🩵リハビリノートQ&A|健康長寿テキスト⑤|「オーラルフレイルって、なに?」にお答えします。
「最近、むせやすくなった」
「食べるのが前より遅くなった」
「硬いものを避けるようになった」
こうした小さな変化は、
オーラルフレイルのサインかもしれません。
(本記事は、健康長寿教室テキスト第2版に沿って整理しています。)
■ ひとことで言うと
オーラルフレイル = 口の機能が低下し始めた状態です。
口の機能には、
・かむ
・飲み込む
・話す
といったはたらきが含まれます。
これらが少しずつ弱くなっていく段階を、
オーラルフレイルと呼びます。
■ なぜ問題になるの?
健康長寿教室テキストでは、
オーラルフレイルはフレイルの入り口となり得る状態
として説明されています。
口の機能が低下すると、
・食べにくくなる
・食事量が減る
といった変化が起こりやすくなります。
食事量の減少は、低栄養や体重減少につながり、
サルコペニアやフレイルの進行に関連すると示されています。
■ こんな変化はありませんか?
テキストで示されている気づきの例には、
次のようなものがあります。
・硬いものが食べにくくなった
・食事に時間がかかるようになった
・むせることが増えた
・口の中が乾きやすい
・滑舌が悪くなった
いくつか当てはまる場合は、
注意が必要です。
■ なぜ口の機能は低下するの?
口の中にも筋肉があります。
・かむ回数が減る
・やわらかい食品に偏る
・会話の機会が減る
こうした生活の変化が続くと、
口の機能が低下しやすくなります。
また、
歯の本数の減少や入れ歯の不適合なども影響します。
■ 今日からできること
テキストで示されている基本的な対応は、次のとおりです。
① よくかんで食べる
・一口の回数を増やす
② 口を動かす
・はっきり話す
・声を出す機会を持つ
③ 口の中を清潔に保つ
・歯みがきを丁寧に行う
・入れ歯の手入れを行う
日常生活の中で口を使うことが大切とされています。
■ 相談の目安
・むせが続く
・食事量が減っている
・体重が減ってきた
こうした場合は、
歯科医師や医療・介護の専門職への相談が勧められています。
早めに対応することが、
フレイル予防につながります。
■ おわりに
オーラルフレイルは、
口の機能の低下を早い段階でとらえる考え方です。
口の機能は、
栄養状態や全身の健康と深く関係しています。
気になる変化があれば、
早めに相談してみてください。
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