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50年訪れたことがなかった都市に月2回行く

4月の後半に宇都宮から福島へプチ旅行をしたのですが

この記事をあげたら関連記事が出るようになって、「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」という名で宇都宮にゴッホがきていたことが判明しました。4月に訪問した時にもすでに展覧会は開催されていたようです。。。

ちょっと悔しくて、縁がなかった、で済ませようとしてもnoteに上がる記事を読むにつれ、行かないと後悔しそうなので5月の土曜の朝に決意してそのまま向かいます。一度行ったことがあると余計にフットワーク軽くなるものですね。

湘南新宿ラインのグリーン車に乗り、2時間ほどで宇都宮に到着。すでに馴染んだ駅からバスに乗って宇都宮美術館に向かいます。

森の中の素敵なロケーション
ホールも広々
noterさんの記事にもありましたが程よい混み具合
「ニューネンの農家」1885年

展示室の壁にゴッホの書簡が記されています。

・・・あまりにも美しい小屋を見つけたので、私にミソサザイの巣を強く思わせるこれらの「人間の巣」を、いくつかの変奏としてどうしても手掛けずにはいられない。すなわち、それらを描かなければならないのだ。

テオ宛、ニューネン、1885年6月9日頃[書簡507]
「跳ね橋」1888年
3年でこれほど色彩が変わる

新しい習作を二点描いた。橋と、大きな道の傍らの風景だ。ここでのモティーフの多くは、性質としてはオランダのものと同じだが、色彩においてはまったく異なっている。
ーーー太陽が照りつけるところは、どこも硫黄のような黄色に染まっている。

テオ宛、アルル、1888年5月14日頃[書簡610]

来年の「大ゴッホ展」に来る「アルルの跳ね橋 (ラングロワ橋)も楽しみです。

この展覧会には対比が多く表現されているような気がしました。その意味でも今回ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵「跳ね橋」を鑑賞することができ良かったなと感じます。

同じ作者、同じ年代の同じモチーフでもこれだけ印象が変わると思った二点がこちら。

ギュスターヴ・カイユボット
「セーヌ河畔のボートと小屋」1891年
明るい色彩のボートと柔らかな光、女性的な感じ
ギュスターヴ・カイユボット「セーヌ河畔」1891年
色味を抑えたソリッドな感じの舟と水面、男性的

今回はほとんどの作品が撮影OKだったので、私はスマホのカメラでパシパシ撮っていましたが、館内では一眼レフを持った親子連れなどもいて、光と色彩を捉える印象派の絵画を写真に収めることができる機会にはちゃんとしたカメラで撮るというのも楽しそうだな、と思いました。そういう技術を今更学ぶのは億劫で、手軽に綺麗な写真を撮れるようになりたい。というのはムシが良すぎですね。。。

他に個人的に印象的だった二点

マクシミリアン・リュス 
「サン=トロペ」1892年

サン=トロペって華やかなリゾートのイメージなのですが、150年前くらいはこのような風景だったそう。雑木林がある丘の上から海辺を見渡す感じ、地元の風景?と思ったくらいある意味衝撃を受けた絵でした。


どこかで見たことがあるような気がする
エドゥアール・マネ
「アスパラガスの束」1880年

こちらの絵の存在感は抜群でした。会場に置いてあった図録には、落札した方に向けて「束から一本抜けてました」と手紙とアスパラガスを一本送ったという逸話が記されていました。めちゃくちゃカッコイイお話だなー。


コレクション展も拝見し、バスの待ち時間まで付近を散歩します。リラックス。

美術館一帯が緑に溢れています
思い思いにみなさん過ごされている

前回は福島に向かうため諦めた「栃木ルルルン」や地元の友人イチオシ「青源」の餃子をお土産に買って帰路に。後ろ髪引かれていたので、やはり来て良かった!
先日クマが出て話題になったアーケードや地元の百貨店「福田屋」は未訪問なので、またゆっくりまち歩きしてみたいなと思います。
地方美術館巡りは訪れたことのない都市に足を向けさせてくれる、とても素敵なきっかけになりそうです。


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