公立は試験、私立は主観。学校の管理職はどう決まる?|管理職への道
公立と私立の違いについて、現場で感じてきたことをシリーズでお伝えしています。今回はその第二弾。
テーマは「管理職はどうやって決まるのか」。
学校によって差はありますが、一般的には、理事長(私立)・学校長・副校長・教頭…といった肩書きの方々が管理職として存在し、教務主任(教務部長)が次期管理職候補と見られることも多いのではないでしょうか。
📚お品書き
1.公立は管理職試験
2.私立は管理職の主観で決まる?
🔗関連リンク(『教員ネタ』シリーズ)
1.公立は管理職試験
公立は公務員ですから、論文や面接などの管理職試験があります。
まずはこの試験を突破しなければ話が始まりません。
自治体によっては、学校長の推薦状がないと受験できないなど、条件もさまざま。
試験日に年休を取っている教員がいると
「お、管理職狙いか」
と噂されることもあります。
受験のチャンスは毎年あり、この“関門”が私立との大きな違いです。
ただし、公立=完全に公平、というわけでもなく、地方と都市部では事情が異なるようです。
地方では、試験はあっても試験よりも“人間関係(コネ)”が重視されるケースもあるとか…。
このあたりは、また別の機会に。
2.私立は管理職の主観で決まる?
私立は基本的に転勤がありません。つまり、今の管理職が退かない限り、あなたに順番は回ってこないという構造です。
ポストが空いたとき、人事権を持つ管理職が「この人なら」と判断した教員に声をかけ、問題がなければそのまま管理職に就任する。現場では、そんな流れが一般的です。要するに校内人事の一環。
私立で管理職を目指すなら、まずは管理職に認められ、主任などの役職を任されることが第一歩になるでしょう。
また、外部からヘッドハンティングで管理職として採用されるケースもあります。
なお、理事長は学校のオーナーであり、多くは世襲です。
養子縁組でもすれば可能性はゼロではありませんが、現実的ではないでしょう。
し~がるの独り言💬 管理職より“強い”教員
私立には、運動部の全国大会出場を学校の看板にしているところも多くあります。その中で、強豪部の顧問が学校内で非常に大きな影響力を持つケースも見てきました。
「この学校は自分の部活のおかげで成り立っている」と本気で思い込み、周囲の教員だけでなく管理職に対しても強い態度を取る人もいます。
結果として、管理職がその教員の意向に逆らえず、事実上その人が学校を動かしている…という状況もありました。
教諭のまま“実質的な管理職”になる。
これもまた、私立ならではの現象かもしれません。
🌱まとめ
公立は転勤があり、教育困難校の管理職を経験することもあり得ます。
私立は、同じ学校で出世するには“時間”と“運”が必要と感じます。
みなさんの知るエピソードや体験談があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
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