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社会とは何か(批評について⑫)

前回、批評について書いていて、社会とは何か、と考えた。

社会は他人、集団、集合体、世間、世俗、世界、共同体、あらためて、なんなのだろう。

社会は経済を回したり、法律を作ったり、補助金を与えてくれたりする。
社会は犯罪者を生み出すゆりかごにもなるし、
その犯罪を抑止するための監視装置ともなるし、
もし犯罪が起こってしまったときは、そのことについて報じるのも社会だし、
裁きを受けさせるのも社会だし。

前回書いたように、表現作品に対して、ああだこうだ言うのも社会だし、書き直せ、修正しろというのも社会だ。

社会はマスメディアによってニュースを知らせてくる。
ニュースに対してみんなで憤る、怒る、そういうことをするのも社会で、
自分一人の力では弱いけど、そういう感情を増幅させてなんかしようっていうふうになるのも社会だし、
そういう風な暴動とか社会が崩れるようなことをしないように、その報道とか集団とかを取り締まるのも、また、社会の役目で、
そのそれぞれの役割を与えられている組織がそれぞれの社会には必ずある。

裁判所や警察やメディアや社会学者や批評家などだ。


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