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washizukami
退屈しないための分断(暇と退屈を埋める文学的⑫)
「退屈」しないために、「分断」、断片化して、めまぐるしく変えれば、人は退屈を覚えずにすむかもしれない。
昔、ケーブルテレビが家にやってきたとき、チャンネルが無限に増えた。
その時、チャンネルザッピングと言われる行動が生まれた。
次から次に、飽きたらチャンネルを変えていけば、延々と退屈せずに過ごすことができる。
ケーブルテレビの時代に生まれた小説があった。
確かその時、高校生か大学生だった若い女性によって書かれた小説。
CNNやABCを見ている世代が生んだ文学!とか言われていたな。
題名が思い出せない。
その圧倒的な客観性、みたいなことを、批評家は言いたかったのだろうか。
ビデオ録画も出てきて、「あとで選択する」ことができるようになっていった時代の話だ。
急速に、「選択肢」が増えていった時代だった。
個人による、無限なる選択の自由、の時代。
