前回はスウェーデンを警戒した。今度はブラジル、そして日本自身だ
前回はスウェーデンを警戒した。今度はブラジルだ。でも私が一番気になるのは日本代表自身である。
前回の記事で、私はこんなことを書いた。
「チュニジア戦はもう終わり。本当に警戒すべきはスウェーデンだ。」
チュニジアに4-0。
もちろん素晴らしい試合だった。
でも、その快勝に気持ちが向いてしまうことの方が私は怖かった。
だから、次の相手であるスウェーデンに目を向けた。
しかも、注目されていたイサクやギョケレシュではなく、「エランガが怖い」と書いた。
結果はどうだったか。
日本は苦しい試合になり、エランガはその怖さを証明した。
もちろん、「ほら、当たったでしょ」と言いたいわけではない。
私が伝えたかったのは、チュニジア戦を引きずることの危険性だった。
そして今回も、同じことを書こうと思う。
次の相手はブラジル。
言うまでもなく世界屈指の強豪だ。
ワールドカップ5回優勝。
世界中にスター選手がいる。
誰が見ても強い。
でも、私が一番気になっているのはブラジルではない。
日本代表自身だ。
昔から日本のスポーツを見ていると、不思議なくらい同じような場面に出会う。
格上を倒したあと。
大勝したあと。
「これはいける!」という空気になったあと。
なぜか次の試合で苦戦する。
サッカーだけではない。
野球でも。
ラグビーでも。
バレーボールでも。
もちろん、これを「日本人の特質だ」と断言するつもりはない。
データで証明できる話でもない。
ただ、長年スポーツを見続けてきた一人のファンとして、「またこの流れか」と感じる場面は少なくない。
だから私は、チュニジア戦が終わった瞬間からスウェーデンを警戒した。
そして今は、ブラジル戦を前に同じことを考えている。
ブラジルは強い。
でも、昔のように「絶対に勝てない相手」ではない。
今の日本代表には世界と戦える組織力がある。
守備も粘れる。
攻撃も通用する。
だからこそ、怖いのは相手ではなく、自分たちのリズムを崩すことだ。
しかも、日本も万全ではない。
故障を抱える選手もいる。
決勝トーナメントは連戦だ。
ベストメンバーだけで戦える保証はない。
だからこそ、一人ひとりが役割を果たし、チーム全体で90分を戦い抜く必要がある。
ブラジルには世界トップクラスの個の力がある。
一瞬の判断ミス。
一つのパスミス。
その一回を逃してはくれない。
だから日本は、変に気負う必要もないし、チュニジア戦の快勝に酔う必要もない。
いつもの日本らしく戦えばいい。
私は前回、スウェーデンを警戒しようと書いた。
今回はブラジル戦を前に、もう一度同じことを書いておきたい。
本当に警戒すべき相手は、ブラジルだけではない。
快勝の余韻や、「ここまで来た」という安心感。
もし日本代表がそれを乗り越えられたなら、このチームはさらに上へ行ける。
ブラジル戦は、その強さだけでなく、日本代表の”心の強さ”も試される90分になる。
次はいよいよブラジル戦!
ここまで来たら、もう「ベスト32で満足」という大会ではない。
日本代表が世界の頂点を目指すなら、避けては通れない相手だ。
ブラジル相手にどんな試合を見せてくれるのか、本当に楽しみで仕方がない。
日本代表 vs ブラジル代表(決勝トーナメント1回戦)
📅 日本時間 6月30日(火)午前2時キックオフ予定(アメリカ・ヒューストン開催)
* 前回は当たった。だから今回も言いたい――ブラジルより怖いもの
* チュニジア戦の快勝は忘れよう。ブラジル戦で本当に警戒すべきこと
* ブラジルは強い。でも日本代表が一番気をつけたいのは別にある
* 前回はスウェーデンを警戒した。今度はブラジル、そして日本自身だ
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