#1338 映画論50|北の国から ’83冬
前回のTV論にて、今年の夏に再放送していた「北の国から 連続ドラマシリーズ」を切り出して紹介しました。
その勢いで、やはり「’83冬」「’84夏」「’87初恋」「’89帰郷」「’92巣立ち」「’95秘密」「’98時代」「2002遺言」というスペシャルドラマ編も書かなければならないという使命感に駆られています。
そんな感じですが、この特別ドラマシリーズはTVで放送されたんですが、実質「映画」のようなものなので、北野映画も紹介し尽くしてネタが切れつつある映画論として紹介していきたいと思います。
北の国から’83冬とは?

北の国からのドラマが終わったのが1982年の3月ですが、同じ時間軸で動いており、放送終了から1年半が経った1983年の冬の出来事です。
まず雪子おばさんが純と蛍に手紙を書いて読み上げる所から始まるのですが、五郎が東京で出稼ぎで働いているところから物語は始まります。
で、純と蛍は小学生なのに放置というなかなかのネグレスト的展開なのですが・・・恐らく中畑のおじさんとかがケアしてくれたのでしょう。
で、仕事を終えて年末、五郎が富良野に戻り、そこから物語は始まるのですが、今回のキーマンは「笠松みどり」「笠松正吉」の親子です。
この親のみどりが本当にクズで毒親であり、このクズが原因で黒板家のみならず、町中の仲間たちが苦しめられる事になるんですね。
息子の正吉は本当に可哀想でした。
北の国から’83冬の印象的なシーンBEST10
10位 新宿タイガー

まず、五郎さんが東京で出稼ぎをするシーンから物語は始まります。
純と蛍にクリスマスプレゼントを買ってあげようと、おもちゃ屋をふらついてビデオゲームに衝撃を受けたりする五郎さんは、その勢いで新宿で有名なタイガー新聞配達員と出逢い、驚きます。
てか、この人こんな時代からやってたんですね笑
僕が新宿タイガーを知ったのは「小田原ドラゴンくえすと」という漫画であり、後に実際に新宿で見かけた時はめっちゃテンションあがりましたね笑
9位 お風呂ではしゃぐ純と正吉

で、舞台は富良野に移ります。
家で色々あった正吉は家出して、同級生で親友の純に会いに来て、仲良く一緒に風呂に入ります。
で、正吉は陰の毛が生えたようで、ここぞと純に自慢するんです。これはあるあるですね。
8位 沢田の爺さん

この爺さんは五郎の父親とかと親交があった人ですが、豆農家で成功して、東京に行って、キャバレーの女に貢ぎまくって資産を潰し、そして富良野に帰ってきたという罪深き爺さんでした。
で、純と蛍とおまけに正吉にもお年玉をあげるんですが、金額が50円で正吉と純は苦虫を嚙み潰したようなグルーヴとなります。
7位 蛍が正吉に年賀状を送る行為

そんな感じで家出中の正吉にはもちろん年賀状が届かないんです。
それを可哀想と思った蛍は、正吉の為に年賀状を書いてあげるんですね。メチャクチャ良い子です。
そしてこの年賀状が伏線となり、15年後の「時代」で繋がったりします。この展開はなかなか熱かったですね。
6位 屋根の雪下ろしをする正吉

正吉は本当にいい子なんで、居候しているのは肩身が狭いようで、屋根の雪下ろしを手伝ってくれます。
「これが俺の仕事だ…」と言わんばかりに手伝う、いい子です。
5位 借金700万円


そして、そんな正吉の母親のみどりちゃんが、借金をしていたことが発覚します。
700万円を借りてギャンブルに使ったようで、払えなくなって連帯保証人の五郎の所に借金取りが押し寄せます。
五郎も人が良いから適当に保証人の判を押したのでしょうが、それがまずかった。
五郎もほぼ無職に近いので、土地を売れと言われてしまうんです。
4位 気まずくなる純と正吉

で、五郎が借金の保証人になってしまったことが、口の軽い草太兄ちゃん(岩城滉一)の口から伝わってしまいます。
そして言うまでもなく、金を借りてトンズラしたみどりちゃんの息子の正吉と、借金を背負わされた五郎の息子の純は、気まずくなってしまいます。
3位 五郎に怒られる正吉

そして五郎もこの頃はまだ器が小さかったので・・・正吉に「屋根の雪下ろしをやれ!」とか「花札なんかで遊んでるんじゃねえ!」と八つ当たりしてしまいます。
気持ちも分からんでもないんですが・・・
2位 みどりちゃんを許す五郎

で、そんな正吉の母・みどりは、一応けじめとして五郎の所に謝りに来るんですが、五郎は優しいので許してあげるんです。この辺は流石ですね。
そしてこの借金に関しては、五郎だけじゃなくてみんなで少しずつ肩代わりしようという感じで、五郎の日頃の行いが良かったからか、恩返しという形でしっかり帰ってきました。
そんな感じで五郎一人が借金を背負うことなくなりましたが、700万円の借金が消えるわけではないので・・・改めて罪深さを感じますね。
1位 死にかける正吉

で、そんな正吉は、五郎に怒られたので雪の日もしっかりと屋根の雪を下すんですが、その後屋根から落ちて雪の中に埋まってしまっておりました。
何とか一命は取り留めたのですが、なかなかヘヴィーな展開でしたね。
まとめ
そんな感じでですが、まとめると「みどりちゃんがクズ」という感じです。
で。そんなみどりちゃんは子供を育てる余裕もないので、一旦正吉は五郎が黒板家で預かることになりました。
そして、ここから次作の’84夏に繋がるんです。
そして’84夏は、北の国からでも屈指の名シーンが繰り広げられる超・名作なので、あくまで本作は前半ととらえるのが良いでしょう。
そんな感じで次は’84夏を紹介します!以上!
