社労士試験に5年かかった私が、最後の年に変えた勉強法 ~努力しているのに点が伸びない社会人受験生のための30日改善プラン
仕事で帰宅が22時を過ぎる平日。それでも、今年こそ社労士試験に合格したい。そう思って勉強しているのに、過去問を何周しても不安が消えない。模試の判定が悪く、勉強法を変えた方がいいのか迷っている。平日にまとまった時間が取れず、休日に取り返そうとして疲れてしまう。
もし今、そのような状態なら、この記事はかなり近いところから読んでもらえると思います。
私は、社労士試験に合格するまで 5年 かかりました。1年目は独学、2年目はオンライン講座、3年目と4年目は資格学校(大原)。4年目の模試はD判定 でした。仕事で帰宅が22時を過ぎる日もあり、土日出社もありました。平日は机に向かう前から、もう頭が残っていない日も多かったです。
それでも、最後の年に変えたのは、勉強時間を大きく増やすことではありませんでした。変えたのは、勉強の 「頭の使い方」 です。
読む、聞く、マーカーを引く、過去問を回す。これらを否定したいわけではありません。ただ、私の場合はそれだけでは得点に変わっていませんでした。最後の年は、勉強を「やった量」ではなく、
本試験で思い出して、説明して、得点に変えるところまで届いているか
で見直しました。

この記事は、短期合格のキラキラした体験記ではありません。遠回りした社会人受験生が、最後の年に何を減らし、何を残し、平日の30分をどう点に変えようとしたか。その改善記録です。
私がやっていた、点になりにくい勉強
社労士試験に落ち続けていた頃の私は、勉強していなかったわけではありません。限られた時間の中で、それなりに必死にやっていました。ただ、やり方がズレていました。
マーカーを引きすぎて、何が大事かわからなくなる
これは本当にやりました。テキストを読む。大事そうなところにマーカーを引く。不安だから、次のページでも引く。講師が「ここ大事です」と言ったところも引く。過去問で出たところも引く。その結果、テキストがマーカーだらけになります。
最初は「重要なところが見えるようにする」ために引いていたはずなのに、気づけばどこも重要に見えて、逆に何が大事なのかわからなくなる。私のテキストも、まさにそんな状態でした。
でも、本試験ではマーカーを引いたページを見られるわけではありません。必要なのは、「そこに何が書いてあったか」を思い出せることです。
テキストを読み直して安心する
不安になると、テキストを最初から読み直していました。もちろん、テキストに戻ること自体は必要です。でも、ただ読むだけだと、思ったほど記憶に残りません。読んでいるときはわかる。でも、問題になると出てこない。
特に仕事で疲れている平日の夜は、テキストを読んでいるだけで「今日は勉強した」と思ってしまいます。疲れで読みながらウトウトしてしまうこともありました。でも実際には、頭の中から知識を取り出す練習をしていないので、本試験で使える状態になっていませんでした。
過去問を「何周したか」で満足する
過去問も、かなり回しました。でも、当時の私は「何周したか」を気にしすぎていました。3周した、5周した、今年は10周する。そうやって回数を増やすことが、合格に近づいている証拠だと思っていました。
でも、過去問で大事なのは回数ではありません。その問題を通じて、「何を覚えていなかったのか」「どの制度と混同したのか」「どこを読めば正誤判断できたのか」を確認することです。答えを覚えてしまった問題を何度も解いて、正解して安心する。これも、私がやっていた失敗の一つでした。
語呂合わせで理解した気になる
社労士試験には、語呂合わせ系の本や教材もたくさんあります。私も使いました。数字や要件を覚えるとき、語呂合わせは便利です。まったく使うなとは思いません。
ただ、語呂合わせ だけ で覚えた知識は、少し聞き方を変えられると弱いです。制度の意味や、似た制度との違いがわかっていないと、本試験では迷います。語呂合わせは補助です。本体ではありません。私はそこを間違えて、語呂を覚えたことで理解した気になっていました。
不安になるたび教材を増やす
直前期になると、不安になります。「この教材もやった方がいいのでは」「白書対策が足りないのでは」「選択式対策の問題集を追加した方がいいのでは」――私も、何度も教材を増やしました。
でも、忙しい社会人受験生にとって、教材を増やすことはかなり危険です。新しい教材を買った瞬間は安心します。でも、消化できなければ、むしろ不安が増えます。最後の年は、ここも変えました。教材を広げるのではなく、今ある教材から本試験で拾える点を増やす。この考え方に切り替えました。
ここまで読んで一つでも心当たりがあるなら、足りないのは勉強時間ではなく、勉強の「方向」かもしれません。問題は、これらをやめること自体ではなく、勉強の中心を「取り出す練習」に移せていなかったことでした。

「わかった」を「点になる」に変える
合格年に本当に変えたのは、勉強の中心を 「読む・聞く・なぞる」から「思い出す・説明する・点に変える」 へ移したことです。
テキストや解説でわかった気になるのをやめ、いったん閉じて、自分の頭から取り出して説明する。この少し面倒な負荷が、合格年と落ち続けた4年との分岐点でした。過去記事では、この考え方を「過去問の深掘り」として実際の問題で書いたり、Webアプリとして実感しやすいように整理しています。こちらもご参考まで。
ただ、社会人受験生はそこで必ず次の壁にぶつかります。仕事で疲れた平日の夜、具体的に何をすればいいのか。限られた時間で、どの問題を深掘りすればいいのか。テキスト・過去問・模試・選択式を、どの順番で回せばいいのか。
ここから先が、この記事の本題です。「深掘り」を忙しい社会人の毎日にどう落とし込むかを、有料部分にまとめます。
この記事で整理していること
この記事では、私が合格年にやっていた勉強法を、忙しい社会人受験生が使いやすい形に整理しています。読んだ後に目指しているのは、「やる気が出た」で終わることではありません。今夜の勉強で、何をやめて、何を1つやるかが決まること です。
具体的には、次の内容をまとめています。
平日30分・60分・90分の日に、それぞれ何をやるか
過去問を何周したかではなく、どのミスを優先して潰すか
休日を「平日の穴埋め」にしないための使い方
模試後の落ち込みを48時間以内に「次の点」に変える手順
直前期に不安で教材を増やさないための判断基準
今日から30日で勉強のズレを直す実行プラン
「平日30分しかない日に、何をすればいいのか」――ここまで落とし込んで書いています。
購入前に確認してほしいこと
この記事は、仕事が忙しく、平日にまとまった勉強時間が取れない社会人受験生に向けて書いています。特に、努力しているのに点が伸びない、過去問を何周しても不安が消えない、模試の判定が悪く勉強法を見直したい、という方には使える内容だと思います。
一方で、初めて社労士試験を受けるため教材選びから知りたい方、短期合格の最短ルートだけを知りたい方、すでに勉強法が固まっていて模試でも安定して点が取れている方には、あまり合わないかもしれません。
この記事で書くのは、魔法のような方法ではありません。限られた時間の中で、点にならない勉強を減らし、今ある教材から拾える点を増やすための整理です。少しずつですが、同じように悩んでいる社会人受験生の方にも読んでいただいています。

購入者特典として、30日改善チェックリスト(A4 2ページ・PDF)も付けます。印刷して使えるチェックリストで、毎日の勉強の質を1分で確認できます。
980円という価格も、新しい教材をもう1冊増やすためではなく、教材を増やす前に、今の勉強のズレを直すための整理代 として考えてもらえたらと思っています。
ここから先では、私が合格年に実際に使った考え方を、平日30分・60分・90分、休日、模試後、直前期に分けて具体的に整理します。読み終えた後に、今夜の勉強で何をやめ、何を1つやるかが決まる状態を目指しています。
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