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体のラインを拾わない(文学を人生のBGMに⑭)

真夜中の読書会、という、講談社の編集者バタやんさんのVoicy。

「勝手に貸し出しカード」のコーナー、つまり「〜のための読書」「〜という状況に効く読書」というカタチで、お便りに対して、こういう読書はどうでしょう、と本を薦める。

こういうカタチの本の薦め方、「エンタメか純文学か」という切り分け方でもないジャンル分けみたいなことについて、

東 この合目的性はすごいなと。そういう時は小説は読まなくてもいいんじゃないかと思いましたけど(笑)。
平野 それは内面の「動物化」なのかもしれないけど、同時に、環境として処理情報が増え過ぎてることが大きいと思うんですよ。みんな最短経路を求めるようになってる。

新潮 立ち読み:2010年1月号【特別対談】情報革命期の純文学/東 浩紀+平野啓一郎 | 新潮社

と語られていた。
この頃の人々の読書の傾向。
三宅香帆氏も、そういう形で本を紹介する本を出されていた。



オススメの本を何冊か入れて、郵送するサービスもあった。
そういうキュレーションって、すてきだな、と思う。
大読書家さんじゃないと、できない。
本の選書サービスとは?料金目安と人気おすすめ10選まとめ【2024年版】 – 一万円選書|60分の対話から名著を見つけます

バタやんさんは、上記Voicyで「上から目線とか、会話に気を使うんだけど」というお便りに対して、いしわたり淳治さんの新刊『⁠言葉にできない想いは本当にあるのか②⁠』を薦める。

「体のラインを拾わない」って、確かに素敵な言葉だ。
「機会飲酒」も。
「機会読書」についても考えさせられる。

こういう言葉を探すのは、文学的だ。


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