスチル節と言う感じで良いですね。
Drawingとかにも通じる良さを感じます。


8. ランニングハイ

このアルバムのベストソングであり、2000年代のミスチルの楽曲の中でブッチギリで一番好きな曲です。
マジでこの曲には本当に勇気を与えてもらいましたね。

まず、そもそもこの曲がタイアップとなった映画「フライ、ダディ、フライ」が普通に好きな小説だったので、そうした好きな小説の世界感を歌った曲と言う時点で、聞く前から良い印象を持っていました。

で、この曲はメロディが本当に凄く好きなんですけど、それと同じくらい歌詞も好きで、「未来」とも違う無敵感が感じられて本当に素晴らしい。
サビのこのフレーズほど力強い一節は無いでしょう。

なら息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして

そして以前も語った記憶がありますが、この2番のサビの歌詞とかもメチャクチャ好きですね。
この歌詞を見て何かを感じる人間と一緒に仕事したいです。

亡霊が出るというお屋敷を キャタピラが踏みつぶして
来春ごろにマンションに変わると代理人が告げる
また僕を育ててくれた景色が 呆気なく金になった
少しだけ感傷に浸った後 「まぁ それもそうだなぁ」

ミスチルのバラードも好きですが、やはりこういうゴキゲンになれる曲が好きですね。
未来と同じく、22歳の夏にタイムスリップできる曲です。


9. Sign

この曲もこのランニングハイの後に続くのは違和感ですが、あえてこの違和感を作り出しているんでしょう。
メチャクチャヒットした曲で、2004年にオリコン年間2位で、この年のレコード大賞を受賞した曲だったりします。

何というか「誰が聞いても良いと思うど真ん中の曲」という印象の曲で、何となくTomorrow Never Knowsに似た世界を感じる曲です。


10. Door

これまでにないタイプの曲ですね。
アコースティックと言って良いのか分かりませんが、ずっとハンドクラップがあり、そのリズムに乗せて桜井さんが歌う、箸休め的な曲です。
このDoorに対して、ひたすら「Knock」するというサビに、2曲目のMonsterとの繋がりを感じます。
とにかくそんな感じのゴキゲンな曲ですね。


11. 跳べ

この曲もDoorに同じく、これまでミスチルでは無かった感じの曲です。
結構打ち込みゴリゴリ入れている曲で、サビ前の溜めの部分とかが非常に新しい感じで、何というか挑戦心あふれる曲ですね。
こうした曲をここまでキャリアを積み重ねても作るのが凄いですね。

とにかくタイトル通り、前向きでポジティブな曲です。
サビの「跳べ!!!」はライブで相当盛り上がるでしょう。


12. 隔たり

この曲は凄いです。コンドームについて歌った曲ですね。
よくこのモチーフでバラードを作れましたね・・・笑

この曲の主人公の男はとにかく「応じ」てばかりの男だったりして、主体性のないうらやまけしからん男です笑

余談ですがこの時期、僕らの周りではSAGAMI ORIGINALの0.02ミリが普及し出して、みんなアレを使っていたので、0.05ミリはちょっと過去の産物的な感じがありましたね笑


13. 潜水

そしてこのアルバムを〆るのは「潜水」というタイトルで、まさかの深海に通じる何かを感じますが、とにかくダウナーで溺れて、沈んでいきそうな深海と比べて、水の中を浮上するまで漂うという感じで180度違い、全然関連性は無さそうです。
そんな感じの爽やかな曲でこのアルバムは終了します。


おまけ. ヨーイドン

で、この曲をおまけに紹介しましょう。
このヨーイドンは「四次元」に収録されているポンキッキーズの主題歌なのですが、この曲だけこのアルバムに収録されておらず、メチャクチャ冷遇されているんですよね。
まぁこのマキシを買った人だけの特典を付けておきたかったのでしょうが・・・

で、この曲もメチャクチャ良いんです。
イントロと言い、メロディの綺麗さといい、歌詞のメッセージと言い、まさにKind Of Loveの世界観で、何をどう考えてもKind Of Loveに収録されるべき曲でした。

I'LL BEのシングルバージョンと並んで、とにかくもう少し日の目を浴びて欲しい、そんな感じの曲です。


まとめ

そんな感じで懐かしい曲が多い、思い出に残っているアルバムですね。

次の「HOME」は社会人なりたての時のアルバムで、当時を思い出すような曲もあったりでなかなか思い出に残っているアルバムだったりします。
てなわけで次回はHOMEを紹介します。

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