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M-1グランプリの批評(批評について⑬)
M-1グランプリは2001年に創設された。
途中5年ほどの中断があるが、24年の歴史があるのだなあ。
M-1グランプリは、漫才コンビの熱演、それを批評し、採点する審査員とで成り立っている賞レースである。
文学で言えば、作品があり、それを批評する人がいる。文学賞が存在する。
5分足らずのネタを見て、それを採点する。
最後に批評。
短い間に演目を見る事が出来て、審査員それぞれの評価体系、批評の言葉を聞く事ができる。
そのような関係性がお笑いの中にできていくと、それは昔の文壇のようになる。
私は文学的でありたいと思いながら、今年の芥川賞とか直木賞とか、その他賞レース、文壇のプロレスを、まったく知らない。
今後の人生の目標にしたい。
***
「まず批評」という歌詞があったよなあ、と、批評について書きながら、ずっと考えていた。
ミスチルだったよなあ、と思い、Mr. Childrenの『So let's get truth』とか『ラララ』とか『マシンガンをぶっ放せ』などを聴き直した。
けれど、「批評」という歌詞は入っていなかった。
今日やっと、見つけた。
バンプだった。
BUMP OF CHICKENの『レム』。
「与えられた餌の味 解らないけどまず批評」という歌詞だ。
喉に刺さっていた小骨がとれた気分。
餌は与えられるんです。
自分で食料を狩ることはできない。
餌の味が解らないんです。
解らないんだけど、まず批評しなければならない。
誰かから批評を求められているのかもしれないし、自分からともかく批評しなければやってられない、のかもしれない。
いまだに、わかったような、わからないような歌詞だけれど、若くて、幼くて、苦くて、どうしようもない、「あの頃」の自分を思い出す。
noteって、こんな骨太な個人批評とかがごろごろあるからすごい。
