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やり残し感(社会人の武装の仕方㊱)

人生のやり残し感って、実は大事なのかもしれんという話。

昔、燃え尽き症候群という言葉が流行った。
大学受験で燃え尽きて、そのあとやる気をなくしてしまう。
若い頃にともかくがむしゃらにやって、壁を乗り越えて、また壁にぶちあたって、ついには超えられない壁の前で燃え尽きてしまって、あまりに長い余生の前で立ちすくむ・・・。

若い頃にバカ売れしたアーティスト、そのあとは鳴かず飛ばず。
若い頃に期待の新人、ルーキーと呼び声高く、そのあとパッとしない選手。
若い頃に神童と言われたが、年を取って可愛げもなくなり、世間にそっぽ向かれる人・・・。
そういえば映画『マグノリア』には、天才クイズ少年が出ていたっけ。

やり切ってしまう、出し切ってしまうということの次に、また次の高い壁がやってくる。
「高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんだ まだ限界だなんて認めちゃいないさ」は、Mr.Childrenの終わりなき旅。
そういう成長も確かにある。

でも、バーンアウトしてしまうのは違う。
食料を食べ切ってしまうまで食べ切るのではなくて、明日に少しずつ残すというのは、蓄えるというのは、人類が生み出した知恵である。
ハラリ氏の『サピエンス全史』にも書いてあった。

明日へ続く。


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