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🩵リハビリノートQ&A|健康長寿テキスト④|ロコモティブシンドローム

「ロコモって、よく聞くけど何のこと?」

「フレイルやサルコペニアと、どう違うの?」

そんな疑問に、
健康長寿教室テキストに沿って整理します。



■ ひとことで言うと

ロコモ = 運動器の障害により、移動機能が低下している状態です。

正式には、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼ばれます。

ここでいう「運動器」とは、

・骨
・関節
・筋肉
・神経

など、立つ・歩くといった移動に関わる体のしくみのことです。


■ フレイル・サルコペニアとの違い

これまでの記事とつなげてみましょう。

・サルコペニア = 主に筋肉量や筋力の低下
・ロコモ = 運動器の障害による移動機能の低下
・フレイル = 心身の活力が低下し、要介護に至る危険が高い状態

ロコモは、とくに「移動機能」に注目した考え方です。

筋肉だけでなく、
関節の痛みや骨の弱さなども含めて、
歩く・立つといった機能を見ています。


■ 何が問題になるの?

ロコモが進むと、移動に関する動作が難しくなります。

たとえば、

・立ち上がるのがつらい
・長い距離を歩けない
・階段の昇り降りが不安になる

こうした変化が続くと、
活動量が減り、生活の範囲が狭くなりやすくなります。

移動機能の低下は、
将来的な要介護のリスクと関連すると示されています。


■ なぜロコモになるの?

ロコモの背景には、さまざまな要因があります。

・変形性関節症などの関節疾患
・骨粗しょう症
・筋力の低下
・バランス能力の低下
・運動不足

多くの場合、
ひとつではなく複数の要因が重なります。


■ ロコモの気づきサイン

生活の中でのチェックポイントとして、次のような例が挙げられています。

・片脚で靴下がはけない
・家の中でつまずくことがある
・横断歩道を青信号のうちに渡りきれない
・やや重い荷物を持つのがつらい

こうした変化は、移動機能の低下のサインかもしれません。


■ 今日からできること

ロコモ対策の基本は、移動機能を保つことです。

① 下肢の筋力を保つ

・立ち座り動作を意識する

② 歩く機会を保つ

・無理のない範囲で歩く

③ バランス能力を意識する

・安全に配慮しながら片脚立ちを行う

日常生活の中で体を使うことが大切とされています。


■ 相談してもいい?

・痛みが続く
・転びそうになることが増えた
・歩くことに不安がある

こうした場合は、
医療機関や専門職への相談が勧められています。

早めに対応することで、
生活機能の低下を防ぐことにつながります。


■ おわりに

ロコモは、
移動機能の低下を早い段階でとらえる考え方です。

歩く、立つといった動作を保つことは、
自立した生活を続けるうえで重要です。

日常生活の中で体を動かすことを意識し、
気になる変化があれば早めに相談してみてください。


引き続き、
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参考文献

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