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#1363 映画論51|北の国から ’84夏

本日紹介するのは「北の国から ’84夏」です。

北の国からは短編ごとに名作が多く、どれがベストであるかはなかなか決められない位のレベルの高さなのですが、それでもこの「'84夏」はランキングを集計したらかなり上位に食い込むのではないかと思える、超名作ですね。

前作「’83冬」は、この「'84夏」の為の前フリ的な感じであったんじゃねえ?と思わせてくれるくらい、とにかく印象的に残るのがこの作品です。


北の国から ’84夏とは?

前作「'83冬」から半年後の物語です。
前作では「正吉の母親のせいで五郎が借金を負った」「それでも正吉は悪くないので、引き取ってあげている」「そして五郎は東京に出稼ぎへ」という話でした。
確かそれが年明け直ぐだったので、84年1月とかだったんでしょう。

で、五郎が3月とかに帰ってくるんですが、五郎が帰ってきたその日!!
五郎が気合を入れて建てた、家の丸太小屋が火事で全焼してしまうんです。これは後述しますが、純と正吉のせいなんです。
それで五郎は大分ダメージを受けてしまいます。当たり前ですが・・・

そして、7月になり、この物語が始まります。
今作「'84夏」における重要人物は、前作に引き続き「正吉」であり、「努くん」ですね。

それでは早速振り返っていきましょう。


北の国から’84夏の印象的なシーンBEST10

10位 イタズラをする純と正吉

純と正吉はすくすくと悪ガキコンビに育ち、牛の膀胱やトウモロコシの毛を使って人間のようなものを作り、それを川に沈めて水死体のようにして通りがかる人を驚かせるという、悪い事をやって遊んでいました。
ほんの数カ月前に家を全焼させたにも関わらず・・・笑


9位 努くん、登場

そして本作の最大のヒールと呼ばれた努くんが早々に登場します。
努くんは中畑のおじさんの妹の子供であり、普段は東京に住んでいるんですが夏休みで富良野にやってきました。

で、この努くんが絵にかいたような嫌な奴で、当時1984年の時点ではほぼ誰も持っていなかったPCを持っており、それでゲームをして「東京ではこれが当たり前だぜ、おまえらは遅れてるな!ゲハハハハ!」富良野民達に自慢するというクソヤローでした。

で、中畑のおじさんの娘や、蛍にゲームをやらせてヘラヘラするベースケで、正吉と純の拳を硬くするんですね笑

そんな感じで努くんが序盤から大分飛ばしてくれます。


8位 草太兄ちゃんの恋、散る

で、ちょっと背景を覚えていないんですが、雪子おばさんと、草太兄ちゃんの距離が劇的に近くなり、雪子が草太の所に嫁ぐ・・・という話になりかけるんですが、直前で雪子おばさんが不倫相手と元鞘に戻るというトホホな感じになりました。
そんな感じであまりいい役ではないんですが、当時の竹下景子は奇麗ですね。
草太兄ちゃんもイケメンでした。


7位 蛍は相変わらずいい子に 

蛍は相変わらず超絶いい子です。
この時期の純は立憲民主党張りのクソヤローだったが故に、相対的に蛍の評価は上がる、上がるという感じなんですが・・・
この辺で蛍はいい子過ぎる貯金を貯めまくったが故に、以降のシリーズでの愚行における反動が哀しくなってしますのですね・・・


6位 燃える丸太小屋

そして本当に悲しいのが、この丸太小屋全焼事件です。
薪ストーブの上の棚網で服を乾かしていたんですが、純と正吉がその棚網に服を適当に入れていたので、それがストーブに落ちてBURN OUTという感じでした。

蛍は本当に可哀想でした。
純と正吉に対して毎日「ちゃんと干して」とも言っていたのに・・・


5位 正直な正吉と、卑怯な純

で、火事になってしまったが故に、警察に事情聴取を受けるんです。
で、純は思い当たる節がありまくったくせに「いや、よく分かんないっス」みたいな感じでごまかすんですが、正吉は正直に「オレが悪いです」と反省し・・・
そしてこの2人はギクシャクするんですが、純の自業自得です。
本当にこの頃の純は飯山あかり先生張りのクソヤローだったので・・・


4位 ヘトヘトな五郎

で、五郎は五郎で色々と大変なんです。
元々正吉の母親の借金もあったりですが、丸太小屋も火事になって借金が残り、この時期は結構ハードワークをしていたんですが、純が無邪気に「水力発電ダメだったら、風力発電やったら?」みたいなことを言って、五郎さんの逆鱗に触れます。
本当にこの時期の純はまさきまき元候補ばりのクソヤロー(略)


3位 「やっぱりお前は汚ねえヤローだな!」

で、正吉と純ですが、前述の努くんに対して、努くんが狂ったようにPCについて自慢をするのでムカついてPCの本をギッたり、一緒に川で遊んでいる時に生意気でムカつきすぎて全裸で放置したりの制裁を与えるんですが、純は一緒にやっていおいて全部正吉のせいにするんです笑

そして正吉も切れて「やっぱりお前は汚ねえヤローだな!」とブチギレるんですね。
本当にこの時の純は、減税日本ばりのクソ(略)


2位 正吉と純との別れ

そんな正吉は、黒板家を離れて母親と暮らすことになりました。

正吉と純は上記の流れでケンカしていたんですが、正吉は純より精神年齢が大分高く立派なので、明らかに純が悪いのに仲直りの挨拶をします。

で、「努を見ていると富良野に来た時のお前を思いだしたぜ」みたいな話をして、昔の純もクソ生意気だったけど、気付いたらお前は立派な相棒になったみたいな認める事を言い、凄くいいシーンでしたね。
正吉は本当にナイスガイでした。


1位 ラーメン屋での純の独白

正吉を送った後に、五郎tと純と蛍でラーメンを食べに行くんです。
正吉も去って良心の呵責に悩んだ純は・・・これまでのウソをすべて五郎に懺悔するんです。

PCの本を盗もうとしたのも、正吉じゃなくて自分がやろうとしたこと、
努くんを全裸にして放置したのも、自分がやろうとしたこと、
そして山火事の件も、自分に責任があるということ・・・泣きながら全て懺悔します。

五郎はそんな純に優しく「そんなこと許すから早く食え」と諭し、蛍も「お兄ちゃん早く食べよう」とメチャクチャいい子なんですが、店員が「早く帰れ」光線を出しまくり・・・

泣いていて全然純がラーメンを食べれていないのに、店員がそれを片付けようとしたタイミングで・・・
ここで北の国からで一番有名な名言を五郎さんが残します。

これです!
K.M.K.T!(Kodomoga Mada Kutteru Tochudeshouga)
これは本当に名シーンですね。


まとめ

そんな感じでとにかく重く、ヘヴィーでありながらも、非常に見ごたえのある作品ですね。
純の少年時代を語るうえで欠かせない名作です。

そしてこの頃、純は小学6年生なんですかね。
次作ではここから3年が経って中学3年生になり、次のシリーズは「初恋」です。
これも本当に泣けるので・・・次回紹介しましょう。

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