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ウジェーヌ・ドラクロワ / メトロポリタン美術館
文学とは何か①
文学的でありたい。
では、「文学」とは何か。
2016年、ロック歌手のボブ・ディランが、ノーベル文学賞を受賞した。
つまり、歌も、ロックも、文学ということでいいのだろうか。
AIが作品を書ける時代だ。
その精度は、年々上がっている。
では、AIが書いた文章は、文学か。
落語は文学だろうか。
落語という話芸は、仕草と、会話と、手ぬぐいと、せんすだけで、いろいろなものを表現する。
話者は正座したままだが、見ている人は、キャラクターたちが歩いたり、走ったりするのを想像することができる。
落語は、言葉によって物語を構築し、聴衆に伝える点で、文学であると言えるかも知れない。
しかし、口承で伝えられる点で、違うものかもしれない。
口承、フォークロア、村上春樹氏の小説に何かあったな。
落語には登場人物がいて、ストーリーがあり、小説に近い面もある。
落語は、大衆向けのエンタメであると考えることもでき、文学のような高尚(笑)な芸術ではない、という向きもあるかもしれない。
また、落語には即興的な面もある。
落語は、その場で状況に合わせて内容を変化させたりする、即興的な面がある。
ここまで扱ってきた「文学」は、「固定されたテキスト」である。落語を小説に取り込み、「固定されたテキスト」化した人もいる。
太宰治がそれだ。
