長時間労働者の胸に響き続けるBGM"Sleep Walking Orchestra"(文学を人生のBGMに⑳)
私、文学的でありたい長時間労働者ちゃりほんつりーに、
疲れていても効いた曲たち。
BUMPの「Sleep Walking Orchestra」
アニメ『ダンジョン飯』のオープニングテーマで出会いました。
はじめはBump of chickenらしくないなあ、アニメ用のどうでもいい曲だなあ、などと思っていたのですが、繰り返し聴いているうちに、中毒になりました。
原作は読了済みです。
久井諒子氏の、異世界もの。
異世界ものと言っても、転生ものではない。
まあでも、なんで異世界ものってこんなに流行したんでしょうね。
現実から離れて、ファンタジーの世界に逃避したい、という、長時間労働者が多いのでしょうか。
久井氏は、『竜の学校は山の上』『ひきだしにテラリウム』から知っていました。
異世界の設定から、現実を鋭く照射・風刺する、そんな作家さんです。
これらの短編集もオススメです。
ダンジョン飯は、その名の通り、ダンジョン内での飯の話です。
長時間のダンジョン滞在で飯を調達するには、ダンジョン内で飯を調達しなければならぬだろう。
それはつまり・・・モンスター?!
という、驚き設定からはじまる話です。
物語は、ダンジョンに降りていくということで、当然暗いテイストになります。
でも、そんな中でも、力強く生きていく主人公たちに、長時間労働者は癒されること間違いなし。
どんな料理が現れるのかは、スペシャルムービーがあるのでこちらをどうぞ。
「レッツ炎竜にカツレツ」は普通に美味そう。
「ジャイアントクラーケンについてたジャイアント寄生虫の蒲焼き&白焼き」は、モンスター+寄生虫ということで、めちゃくちゃハードルが高い。
物語が進むに連れて、驚きのダンジョンの全貌が見えはじめ、作品自体も超骨太、大満足です。
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さて、このたびMVも見返してみました。
おじいちゃんとの思い出・・・。
後半、映像も音楽も、盛り上がりを見せます。
音楽も転調して、楽しくなっていきます。
Sleep walkingは、夢遊病のこと。
夢うつつの異世界で、旅をする僕ら。
そこで鳴り響く、オーケストラ。
どうして体は生きたがるの 心に何を求めているの
肺が吸い込んだ 続きの世界 何度でも吐いた 命の証
拒食症?ともとれる歌詞です。
人間生きていれば、どんなに苦しい状況でも、心臓は脈を打つし呼吸は続くしおなかはすく。
心がどう思っても、体は勝手に生きようとしてる。
それを夢遊病になぞらえた曲名なのだと思います。
心と身体のバランスがとれない、バラバラに感じるような、長時間労働で疲弊した時の感じが、曲からにじみ出ています。
時に、心を押し殺して労働にささげちゃったりして、
そんな時、私たちは夢遊病者だったりもするのだけれど、
お腹が空いたり、ねむくなったり、
そういうところにきちんと回帰して、日常を保たないと、身体を壊してしまいますからね。
参考:
BUMP OF CHICKEN Sleep Walking Orchestra 歌詞 - 歌ネット
