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挫折しない整理(社会人の武装の仕方㉙)

私の整理は、『挫折しない整理の極意』という本を読んで、影響を受けたところがある。

モノは3つに分類される。

道具もの
資料、材料もの
殿堂入りのもの(愛着のあるもの)、こんまりさん的に言えば、ときめくもの。

また、モノの流れを3つに分けた。
直線型、
居つき型、
回遊型。

それぞれのモノの「分類」や「流れ」を意識することで、整理の仕方が変わる。

例えば本について。
辞書とか、参考書とか。
道具として用いるような本がある。
これらの本の流れは、居つき型、あるいは回遊型である。

レポートとか、noteの記事とか、目的があって集めた、情報のような本は、資料、材料である。
流れは、直線で流れていく。

殿堂入りした、愛着のある本達。
これらの本は、見えないところに仕舞うか、見えるところに堂々と飾るか、迷うところである。
流れは、居つき型、あるいは回遊型である。

***

小説文学を3種類に分類してみる。

例えば、書店員さんの現実について知りたいぞ、と思って、『店長がバカすぎて』を読むようなこと。
これは、小説を資料として扱っている例である。

これが、めちゃくちゃ面白いので、また読みたいと、殿堂入りする。
めでたく、本棚に居場所を見つける。

道具として扱われる小説?
私にとっては、太宰治『人間失格』は、道具になっていた。
その文体を真似て、日記を書くための。
あるいは、少年時代、小説を書いてみるために真似したいろいろな小説達。

***

タイトルの「挫折しない」は、というか、死ぬまで続ける整理、みたいなハナシだった。

自己実現の領域で、あなたは悟ります。(…)
◇自分の心と人の心が幸せになればよい、と願うだけ。(…)
あなたが命を終えるとき、モノの命も終わります。あなたが死ねば、生きているときに果たせなかったこと──使っているモノすべてをゴミの方向に流すこと──が、今果たされます。
この本も、ご一緒にお供をいたします。おわり。

『「挫折しない整理」の極意』(p188-189)

そうだ、モノを、本を、どんどん動かしていかなければならない。
自分の知肉としたら、それを手放さなければならない。

今年の紅白歌合戦で、藤井風という人が、ニューヨークから「手を放す、軽くなる、満ちていく」と歌っていた。
なんというか、そういう気分。

Kindleにはないので、図書館ででもどうぞ。


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