35歳までに結婚したかった私の、半年間の婚活記録|#06 2〜3日、LINEが来なかった
連絡が来ない。
その事実だけで、私の頭の中にはいくつもの答えが浮かんだ。
活動する場所を変えたあと、私は彼とすぐに出会った。
100人以上と会い、何度も繰り返してきた「はじめまして」。
彼との出会いも、始まりだけを見れば、その一つだった。
最低限の条件が合いそうだったので、会ってみることにした。
最初から運命を感じたわけではない。
この人と半年後に結婚を決めることになるなんて、もちろん分からなかった。
実際に会って、話して、少しずつ相手を知っていった。
関係を育てる中で、私が長いあいだコンプレックスにしていた高身長を、彼は魅力として見てくれていることも知った。
誰かに好かれるために、小さく見せなくてもよかった。
欠点だと思っていたものを隠さずにいられることが、私には少し不思議だった。
そんなある日、彼からのLINEが突然途絶えた。
一日。
二日。
三日。
スマホを見るたび、通知がないことを確認した。
嫌われたのかな。
何か変なことを言ったかな。
ほかの人と進んでいるのかな。
頭の中に、いくつもの答えが浮かんだ。
答えのない時間は、実際の二日、三日より長く感じた。
通知が鳴った気がして画面を見る。
違う通知だと分かって、少しがっかりする。
何も起きていない時間に、私の想像だけが先へ進んでいった。
「連絡がない」という一つの事実から、私はいくつもの別れの理由をつくっていた。
私から何かをしなければ、この関係は消えてしまうのではないか。
楽しい話題を送る。相手に合わせる。役に立つ。
そうやって動き続けなければ、好きでいてもらえないような気がしていた。
その日は、スマホをバッグに入れた。
予定していた場所へ出かけ、帰宅してから、もう一度画面を見た。
出かけていても、ときどき意識はバッグの中へ戻った。
今なら連絡が来ているかもしれない。
そう思うたび、確認したい気持ちがわいた。
それでも、その日の予定を途中でやめることはしなかった。
不安を抱えたままでも、自分の時間は進んでいった。
それでも連絡はなかった。
別の日には、自分からLINEを送った。
送る日もあれば、送らずに待つ日もあった。
送ったあとに、すぐ返信が来るとは限らない。
待ったからといって、不安がすぐ消えるわけでもない。
どちらを選んでも少し落ち着かない自分がいた。
ただ以前のように、連絡がないことだけで関係の終わりを決めつけることは、少しずつ減っていった。
不安が消えたわけではない。
それでも、彼との関係は、その数日だけで終わらなかった。
私が何かをし続けなかった時間にも、関係は残っていた。
そのことを、当時の私はまだうまく言葉にできなかった。
前回の記事
次回
何かをし続けなければ、関係が終わる気がするあなたへ
LINEを送る。楽しい話題をつくる。相手に合わせる。
何もしなければ忘れられてしまいそうで、不安になることがありますよね。私もそうでした。
有料記事 『半年で婚活を終えた私が変えた、二つのこと』では、男性心理を学んでLINEの事実と想像を分けた方法と、「Do」だけでなく「Be」の私も受け入れてくれる相手かを見る判断軸を書いています。
頑張る私だけでなく、そのままの私も大切にされる関係を選びたいあなたへ。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
メルル
