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fukuzou
それが最後の行で次のもう行がないならそこで終わり(終わらない文学的③)
小説家の保坂和志氏によると、結末は以下のような場所である。
とにかく途中でだらけてしまったら読者は先を読まない、というものだから、だらけさえしないで続いたのなら、どこに結末をもってきてもかまわない。最後の行まで読者が来たということがそれだけですごいことで、それが最後の行で次にもう行がないのだからそこが終わり、ということなのだ。
この本はこのあとに、「一生に一度だけ使える結末の裏ワザ」に触れたあと、このように続く。
所詮"効果"は効果でしかない。効果やトリックが好きな人は使っていいが、その人はその分だけ小説のほんとうから遠ざかったと思って欲しい。
