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恩義のやりとり(社会人の武装の仕方㊳)

無理ゲー社会。

恩義のやりとり、みたいなのがある。
入社、退社であいさつができるとか、感謝をあらわすことができるとか。

「昨日のアレ、ありがとうございました。」
何こびへつらってんだ。
何、とりいろうとしてるんだ。
感謝ポイントをためてる?
おてんとうさまの評価を上げてる?
冷めてんなー。
「感謝」を、「心」を、仕組み、構造として見るなよ。
本能的に、心の底から、自然と、感謝できる人がうらやましい。

そうは言っても、そういう仕組みなんだと教えられ、ルールを確認してからじゃないと、無理ゲームになる。

近代文学がこの頃面白い。
太宰治、谷崎潤一郎。
再読してみたら、やっぱり面白かった。
でもそれは、私がまだ昭和平成を生きていたからかもしれない。
今の若者には、昔の日本的なしがらみとか苦悩とか、響かないのではないか?
この文学者は何に悩んでいるのか、となるのではないか?
ただの懐古趣味になっているのではないか。
で、これはこういうことだとロジカルに、機械的に読み解くと、心をなくしてしまっていないか不安になる。
その仕組みの中での感じ方であって、やっぱり、心はあるのか、という話になってくる。


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