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詩というもの(文学を人生のBGMに⑬)

先月、詩人の谷川俊太郎氏が亡くなった。

谷川俊太郎氏の『ひとり暮らし』を読んでみた。
ブックオフで350円。
静かで静謐な、詩人の暮らし。
猥雑で世俗的な生活でも、詩人の視座でいると、違う。

だが、死にもせず殺されもせず大病にもかからず、そういう毎日を繰り返せたこと自体、ほとんど奇跡と言っていいほどドラマティックなことではないかと、内心では思っている。
数年前から小学校以来つけたことのない日記というものをつけていて、これはともすれば過去を忘れてしまいがちな私には、大変役に立つ。日々の雑事に紛れてたどれない自分の心の動きを、振り返るよすがになるからだ。だがまた、自分にとって本当に切実なことは、言葉では言えないのだということにも気づく。言葉にしないのではなく、言葉にならない秘密が私を生かしている。

谷川俊太郎『ひとり暮らし』あとがきより

日記、について。その効用。
言葉にならない秘密、について。

詩といえば、最果タヒさんの詩をたのしく読んだ。
あとは、BUMP OF CHICKENやMr.Childrenといった、アーティストたちの詩を思い出す。
あまり熱心な詩の読者ではないが、谷川さんだけは知っている。


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